目次
1. アップバングショートってどんな髪型?

全体の長さを短めに整えて、前髪を上げている髪型がアップバングショートという。もともとアップバングは、おでこや眉毛を見せることで男っぽく精悍な雰囲気を作れる髪型だ。
ショートヘアをベースにすることで、よりさわやかな清潔感をプラスできる。前髪を下ろした髪型は幼く見える場合も多いが、アップバングには大人っぽく誠実な印象がありビジネスシーンでも人気のスタイルだ。今までより男っぽくイメチェンしたい方に、アップバングショートはおすすめの髪型といえる。
2. アップバングショートのヘアスタイル集

アップバングショートは、全体の長さや前髪の立ち上げ方によってさまざまな印象を生み出せる。ここでは、大人のメンズにおすすめのアップバングショートのヘアスタイル集を紹介しよう。
その1.アップバング×ベリーショート
オシャレ度の高いベリーショートだが、アップバングにすることで顔周り全体がすっきりとして、潔い男らしさが漂う髪型に仕上がる。ソフトモヒカンや刈り上げなど硬派なスタイルとも相性はバツグンだ。スポーツマンのようなさわやかさがあるが、髭やメガネで小洒落た雰囲気にするのもアリだ。
その2.アップバング×スマートショート
おでこを見せるアップバングは、知的でスマートな印象を与えたい方に向いている。アップバングをスマートに見せるポイントは、やや長めのショートに整えて、前髪をサイドに流すように立ち上げることだ。7:3くらいで自然に分け目を作り、かき上げヘア風にセットしてみよう。スーツにも馴染むスタイリッシュな雰囲気に仕上がる。
その3.アップバング×ワイルドショート
アップバングショートにワイルドさを取り入れたければ、刈り上げを組み合わせるのがおすすめだ。アップバングの精悍さと刈り上げの男っぽさの相乗効果で、清潔感を残したワイルドショートが完成する。トップはタイトにまとめてもよいが、ワックスなどで動きを出して少し柔らかい雰囲気にしても◎。
3. アップバングショートの頼み方のコツ

美容院で「イメージどおりの髪型にならなかった」という経験のある方は多いだろう。アップバングショートを美容院でカッコよく仕上げてもらうために、頼み方のコツも伝授しよう。
コツ1.事前にヘアスタイルを決めておく
美容院に行く前に、自分のなりたいアップバングショートのイメージをしっかり決めておこう。理想の長さや目指す雰囲気などをできるだけ細かく伝えることで、イメージどおりの髪型に施術してもらいやすくなる。
コツ2.ヘアスタイルの写真を用意しておく
なりたい髪型の写真や画像を用意しておくと、より希望のイメージをはっきり伝えることが可能だ。美容師も細かい部分を目で確認しながらイメージを共有できるため、仕上がりの満足度を上げることにつながる。
コツ3.髪のクセや悩みなども一緒に相談する
前髪にクセがある、薄毛を目立たせたくないなど具体的な悩みを伝えておこう。悩みをカバーする施術を提案してくれたり、自分でアップバングショートをセットする際の注意点などを教えてもらたりするるだろう。
4. アップバングショートのスタイリング法

アップバングショートをばっちり決めるためには、ブローやスタイリング材の付け方がポイントとなる。アップバングショートの上手なスタイリング法も解説しよう。
STEP1.タオルドライ&ブローを行う
シャワーや霧吹きなどで髪を根元まで濡らし、タオルドライで水気を取る。その後ドライヤーで乾かしながら前髪を立ち上げるようにブローしよう。このときしっかり前髪に癖づけしておくのがポイントだ。頭頂部や後頭部はふんわりと、サイドや襟足はタイトに抑えるとバランスがよくなる。
STEP2.スタイリング剤でセットする
セット力のあるワックスなどを用意し、全体的に揉み込んでいく。後頭部からつけはじめ、次にサイドや襟足、最後に前髪の順で馴染ませよう。前髪にワックスをつけすぎると重さでアップバングが下がってしまうので、少量を意識してふわっと立ち上げよう。
STEP3.スプレーを使って仕上げをする
前髪の立ち上がりを固定するために、最後はスプレーで仕上げをする。近距離から吹きかけると白く固まることがあるので、15~20cmほど離してスプレーしよう。このひと手間でアップバングのキープ力が変わってくる。
結論
すっきりと男らしい雰囲気が魅力のアップバングショート。アクティブ、誠実、大人っぽいなどの印象を持たれやすいスタイルなので、イメチェンしたい方は挑戦してみてはいかがだろうか。前髪の上げ方によって、ビジネスからカジュアルシーンまでさまざまなアレンジを楽しむこともできるだろう。