目次
- 1. スーツにメンズスニーカーはあり?
- 2. スーツに合うメンズスニーカーの選び方
- 3. スーツ×スニーカーのコーデのポイント
- 4. スーツに合うスニーカーの人気ブランド10選
- 5. 通勤用スニーカーのお手入れ方法
- まず靴紐は外しておき、ブラシなどを使ってスニーカーのほこりを払っておく。
- スニーカークリーナーを吹き、数十秒そのまま置く。汚れが目立つ場合は、スポンジなどでこする。
- 乾いたタオルでスニーカークリーナーを拭き取る。
- 仕上げに防水スプレーを全体的に吹き、自然乾燥させる。
1. スーツにメンズスニーカーはあり?

スーツにスニーカーを合わせること自体ありなのか、基本的な部分から解説する。自由度が高くなったビジネススタイル、通称ビジネスカジュアルについて理解しておこう。
スポーツ庁はスニーカー通勤を推奨
実は通勤時のスニーカー着用は、スポーツ庁が推奨していることはあまり知られていないだろう。クールビズやノーネクタイに続くビジネススタイルの新たな形として、2018年より始まった呼びかけだ。最初はミスマッチとも思われたスーツとスニーカーの組み合わせだが、現在では都会的で洗練された印象があるとして、高い支持を得ている。
職業柄や職場のルールを要確認
いくらスポーツ庁が推奨していることとはいえ、すべての職場でスニーカー着用が認められているわけではないので注意。スーツとスニーカーの組み合わせがOKか、あらかじめ職場に確認しておこう。また、スニーカーの選び方を間違えるとマイナスな印象を与える場合もあるので、そちらも含めて確認しておきたい。
2. スーツに合うメンズスニーカーの選び方

スーツと合わせるスニーカーの選び方を知ることは重要なポイントだ。おすすめの色やデザイン、素材などを確認していこう。
黒や白などのベーシックな色にする
スニーカーといえど、ビジネスで着用するものなので、カジュアルなカラーのスニーカーは避け、黒や白、茶色などのベーシックな色を選ぶことが基本である。ブランドロゴなどの装飾が目立つタイプのスニーカーも、なるべくなら避けたい。
ボリュームやデザインは控えめにする
ハイテクスニーカーのようなボリュームのあるタイプも、スーツとは合わせにくい。いわゆるローテクともいわれる、全体的にシンプルなデザインで、スリムなスニーカーを選ぶようにしたい。
素材はレザーがおすすめ
スーツと合わせるスニーカーの素材は、レザーがおすすめ。革靴だけでなく、レザータイプのスニーカーも多く販売されているので、チェックしてみよう。また、合成皮革であるスエードもスーツと合わせやすい。メッシュやキャンバスはカジュアル感が強いので注意しよう。
履き心地のよさ
ビジネスシーンに限らず、履き心地のよいスニーカーを選ぶことは前提である。ソールが固すぎたり、サイズが微妙に違っていたりするなど、スニーカーを履くことがストレスとならないよう、自分にぴったり合うものを選ぶようにしたい。
3. スーツ×スニーカーのコーデのポイント
.jpg)
スーツとスニーカーのコーデのポイントを押さえておけば、よりスタイリッシュに決まりやすい。ポイント別に、コーデのコツを頭に入れておこう。
スーツとスニーカーの色を合わせる
スーツとスニーカーの色を合わせることで、足を長く見せる効果に期待できる。白以外の同色で合わせると、より効果を感じやすい。体型に自信のない方や、身長が低い方にもおすすめしたいテクニックである。
足首を見せる
足首が見える程度のアンクル丈のパンツに、ローカットスニーカーを合わせてみよう。足首を見せるだけでも着こなし全体が軽く見え、季節感も演出できるのだ。着こなしが重く見える黒ベースのスーツで実践すれば、とくに効果的である。
アウターはロングコートにする
スーツとスニーカーのコーデをワンランク上に見せるために、アウターにはロングコートを選びたい。ロングコートにすることでフォーマルなドレス感がアップ。ビジネスシーンにぴったりの組み合わせとなる。
4. スーツに合うスニーカーの人気ブランド10選

