目次
1. ピラティスマシンの効果とは?マットとの違いも知ろう

ここでは、ピラティスマシンのうれしい効果を紹介していこう。
正しいフォームを身につけやすい
マシンにサポートしてもらいながら行うピラティスは、正しいフォームを身につけやすい。そのため、動きをマスターしていない初心者には、ピラティスマシンをおすすめする。ピラティスマシンとマットピラティスで同じ動きをするメニューも多いため、初心者は正しい動きをマスターしてからマットに移行するのも手だろう。
負荷が調節できる
負荷が調節できるのもピラティスマシンの魅力だ。マットピラティスは自重で負荷をかけるものが多いが、ピラティスマシンは機械で負荷をアップできる。また、力が弱い方やリハビリ目的で行う方は、マシンにサポートしてもらって負荷を減らすことも可能である。
2. ピラティスマシンはマットピラティスと使い分けるのがおすすめ

可能であれば、ピラティスマシンとマットピラティスを上手に使い分けることをおすすめする。たとえば、ピラティスの動きをマスターしていない初心者は、スタジオでマシンを使用して正しいフォームを学びつつ、自宅で行う練習はマットを使う方法がベストだろう。ほかにも、普段はマットピラティスを行い、負荷を高めたい時だけピラティスマシンを行うのもおすすめだ。このように、自分の状態にあわせてピラティスマシンとマットピラティスを取り入れていこう。
また、2つのピラティスには、それぞれデメリットが存在するのも忘れないでほしい。2つのデメリットを紹介していこう。
ピラティスマシンのデメリット
ピラティスマシンのデメリットは、マットピラティスと比べて続けにくい点だろう。ピラティスマシンを行うには、マシンが設置されているスタジオに通う必要がある。自宅でも行えるマットピラティスとは違い、移動や準備の手間がかかってしまうのだ。また、そもそも近くにマシンを設置したスタジオが存在しない場合は、チャレンジできないのも残念なポイントだろう。
マットピラティスのデメリット
マットピラティスのデメリットは、筋力や経験が足りないと、正しいフォームを取りにくいことだ。自重で行うマットピラティスは、身体を動かすほうに集中してしまい、筋肉や骨への意識がそれてしまう可能性がある。フォームが崩れると、効果が薄れるだけでなく、ケガのリスクも高まるため注意が必要だ。
3. ピラティスマシンの種類

ひとことでピラティスマシンといっても、さまざまな種類がある。ここからは、ピラティスマシンにはどんな種類があるのかをチェックしていこう。また、初めてマシンを使う時は担当者に教えてもらいながらピラティスを行い、正しいフォームをマスターしてほしい。
リフォーマー
リフォーマーは、ピラティスマシンの代表的な機種だ。ベッドのような形をしたマシンで、寝ながらでも下半身や体幹を効果的に刺激できる。さらに、身体の歪みを減らす全身のコンディショニングも可能で、さまざまな動きが行える点が魅力である。
キャデラック
キャデラックは、ケガをした兵士のリハビリ用に作られたという大型のピラティスマシンだ。ぶら下がって使うバーや、身体を支える部品が取りつけられているので、幅広いポーズを実践できる。リハビリ用というだけあり、自力で起き上がれない方でもエクササイズが可能になっている。
ラダーバレル
その名の通り、はしごがついた樽のような形をしたマシンだ。足を樽の上に乗せてストレッチをしたり、腰をつけて腹筋のような運動をしたりすることも可能だ。はしごと樽の距離は調節可能で、難易度変更も簡単なのも魅力である。
結論
ピラティスには、マシンを利用するものと、マットの上で自重を使って行うものがある。マシンを使ったピラティスがおすすめなのは、正しいフォームを身につけたい初心者や、部分的な負荷をアップしたい方だ。自分のライフスタイルや熟練度にあわせ、マシンとマットを上手に組み合わせて行うとよいだろう。マシンとマットのどちらを行うか悩んだ時に、この記事を参考にしてもらえたら幸いだ。