目次
- 髪全体を濡らしてから、ドライヤーで乾かす。髪のあいだに指を入れ、根元から持ち上げるように動かすとよい。
- 大きめのピンでトップの髪をとめる。
- アイロンを立ててサイドの毛束をはさみ、手首をひねって内巻きにカールさせていく。スパイラルパーマのような、らせん状のカールができるように意識しよう。
- 前髪も同様に、手首をひねってスパイラルパーマふうのカールをつけていく。一度に動きをつけるのは難しいので、ピンで髪をとめながら2~3回に分けて行おう。
- トップも同様に動きをつける。トップの髪が短くらせん状の動きが出せない場合は、立ち上がるようにクセづけしよう。
- 襟足は外ハネにセットする。
- マットなワックスを手に取り、髪全体になじませる。一度ボリュームを出してから、全体のシルエットを整えていこう。
- 細かい毛束を作りたい場合は、コームの尖った部分を髪全体に通すとよい。
- ヘアスプレーで髪型を固定したら完成だ。
1. そもそもスパイラルパーマとは?アイロンで作れる?

スパイラルパーマという名前は知っていても、どんなヘアスタイルか詳しく説明できないという方もいるだろう。アイロンを使ったセット方法を紹介する前に、スパイラルパーマについて詳しく説明していこう。
そもそもスパイラルパーマとは?
スパイラルパーマは、髪をらせん状にカールさせたパーマを指す。バネを伸ばしたような、立体感のあるカールが特徴である。この特徴的なカールをアイロンで表現するのは少々難しいが、慣れれば自宅でも行えるだろう。
スパイラルパーマが似合う人
スパイラルパーマが似合いやすいのは、面長で輪郭がシャープなメンズだ。サイドにボリュームが出やすいスパイラルパーマは、顔の長さをカモフラージュできるだろう。面長のメンズは、アイロンで作るスパイラルパーマをぜひ取り入れてみてほしい。
2. アイロンで作るスパイラルパーマのセット方法

ここからは、アイロンを活用したスパイラルパーマのセット方法を解説していこう。慣れるまでは少々難しい行程なので、自宅で練習を重ねるとよいだろう。
アイロンを活用したスパイラルパーマのセット方法
セット時の注意点
アイロンを使ってスパイラルパーマにする時は、約170~180度に温度を設定しよう。髪が短いメンズは温度が低すぎると動きが出しにくいため、やや高めの温度に設定してほしい。ただし、温度が高すぎると、髪にダメージを与えてしまうだけでなく、髪の水分が飛んでセットのモチも悪くなる。ほどよい温度でスパイラルパーマふうの動きを演出することが重要だ。
3. スパイラルパーマをアイロンで元に戻せる?

スパイラルパーマをかけていても、その日の気分やファッションにあわせてストレートにしたいと思うこともあるだろう。アイロンを使って、スパイラルパーマをまっすぐにすることは可能なのだろうか。
結論からいうと、ある程度ストレートに戻すことは可能だろう。ただし、スパイラルパーマのカールをアイロンで戻すのは、髪への負担が大きい作業だ。ここでは、髪への負担を軽減しながら、ストレートに戻すポイントを紹介していこう。
髪が乾いた状態でアイロンを使う
アイロンは、髪を乾かしてから使用しよう。濡れた状態で高温のアイロンを使うと、髪内部の水分も一緒に蒸発してしまい、大きなダメージを与えてしまうからだ。枝毛やパサつきを発生させないために、髪が乾いた状態でアイロンを使ってほしい。
トリートメントを使う
アイロンの熱から髪を守るトリートメントを塗るのもおすすめだ。とくに、髪にカラーを入れているメンズは、退色を防ぐためにも洗い流さないトリートメントを使おう。
髪にアイロンを当てすぎない
アイロンを髪に何度も当てないことも、重要なポイントだ。アイロンを当てる時は、髪をブロッキングし、1ブロックにつき1回だけ熱を通そう。スパイラルパーマを伸ばそうとして何度もアイロンを通すと、ダメージヘアにつながるので注意してほしい。
結論
アイロンを使えば、スパイラルパーマふうのヘアスタイルの再現は可能だ。少々難しいセットなので、慣れるまで何度も練習をしてほしい。また、アイロンを使う時は、適切な温度やケアに気をつけて、髪にダメージを与えないように注意する必要がある。上手にアイロンを使えば、スパイラルパーマのようなヘアスタイルを自宅で再現できるだろう。