目次
- 仰向けに寝転がり、右膝を手で抱える。
- 右膝を左に倒していく。骨盤ごと転がすイメージで、しっかりと腰をひねろう。
- 左手は右膝に添え、右手は身体の右側に伸ばす。顔も右に向けよう。
- 5秒程度静止する。
- 元の体勢に戻り、反対側も行う。
- 仰向けに寝転がり、両膝を立てる。
- 両膝を外側に開き、足の裏をあわせる。?
- 限界まで開いたら、5秒程度静止する。
- 元の体勢に戻る。
1. そもそも腰痛の原因は?

寝たままでも行える夜ヨガは、腰痛が気になる方におすすめだ。また、痛みは感じていなくても、身体がだるかったり重かったりする方にも適しているだろう。自分の身体と相談しながら、無理のない範囲で夜ヨガにチャレンジしてほしい。もちろん、強い痛みがある方は、早めに医師へ相談することをおすすめする。
寝たまま行う夜ヨガのやり方を解説する前に、ここでは腰痛になってしまう原因(※1)を紹介していこう。
長時間正しくない姿勢を取る
正しくない姿勢のまま長時間過ごすと、特定の筋肉に負担がかかって腰痛の原因になる。長時間の運転や身体にあっていない机でのディスクワークは、腰痛を引き起こす可能性があるだろう。
運動不足
在宅時間が長くなり、運動不足を感じている方も多いのではないだろうか。この運動不足も腰痛の原因になるので注意が必要だ。運動不足になると、全身の血液循環が悪化して、筋肉が硬直しやすくなる。筋肉が凝り固まると、腰痛を引き起こしてしまうのだ。
ストレス
意外に思うかもしれないが、ストレスも腰痛の原因になるといわれている。身体的原因に思い当たる節がない方は、心的要因を疑ってみてもよいだろう。寝たまま行う夜ヨガは、リラックス効果が期待できるので、ストレスを感じている方におすすめである。
2. 寝たままできる夜ヨガの効果とは?

ここからは、寝たままで行える夜ヨガの効果を見ていこう。
リラックス効果
夜ヨガは、ゆっくりした動きと腹式呼吸で身体をリラックスさせる効果が期待できる。寝たまま夜ヨガをすると、1日中緊張し続けていた身体と心を緩められるだろう。オンとオフの切り替えが上手くいかない方に、寝たままの夜ヨガはおすすめである。
身体のゆがみを整える
知らず知らずのうちに身体がゆがんでしまっている方も多い。ゆがみを放置すると、腰痛や冷えの原因になるといわれている。夜ヨガは、身体のゆがみにアプローチする効果が期待できる。(※2)ゆがみが軽減されると、ゆがみが原因の身不調が改善したり、姿勢がよくなったりという、うれしい結果がもたらされるだろう。
身体を引き締める
夜ヨガに限らず、ヨガは全身の筋肉を使ってポーズをとる。そのため、全身の筋肉を刺激して、引き締まった身体を目指すことが可能だ。劇的なダイエット効果はないが、痩せやすく太りにくい身体に近づいていけるだろう。
柔軟性のアップ
腹式呼吸でたくさんの酸素を取り込みながら身体を動かす夜ヨガは、血流を促す効果も期待できる。血流がアップすると、冷えの改善や便秘の予防にもよいといわれている。
3. 寝たままできる夜ヨガのやり方

ここからは、寝たままできる夜ヨガのポーズを紹介していこう。簡単なメニューを厳選したので、ぜひ今晩、寝る前にチャレンジしてほしい。
寝たままできる夜ヨガ「ワニのポーズ」
寝たままできる夜ヨガ「がっせきのポーズ」
結論
寝たまま行える夜ヨガは、身体をリラックスさせる効果が期待できる。運動不足の方はもちろん、ストレスの多い生活を送っている方や、緊張状態から抜け出せないという方は、ぜひ夜ヨガにチャレンジしてほしい。夜ヨガを試してみたいという方は、この記事で紹介したメニューからスタートするとよいだろう。寝たまま行える夜ヨガで、健やかな生活を目指してほしい。