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スーツ

メンズのスーツの上着を解説!基本的な着用方法や保管方法なども!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年4月 2日

スーツの上着と聞くと襟のついたしっかりとしたジャケットなどを思い浮かべる人も多いだろう。実はジャケットとスーツの上着は全くの別物なのである。今回はよく勘違いされるジャケットとスーツの上着の違いや、着用する際のマナー、シーズンが終わったスーツの上着の保管方法などについてまとめた。

  

1. スーツの上着とは?

疑問
スーツの上着は背広とも呼ばれる。頻繁に買い替えることはなく、大体の人が5年から10年のサイクルで使用するものだろう。スーツの上着の特徴と言えば、スーツのズボンと同じ生地で作られていることや、肩パッドが入っていることなどがあげられる。
スーツの上着は実用性を重視した作りをされているので、内ポケットが付いていることなどでもよく知られているだろう。しかし、ジャケットとは別物なので、きちんとしたシーンで着用する際は注意が必要だ。

2. スーツの上着とジャケットの違い

スーツ
一般的にスーツの上着といわれるものとジャケットは、実は全くの別物である。一見同じように見えるが、細部まで見ていくとそれぞれに特徴があるのだ。まずはデザインや着用シーンなどについて詳しく見ていこう。

その1.デザインなど

スーツの上着とジャケットのデザインの決定的な違いは、着丈にある。スーツはお尻が隠れるほどの長い着丈が特徴なのに対し、ジャケットはスーツの上着に比べて短めなデザインのものが多い。
また、実用性を追求して設計されたスーツの上着は内ポケットが付いているのに対し、ジャケットはラフさやカジュアルさを求め設計されているので、基本的に内ポケットはないものが多い。そのほかにもかっちりとした印象を与えるために肩パッドが入っているスーツの上着に対してジャケットは肩パッドが入っていないなどの違いもある。
着心地を追求して設計されたジャケットときちんとしたシーンやビジネスなどの実用的な場面を想定してつくられたスーツの上着は、一見同じデザインに見えても、細部まで着眼すると実は全くの別物なのである。かっちりした印象を与えるスーツはウーステッドと呼ばれる素材から作られていることが主で、艶感のある生地も特徴のひとつとしてあげられる。
一方でジャケットは綿や麻などの肌触りや着心地のよいものが使用されていることが多い。稀にウール素材のジャケットなども存在するので、必ずしもというわけではない。

その2.着用シーン

スーツは公式行事や仕事、冠婚葬祭などのきっちりとした場で着用するのに対し、ジャケットは子どもの参観日や、気楽なパーティーなどのプライベートシーンでの着用が主になる。ジャケットを冠婚葬祭や公式行事などで着ることは失礼にあたるケースもあるので、フォーマルな場面でどちらを着たらよいか迷ったときにはスーツの上着を着用しておくと間違いないだろう。

3. スーツの基本的な着用方法

スーツ
スーツの上着は、ただ羽織ればよいというわけではない。失礼に当たらないように着用するには、いくつか細かい決まりがあるのだ。たとえば、上着を脱いだときの持ち方はジャケットの脇腹部分を折り返し、コンパクトにまとめて腕にかけておくなど、小さな決まりごとが存在することもある。たたみ方ひとつとっても、スーツの上着は気を抜くことができないのだ。今回はよく見かける間違いについて見ていこう。

その1.ボタンの一番下は閉めない

シングルスーツにはフロントボタンが2つか3つ付いている場合がほとんどだ。上着にボタンが複数個付いていると、ついつい両方留めてしまいがちだが、2つボタンの場合は下のボタンは留めず、上のボタンだけを留めるひとつがけが正しい。両方留めないように注意しよう。ボタンが3つ付いている場合は、真ん中のボタンだけを留めるのが正解だ。また、スーツは立ち姿を基本として作られている服なので、座るときはボタンをすべて外すのが正解といわれているので注意が必要になる。

その2.室内ではフラップをしまう

スーツの上着の外ポケットについているフラップ。フラップは外で雨やホコリをよけるためについている物なので、屋外ではだしておくのがマナーだ。一方で室内ではフラップをポケットの中に入れておくのが基本的なマナーになるので、よく屋内外を出入りする人は注意しよう。

4. スーツの基本的な保管方法

スーツ
最後にスーツの保管方法について紹介する。上着をかけるハンガーなどの選び方などについてもまとめたので、参考にしてみてほしい。

その1.スーツはハンガーにかける

スーツの上着やズボンは基本的にハンガーにかけて保管しよう。スーツの上着をかけるハンガーは太さがしっかりとしているものがおすすめだ。肩先の厚み目安が3cmから5cm程度のものがいいとされている。細いハンガーにかけて上着を保管してしまうと、負荷のかかる部分が局所的になってしまうので、上着が型崩れしてしまう原因となるので注意が必要だ。
また、ハンガーが肩幅に比べて短すぎても型崩れの原因に繋がってしまうので、スーツの肩幅にぴったりの横幅をした厚みのあるハンガーが上着を保管するときに最適だ。また、スーツのズボンもパンツハンガーにかけて保管するのがよいだろう。

その2.着用したらブラッシングする

スーツを着用したら都度ブラッシングするのがよいとされている。しかし、毎日スーツを着る人だとお手入れを頻繁にするのがめんどうだと感じる人もいるだろう。そんなときは最低でも2?3日に一度はスーツのブラッシングを行おう。
なぜならスーツの上着には、目に見えないだけで皮脂やほこりが付着しているからだ。これらの汚れがスーツの生地に溜まってしまうことで、虫などを寄せつけてしまい、虫食いの原因に繋がってしまうのだ。
ブラッシングをするときは、下から上へ向かって皮脂やほこりをかきだすようにブラッシングをしよう。そのあとで上から下へ向かって優しくブラッシングすると完璧だ。

その3.シーズン終わりにクリーニングに出す

春夏向けの薄手のスーツと、秋冬用の少し厚手のスーツを使い分けている人もいるだろう。または、夏場はクールビズで上着なしで過ごす人もいることだろう。このように、スーツをしばらく着ないことが確定しているときや、スーツを衣替えするシーズン終わりには上着やズボンをクリーニングにだすとよいだろう。クリーニングにだした後はビニール袋などでおおわれていることが多いので保管する前にビニール袋から取り出し、不織布の袋などに入れ替えるとよいだろう。

結論

スーツの上着はジャケットとは全くの別物で、思っているよりもマナーが多いことが分かった。マナーといっても難しい内容のマナーばかりではないので、今後のビジネスシーンや冠婚葬祭などの場面で応用してほしい。また、スーツの上着やズボンはかけるハンガーにこだわったり、日頃の手入れをしっかりしたりすることで長もちにも繋がる。スーツの上着をもっと長く着るためにも、今日から手入れを始めてほしい。
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  • 更新日:

    2022年4月 2日

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