本項では、スーツに合うスニーカーの人気ブランドを一挙紹介していこう。スニーカーの定番ブランドをはじめ、普段はあまり耳にしないブランドなど、その種類は非常に豊富である。自分好みのスニーカー選びのヒントにしてもらいたい。
ニューバランス
アッパーのサイドに付いた「N」のブランドロゴが印象的なニューバランスは、カジュアルスタイルだけでなくスーツとの相性もバツグンだ。スポーティな見た目が特徴だが、あえてスーツと合わせることで、ほかと違う持ち味を出すことができる。
ナイキ
ナイキのロゴはよく目立つが、年齢や性別を問わず幅広く愛用されているスニーカーブランドのため、スーツと合わせてもマイナスの印象を与えない。シンプルなデザインのモデルが多く、価格帯も幅広いので、初めてのスニーカー通勤にもおすすめだ。
アディダス
3本ラインが特徴のアディダスも、スニーカーファンならずとも誰もが知る定番ブランドいえるだろう。ラインカラーがアッパーと同色のモデルを選べば、スーツのコーデも決まりやすい。
オニツカタイガー
国産スポーツシューズとして長い歴史を持ち、現在のアシックスの前身ブランドとしても知られるオニツカタイガーは、ファッションアイテムとしても注目を浴びるブランドである。シンプルなモデルはスーツとの相性もよく、スポーティさも目立たない。
スラックフットウェア
スラックフットウェアは、革靴のフォーマルな見た目と、スニーカーの軽い履き心地を兼ね備えたブランドである。ハイブリッドローファースニーカーとも呼ばれ、カジュアルに着用できる革靴として人気が高い。
エディフィス
エディフィスは、シンプルで上品なデザインが特徴のブランドである。エコレザーを採用したモデルは撥水加工が施されており、急な天気の変化にも対応、外回りが多いビジネスマンにもぴったりだ。
コンバース
カジュアルスニーカーの定番であるコンバースも、レザータイプであればビジネスシーンにもマッチする。オールブラックなど、アッパーからソールまで同色のモデルを選ぼう。
ジャーマントレーナー
ジャーマントレーナーは、なんとドイツ軍で採用されていた、トレーニングシューズのブランドである。ミリタリースニーカーと聞くと重厚な見た目を想像するかもしれないが、こちらのデザインはいたってシンプル。スーツとも難なく合わせやすくなっている。
エーエムビー
エーエムビーのスニーカーは、余計なデザインを省き、とことんシンプルな見た目にこだわった作りが特徴だ。レザーには上品で光沢の少ないタイプを採用しており、ビジネスシーンにもすんなりとなじむ。
カンペール
カンペールは、スペイン・マヨルカ島生まれのブランドである。素材や機能性に細部までこだわった設計で、シンプルながら上質な履き心地が特徴である。
5. 通勤用スニーカーのお手入れ方法

ここまでスーツと合わせるスニーカーに関するさまざまなポイントを解説してきたが、最後にスニーカーのお手入れ方法を紹介しよう。スーツと合わせるスニーカーであれば、革靴と同じくいつでもきれいに保つことを心がけよう。簡単なお手入れ方法は以下の通りだ。
スーツと合わせるスニーカーに限らず、どのようなスニーカーでも使えるお手入れ方法なので、ぜひ実践してみよう。
結論
スーツにスニーカーを合わせて通勤することは、公的に推奨されていることをはじめ、有名ブランドのカジュアルスニーカーでも、スーツに合わせられることなどを知ってもらえただろう。ビジネスシーンでは必ず革靴を着用という常識は、現代では変わりつつある。職場でのルールは守る必要があるが、許可されるのであれば、ビジネススニーカーも試してみてほしい。