目次
- 1. ツーブロックとはどんな髪型?
- 2. ツーブロックの刈り上げ範囲で見え方が変わる
- 3. ツーブロックの刈り上げの長さは何ミリがいい?
- 4. ツーブロック × 刈り上げのメンズ髪型特集
- 5. 刈り上げないツーブロックもある?
1. ツーブロックとはどんな髪型?

はじめに、ツーブロックとはどのような髪型なのか、基本的な特徴から知っていこう。ツーブロックとは、主にトップが長めで、サイドや襟足など、トップ以下を短めにカットした髪型を指す。刈り上げの方法や髪の長短差などによって見え方もさまざまであり、同じツーブロックでも、アレンジによって多彩なバリエーションが楽しめることが特徴だ。
ツーブロックと刈り上げの違い
では、気になるツーブロックと刈り上げの違いだが、まずツーブロックは、中が刈り上がっており、トップの髪との段差があるのが特徴である。次に刈り上げは、裾から始まり、トップへ行くにつれ少しずつ長くなっていることが特徴だ。つまりこれらの違いを分かりやすくいうと、トップの髪がサイドにかぶっているかどうかで、ツーブロックもしくは刈り上げと、呼称が異なると覚えておけばよい。
2. ツーブロックの刈り上げ範囲で見え方が変わる

本項では、ツーブロックのアレンジのひとつ、刈り上げの範囲について解説する。刈り上げる方法が変わるだけで、見え方が大きく変わる。自分の理想とする見え方をイメージして、あらかじめ刈り上げの範囲を伝えるとスムーズだろう。
サイドのみ刈り上げた場合
サイドのみ刈り上げたツーブロックは、ナチュラルな見た目が特徴だ。刈り上げる部分を少なめにすることで、シンプルなツーブロックになり、フォーマルなシーンにもぴったりである。
刈り上げ部分に髪をかぶせる場合
刈り上げ部分に髪をかぶせるツーブロックは、見た目にさわやかな印象を与える。トップが長めでも両サイドがすっきりと刈り上げられているので、清潔感のあるスタイルに仕上がるのだ。
後ろまで刈り上げた場合
大胆に後ろまで刈り上げたツーブロックは、ワイルドな見た目に仕上がる。トップ部分にボリュームを残すことで、両サイドから後頭部までぐるりと刈り上げてもやりすぎ感がなく、オシャレに決まりやすい。黒髪がベースであれば、フォーマルなシーンでもOKだ。
3. ツーブロックの刈り上げの長さは何ミリがいい?

ツーブロックの刈り上げの長さはミリ単位なので、どれくらいの長さがよいのか悩む方が多いだろう。本項では、ツーブロックの刈り上げの長さ別に、その特徴やポイントを詳しく解説していこう。
1mm以下
1mm以下の刈り上げは、バリカンのアタッチメントも外し、刈り上げていく。主にフェードスタイルのツーブロックに仕上げる際の、初めの長さに設定されることが多い。
1~2mm
1~2mmの刈り上げは、ほぼ頭皮が見える長さなので、トップをかぶせるスタイルでも目立ちやすい。しっかり刈り上げたい方をはじめ、カットの周期が長くなりがちの方にもおすすめの長さである。
2~3mm
2~3mmの刈り上げは、肌が少し見えるくらいの刈り上げが好みの方にぴったりだ。ツーブロックの刈り上げは、この範囲が始まりの長さに設定されることも多い。
3~6mm
3~6mmの刈り上げは、自分の好みを合わせやすい。3ミリであれば、刈り上げた際のじょりっとした手触りを感じる程度の、すっきりとした仕上がりになる。また、ある程度の刈り上げ感が出るのは、6ミリあたりとされている。この長さであれば、ツーブロックであることは見た目にもわかるだろう。
6mm以上
6mm以上の刈り上げは、トップの長さにもよるものの、自然になじむ程度の長さなので、見えていてもあまり刈り上げ感は出ない。ボリュームを抑えたツーブロックが好みの方や、目に見えてわかるツーブロックが仕事上厳しい方にもおすすめだ。
4. ツーブロック × 刈り上げのメンズ髪型特集

本項では、ツーブロックと刈り上げの組み合わせを代表する、メンズヘアスタイルを一挙紹介していこう。豊富なバリエーションの中から、自分好みのツーブロックと刈り上げの組み合わせを選んでほしい。
ツーブロック × 刈り上げ × マッシュ
マッシュスタイルのツーブロックは、トレンド感のあるアレンジから、高い人気を誇る。耳上やバックをしっかり刈り上げることで、スタイリッシュに仕上げる。落ち着いた大人らしい雰囲気が特徴である。
ツーブロック × 刈り上げ × ショート
ショートのツーブロックは、季節を問わずツーブロックの定番である。ツーブロックにすることで、普通のショートカットにおしゃれ感と清潔感が加わる。ツーブロックならではのメリハリを付けたいなら、ベリーショートもおすすめだ。
ツーブロック × 刈り上げ × オールバック
フォーマルなシーンの定番であるオールバックを、ツーブロックで仕上げるのも人気のスタイルだ。刈り上げ範囲を広めにとり、前髪をすっきりとオールバックでまとめれば、相手に清潔感を与えられるので、接客業や営業職の方にもぴったりである。
ツーブロック × 刈り上げ × センターパート
真ん中分けの髪形を意味するセンターパートは、ツーブロックとの相性がよい。両サイドを刈り上げた、隠しツーブロックで仕上げるのがおすすめ。トップを長めに残し、ゆるめのパーマで毛束感を引き立てると、こなれ感もアップする。
ツーブロック × 刈り上げ × パーマ
ツーブロックは、さまざまなバリエーションのパーマと組み合わせても楽しめる。ボリュームのあるパーマであればメリハリが付き、ふんわりとウェーブをかけたパーマであれば大人の色気を演出。パーマの種類によって、ツーブロックの見た目の印象が変わることが特徴だ。
5. 刈り上げないツーブロックもある?

ここまでの解説では、ツーブロックは刈り上げが前提という紹介の仕方をしてきたかもしれないが、実際のところ、刈り上げないツーブロックもあることも知っておこう。サイドを刈り上げず、短めにカットしてトップと長短差をつければ、よりさりげないツーブロックの完成だ。この方法であれば、仕事上で髪形に縛りがあったとしても、何の問題もなくオシャレを楽しめるだろう。刈り上げに抵抗があるからツーブロックを敬遠しているという方は、刈り上げないツーブロックを試してみてはいかがだろうか。
結論
ツーブロックと刈り上げの違いをはじめ、刈り上げの方法や長さによって変わるツーブロックの見た目の印象や、ツーブロックと刈り上げを組み合わせたメンズヘアスタイルについてなど、さまざまなポイントを解説した。髪型でイメージチェンジを考えている方は、ぜひツーブロックも候補に入れてみることをおすすめしたい。