目次
1. アップバングとは?

アップバングとは前髪を上げておでこを出すメンズのヘアスタイルのことだ。清潔感があって男らしい印象を与える髪型で、女性からの高感度も高い。最近では芸能人でも取り入れる人が多いことから人気の髪型だ。
アップバングの種類
アップバングにはいくつか種類がある。一般的に広まっているかきあげアップバングのほかに、おでこをあまり見せないハーフアップバング、トップはそのままで前髪だけ上げたスウィングアップバング、トップと前髪全体を上げたモヒカンアップバングなどさまざまなアップバングがあるのだ。
2. アップバングのセットのやり方

ここではアップバングヘアセットのやり方をみていこう。ブロー、スタイリング、スプレーのコツを掴めば誰でもバッチリ決まるスタイルができあがるので、ポイントを抑えながら紹介していく。
ブローのやり方
髪を根元まで濡らして8割程度乾かしたら、頭頂部・前髪・フェイスライン(アップしない部分やサイドの髪)・襟足・後頭部の順に乾かす。このとき前髪は下から上にドライヤーの熱風を当て、頭頂部と後頭部は立たせるように、フェイスラインはボリュームを出さないように乾かそう。アップバングはブローで9割決まるので、コツをつかんでおくのが重要だ。
スタイリングのやり方
ワックスは少量手に取り、根元から後頭部・頭頂部・フェイスライン・前髪の順につけていこう。このとき前髪にワックスをつけすぎないことがポイントだ。分け目は黒目の真ん中で分けることで、バランスのいいアップバングになるので意識しよう。
スプレーのやり方
ヘアスプレーは髪から約20cm離れたところから吹きかけよう。トップは重くならないように部分的に吹きかけるのがおすすめだ。毛先の束感は一度手にスプレーをかけてから髪になじませると上手くつくれる。
3. アップバングのメンズ髪型特集

アップバングとの組み合わせバツグンな、おすすめメンズヘアスタイルを紹介していく。髪型を変えたい人は参考にしていただきたい。
アップバング × ベリーショート
すっきり見せたい人にはベリーショートがおすすめだ。サイドとバックを刈り上げると男らしい硬派な印象に、刈り上げず短めにカットすると落ち着いた柔らかい印象になる。
アップバング × ショート
王道のショートスタイルはビジネスシーンでもプライベートシーンでも嫌いな人はいない、好感度の高い髪型である。ニュアンスパーマをかけるとセットが楽になるのでおすすめだ。
アップバング × ツーブロック
アップバングとの相性バツグンのツーブロックは、初めての人にも取り入れやすい髪型だ。ビジネスシーンでは刈り上げを低くし、サイドは後ろに向かって流すとナチュラルに仕上がる。高い位置まで刈り上げ、トップに軽いパーマをかけると落ち着いたスマートな雰囲気を演出する。
アップバング × パーマ
いまどきオーラを演出するアップバングパーマは、髪の動きを楽しめるヘアスタイルだ。休日はゆるやかな動きのあるパーマでラフに仕上げたり、仕事の日は前髪だけアップにしてナチュラルスタイルにしたりと、シーンに合わせて変えられる楽しみがある。ウェットな質感もパーマとの相性がよい。
アップバング × 七三分け
顔周りがすっきりする七三分けは、さわやかさと清潔感がアップするヘアスタイルだ。仕事の日はサイドに流してきっちりとした雰囲気に、休日は全体をふんわり軽くかきあげてリラックスした雰囲気に仕上げるのもいいだろう。
アップバング × ウルフカット
トップをふんわりさせるウルフカットとアップバングの組み合わせは、クールでかっこいいスタイルになる。トップ部分をすいてもらうことで髪の立ち上がりがよくなるのでおすすめだ。ヘアカラーを明るめのアッシュにすることで、元気でエネルギッシュな印象になる。
アップバング × ミディアム
少し長めの髪もおでこを出すことで、かわいらしくも頼りがいのある男になれるミディアムヘア。襟足を短く、全体はミディアムレイヤーを施すとワイルドな印象にも変われる。アレンジ次第で雰囲気を変えられるのでおすすめだ。
アップバング × マッシュ
かわいいイメージになりがちなマッシュも、アップバングと組み合わせることで男らしい印象に変わる。全体をマッシュベースでトップに束感を出すようにカットすると、直毛でもクセ毛の人でもアレンジが自在になるのでおすすめしたい。
アップバング × ソフトモヒカン
力強いイメージのあるソフトモヒカンだが、最近ではファッションとの相性もよく注目されている。モヒカンを斜めに寝かせたスタイルは落ち着いた印象でビジネスシーンでもおしゃれに決まること間違いなしだ。
結論
アップバングはさわやかなイメージがある髪型だが、カットやセットのやり方次第でがらりと印象が変わる。オンとオフで髪型を変えられる楽しみも生まれるのでおすすめのヘアスタイルだ。ヘアセットはブローが重要になるが、コツさえ掴めば誰でもキレイにセットできる。気になる人はぜひアップバングに挑戦してみてほしい。