目次
1. そもそもワイシャツって何?

ワイシャツとは、襟のついたシャツを指す言葉だ。ワイシャツという名前は、1870年頃に日本に輸入された時に聞いた「White Shirt」という言葉をワイシャツと勘違いしたことが由来とされている。日本にスーツやワイシャツが浸透していくにあたって、白以外のアイテムもワイシャツと呼ぶようになった。
ワイシャツには、さまざまなカラーや柄が使われたものがある。一緒に着るスーツやTPOにあわせたアイテムを選ぶことが重要だ。
2. ワイシャツの基本的な選び方

ひとくちにワイシャツといっても、さまざまな種類が販売されているので、アイテム選びに悩んでしまうこともあるだろう。ここからは、ワイシャツの基本的な選び方を見ていこう。
その1.サイズで選ぶ
ワイシャツは、自分の身体にぴったりあうサイズのものを選ぼう。ワイシャツのサイズを見極めるには、首回りと袖の長さをチェックするとよい。まず、首回りは第一ボタンを留めた時に2本の指が入るサイズがおすすめだ。次に、袖の長さは、腕を下ろした状態でワイシャツの袖がスーツの袖から少しだけ出るサイズがベストである。全体的なフィット感のほかに、この2つのポイントを確認すると、かっこよく着こなせるワイシャツが見つかるだろう。
その2.色味で選ぶ
色味もワイシャツのイメージを左右するポイントだ。ビジネスシーンや格式高い場所では、フォーマルな白いアイテムがおすすめである。カジュアルなシーンでは、色が入ったものを選ぶとオシャレに仕上がるだろう。
その3.デザインで選ぶ
柄や襟の形といったワイシャツのデザインも、欠かさずチェックしたいところだ。派手な柄が入ったものやカジュアルなボタンダウンタイプのワイシャツは、フォーマルなシーンに適さないこともあるので注意しよう。
3. 白シャツのおすすめポイント

ビジネスシーンやフォーマルな場面におすすめなのが、白シャツだ。スーツにあわせるワイシャツ選びに迷ったら、白シャツを選ぶと無難だろう。ここからは、白シャツを着るメリットを紹介していこう。
その1.フォーマルに着こなせる
無地の白シャツは、フォーマルなシーンに適している。そのため、就活や格式高い結婚式などは、白シャツを着るのがマナーである。また、白シャツはスーツのダークカラーとのコントラストがうつくしく、誠実な印象を与えられるだろう。
その2.スーツやネクタイを選ばない
白シャツは、さまざまな色のスーツやネクタイと相性がよい。ブラックスーツだけでなく、グレーやネイビーのスーツともマッチするので、幅広いコーディネートを楽しみたい男性におすすめである。
その3.ワイシャツ選びに困らない
白シャツは幅広いカラーのアイテムになじむので、複数枚の白シャツを用意しておけば、朝の洋服選びに迷わなくて済む。白シャツは、ワイシャツの中でも最もフォーマルでベーシックなカラーなので、どこに着ていっても恥ずかしくないだろう。
4. ワイシャツを長持ちさせるコツ

ワイシャツは、日々のメンテナンスによって寿命が長くなったり短くなったりする。ここからは、ワイシャツを長持ちさせるコツを見ていこう。
その1.5~6枚をローテーションする
ワイシャツは、5~6枚を用意して、ローテーションで着るとよい。複数のワイシャツを着まわせば、1着の着用頻度を減らせるだけでなく、汚れが定着しないうちに洗濯することも可能である。
その2.ハンガーにかけて保管する
ワイシャツを畳んで収納すると変なところにシワが入ってしまうため、ハンガーにかけて保管しよう。また、ハンガー同士のあいだを少し空け、通気性を確保してほしい。布と布が触れあっていると、湿気がたまり、ダニやカビの原因になってしまうからである。
その3.ワイシャツだけを洗う
可能であれば、ワイシャツはほかの洗濯物と分けて洗うと安心だ。難しい場合は、ほかの洗濯物とからまらないように、畳んだ状態で洗濯ネットに入れて洗おう。刺繍が入っているものやデリケートな素材で作られたワイシャツは、目が細かい洗濯ネットを選んでほしい。また、ワイシャツの生地を傷めないように、ドライコースやおしゃれ着コースのような優しく洗えるコースを活用しよう。
結論
スーツにあわせるワイシャツを選ぶ時は、サイズや色、デザインをチェックしよう。また、ワイシャツの色選びに迷ったら、最もフォーマルでベーシックな白シャツを選ぶのもおすすめだ。上手にスーツとワイシャツをコーディネートして、かっこいいビジネスコーディネートを楽しんでほしい。