目次
- 1. スーツのズボン「スラックス」とは?
- 2. スーツのズボン「スラックス」の裾丈の種類
- 3. スーツのズボン「スラックス」の着こなし方
- 4. スーツのズボンだけ購入できる?
- 5. スーツのズボンの正しいお手入れ方法
1. スーツのズボン「スラックス」とは?

スラックスとは、元々ロングのズボン全般を表す言葉だが、最近では制服やスーツにあわせるロング丈のズボンを指すことが多い。ここでは、スラックスとほかのズボンの違いを紹介していこう。
スラックスとほかのズボンの違い
スラックスと、チノパンやジーンズのようなほかのズボンには、どのような違いがあるのだろうか。チノパンやジーンズは、ズボンを作っている素材で種類分けされている。一方、スラックスは素材ではなく形状のことを指す言葉だ。また、スラックスは、キレイめデザインのズボン全般を示す時に使うことも多い。
2. スーツのズボン「スラックス」の裾丈の種類

スラックスは、丈の長さによって大きく3種類に分けられる。それぞれの名称や特徴をチェックしていこう。
ワンクッション
ワンクッションは、丈が足の甲に当たり、1回折り目がつく長さを指す。比較的太めのスラックスに適した長さである。
ハーフクッション
ハーフクッションは、丈が足の甲に当たるか当たらないか程度の長さを指す。細見のスラックスと相性がよく、スッキリと着こなしたい方におすすめだ。
ノークッション
ソックスが見える程度の長さは、 ノークッションと呼ばれている。スッキリとさわやかな印象になるが、ややカジュアルさが強いので、フォーマルなシーンにはおすすめできない。
3. スーツのズボン「スラックス」の着こなし方

スラックスは、オンオフ問わず使える便利なアイテムだ。ここからは、スラックスの着こなし方を解説する。
ビジネスカジュアルコーデ
ビジネスカジュアルは、上下揃えたスーツよりも着崩した装いを指す。オフィスにふさわしい清潔感とフォーマルさを保つ必要があるビジネスカジュアルコーデに、スラックスはぴったりなアイテムだ。スラックスにシャツやポロシャツをあわせてジャケットを羽織れば、ほどよく着崩したビジネスカジュアルコーデの完成である。
クールビズコーデ
スラックスは、クールビズコーデでも活用できるアイテムだ。スラックスにワイシャツを着るだけで、簡単にクールビズコーデができあがる。スラックスやワイシャツは、明るい色を選ぶと、暑い季節でもさわやかな雰囲気に仕上がるだろう。
秋冬コーデ
色の濃いスラックスは、オフィスの秋冬コーデにおすすめだ。加えて、ワイシャツの上にベストを着ると、オシャレさと防寒性をアップできるだろう。
4. スーツのズボンだけ購入できる?

多くの場合、スーツはジャケットよりズボンが早く消耗する。そのため、ズボンだけがダメになってしまい、単品で購入したいと思っている男性もいるだろう。しかし、ジャケットとまったく同じ生地のズボンを再び購入するのは、難しい場合が多い。無理やりほかのズボンをあわせると、バランスが悪く見えてしまうだろう。ここからは、ズボンがはけなくなって、残ってしまったジャケットを活用する方法を紹介する。
ジャケットの活用方法
残ったスーツのジャケットは、まったく違う柄や生地のズボンをあわせてジャケパンスタイルを楽しむとよい。ジーンズのようなカジュアルなズボンとあわせたい場合は、ボタンを付け替えると雰囲気を変えられるだろう。
5. スーツのズボンの正しいお手入れ方法

スーツのズボンを長く使うには、正しいお手入れが不可欠だ。スラックスやスーツのズボンをメンテナンスする方法を見ていこう。
スラックスの保管方法
スラックスを保管する時は、裾を挟めるタイプのハンガーがおすすめである。逆さにするようなかけ方をすると、スラックスの重さで自然にシワが伸びるからだ。
スラックスの洗濯方法
ウォッシャブルタイプのズボンは、自宅にある洗濯機で洗える。逆に、洗濯タグに水洗いNGのマークがついている場合は、クリーニング店にお願いしよう。
また、ウォッシャブルタイプのズボンを洗濯する時は、たたんだ状態でネットに入れ、弱い水流で洗うモードで洗濯しよう。乾かす時も、しっかりとシワを伸ばし、形が崩れないように干すとよい。
結論
スラックスやスーツのズボンは、オンオフ問わずコーディネートに使える便利なアイテムだ。着ている方の清潔感を引き出し、さわやかに見せてくれるだろう。スラックスやスーツのズボンを活用して、誰からも好かれるような好感度の高いコーディネートを楽しんでほしい。