プロテインは豆乳で飲んでもいいの？メリットやポイントなどを紹介！

プロテインは、豆乳で飲んでも問題ない。むしろ、コーヒーやココアのような甘いフレーバーと相性がよく、カフェドリンク感覚で楽しめるだろう。水や牛乳に溶かしたプロテインに飽きてきたら、豆乳をレパートリーに加えるのがおすすめだ。プロテインを豆乳に溶かして飲むと、いくつかのメリットとデメリットがあるので、次項から詳しく紹介していこう。

プロテインを豆乳で飲むと、味と栄養の両方に利点がある。ここからは、プロテインを豆乳で飲むメリットを見ていこう。

水や牛乳と比べてとろみがある豆乳は、プロテインの粉っぽさをカモフラージュし、飲みやすさをアップできる。さらに、カゼインのような少しクセのある風味のプロテインを豆乳とブレンドすると、マイルドな口当たりになるだろう。

プロテインを豆乳に混ぜて飲むと、大豆由来の栄養素が摂れる点もメリットだ。豆乳には、大豆イソフラボンやオリゴ糖、鉄といった身体にうれしい栄養が含まれている。そのため、プロテインと豆乳を混ぜると、効率的に栄養を摂取できるだろう。

プロテインを豆乳で飲むといくつかのデメリットもあるので、把握したうえで何をブレンドするのか決めてほしい。ここからは、プロテインを豆乳で飲むデメリットをチェックしていこう。

豆乳には豊富な栄養が含まれているがゆえに、大量に飲みすぎるとエネルギー過多になりやすい。豆乳を摂取しすぎると太ったりお腹を壊したりしてしまう可能性もあるので、飲む量は1日にコップ1杯半程度に留めよう。 1日に何回かプロテインを飲む方は、水や牛乳と上手に組み合わせて摂取してほしい。

お店や商品にもよるが、豆乳は牛乳よりも値段が高い場合が多い。牛乳は頻繁に安売りされているのに対し、比較的豆乳は頻度が少ないだろう。そのため、プロテインを豆乳で飲むデメリットには、ややコストが上がってしまうことが挙げられる。プロテインは毎日飲むものなので、価格面も考慮して選択しよう。

最後に、プロテインを豆乳で摂取する時に気をつけてほしいポイントを紹介していこう。

豆乳には、無調整と調整の2種類がある。無調整豆乳は大豆固形分が8％以上含まれているのに対し、調整豆乳は6％以上含まれているものと定義されている。

また、調整豆乳は調味料を加えて味を整えているので、無調整豆乳よりも飲みやすいフレーバーのものが多い。単品で飲むなら調整豆乳のほうがマイルドな味わいだが、プロテインを混ぜるならシンプルな味わいの無調整豆乳がおすすめだ。また、無調整豆乳のほうが低カロリー・低糖質で、タンパク質が多いのも注目したいポイントである。ダイエット中の方や身体を鍛えている方は、無調整豆乳を選ぶとよい。

豆乳をたくさん飲みすぎると、大豆イソフラボンの過剰摂取になってしまう場合があるので注意しよう。1日の大豆イソフラボンの上限は70～75 mgといわれている（※1）が、豆乳に換算するとコップ1～1杯半程度になる。大豆イソフラボンの過剰摂取は、体重増加やホルモンバランスの乱れを引き起こす可能性があるので、1日に摂取する豆乳はコップ1杯半程度に留めよう。

プロテインを豆乳に混ぜて飲むと、大豆由来の栄養が摂れ、味もよくなる。ただし、飲みすぎるとエネルギー過多になったり、コストが高くなったりするデメリットもあることを忘れないでほしい。また、プロテインを豆乳で飲む時は、1日1杯半程度に留め、過剰摂取に注意しよう。1日に何度もプロテインを飲む場合は、ほかの飲み物と組み合わせてほしい。上手にプロテインと豆乳を摂取して、より健やかな身体を目指していこう。

※1出典：内閣府「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ＆A」