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スーツ

スーツとセットアップの違いとは?カジュアルに洋服を着こなそう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年4月 9日

スーツを探しに店に入ると、上下セットで売られているスーツのほかに、ジャケット単体やスラックス・パンツが単体で売られているのを見かけたことはないだろうか。一見同じもののように思われるスーツとセットアップ。じつは明確な違いがあることをご存知だろうか。今回はスーツとセットアップの違いについて詳しく見ていく。

  

1. スーツとセットアップの基本

ベーシック
基本的にスーツは上下セット、セットアップは上下バラバラで売られている。どちらも上下同じ色・デザインで売られているため、一見わからないこともあるだろう。まずはスーツとは、セットアップとは何か、詳しく説明していこう。

スーツとは?

スーツとは、上下同じ生地・デザインで仕立て上げられている服のことである。基本的に冠婚葬祭や公式行事などのフォーマルな場やビジネスシーンで着用されることが多い。

セットアップとは?

セットアップとは上下同じ生地・デザインで仕立て上げられた服のことである。一見スーツと似ているが、パーティーなどのカジュアルシーンで着用されることが多い。セットアップスーツと呼ばれることもあるので、スーツと混同しないように注意しよう。

2. スーツとセットアップの違い

スーツ
スーツとセットアップの基本についてわかったところで、次に双方の違いについて見ていこう。

その1.素材

スーツに用いられる素材は、羊毛の中でもほどよい艶感のあるウーステッドの生地が主流だ。一方セットアップは、羊毛以外のポリエステルやリネン、コットンなどの素材で作られていることが多い。

その2.デザイン

スーツはフォーマルな場で着用されることを想定して作られているため、シルエットや実用性を重視したデザインになっていることが一般的である。また、かっちりとした印象を与えるために肩パットが入っていることや、内ポケットがついていること、着丈が長いことも特徴的だ。
セットアップはカジュアルシーンでの着用が主なため、肩パットが入っていなかったり着丈が短めであったりなど、スーツに比べデザインがカジュアルであることも特徴のひとつだ。

その3.販売方式

スーツは基本的にジャケットとスラックスがセットで売られている。一方、セットアップは上下同じデザインや生地で売られていても、別々に購入できる。

3. セットアップの基本的な選び方

選択
セットアップはコーディネートの幅も広いので、合わせ方に悩む人もいるだろう。次にセットアップの選び方について紹介しよう。色味やサイズ感など、選ぶときに迷いがちなポイントをまとめたので、セットアップを購入するときの参考にして見てほしい。

その1.ベーシックな色味にする

スーツのセットアップの色味に迷ったら、どんなシーンでも着用しやすいネイビーやブラックなどの比較的ベーシックな色を選ぶとよいだろう。ベーシックな色味同士であれば合わせても違和感なく、失敗も少なく済む。また、ダークカラーだとビジネス感が強いのが気になる人は、ベージュやカーキといったカジュアルな色を選ぶことをおすすめする。

その2.ゆとりのあるサイズを選ぶ

スーツのセットアップをおしゃれに着こなしたいときは、少し大きめのサイズを選んでもいいだろう。ジャケットは手の甲にかからない程度の袖丈、パンツの裾は9分丈がおすすめだ。パンツはくるぶしが少し見えるくらいの丈感を選ぶことで、よりカジュアル感を出せる。足首がすべて隠れる丈やジャストサイズのスーツを選ぶと、ビジネススーツを連想させることもあるので注意しよう。

4. セットアップの着こなし方法

スーツ
セットアップは若干着崩している方がおしゃれに見えるので、少しゆったりとしたサイズのものを崩して着るのがおすすめだ。上下同じ素材で作られているものを選べば自然と統一感も出るので、おしゃれに自信がない人でもチャレンジしやすいだろう。最後に、セットアップをより着こなすためのポイントを紹介していく。

その1.季節に合わせて生地を選ぶ

スーツと違い、セットアップはさまざまな生地から作られているものが多い。前述したようにリネンやコットンを使ったセットアップは、季節ごとに使い分けるとより一層おしゃれ度もアップするだろう。
シャリっとした質感が特徴のリネンから作られているセットアップであれば、夏場に着ると涼し気に見える。コットンは春や秋など、温度調節が難しい時期に着るといいだろう。春にはさわやかな色合い、秋にはダークな落ち着いた色合いを選ぶとよりおしゃれに着こなせるので、セットアップを着用するときに役立ててほしい。

その2.靴・小物類で印象を変える

靴や小物を取り入れて印象を変えるのも効果的だ。どのような場に着ていくのかを明瞭にしたうえで小物を選ぶほうが、アイテムも絞られるので決めやすいだろう。スーツでは合わせることのできない、帽子などの小物を合わせてカジュアル感を演出するのもおすすめだ。

その3.インナーでおしゃれさを出す

スーツのインナーは基本的にワイシャツだが、セットアップはインナーをTシャツやタートルネックなど季節に合わせて変えることができる。Tシャツは基本的には無地が落ち着いて見えてよいだろう。柄物にチャレンジしたい場合はボーダーなどの無難な柄を選ぶと、やわらかい印象を与えられる。
このときに注意したいのが、なるべく線の細かいボーダーを選ぶことだ。線の太いボーダーは砕けた印象を与えるためカジュアル感が強く、着用シーンを選ぶからだ。また、秋冬にはタートルネックにチャレンジしてみてもいいだろう。暖かいだけでなく、Tシャツよりも上品な見た目に早変わりする。上品さを求めるのであればぴったりとしたシルエットを、カジュアルさを演出したいのであれば、少し大きめのデザインを選ぶとよいだろう。

結論

スーツとセットアップの違いについて紹介した。スーツは基本的に専門店に行かなければ手に入れるのは難しいが、セットアップはユニクロなどの量販店でも取り扱っていることがある。メンズのおしゃれで比較的安いセットアップを探している人は、訪れてみてもよいだろう。これからセットアップを着る予定のある人は、今回紹介した内容を参考にしておしゃれをより一層楽しんでほしい。
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  • 更新日:

    2022年4月 9日

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