アップバングのメンズ髪型特集！やり方やセット方法も徹底解説

アップバングとは、その名の通りバング（前髪）をアップする（上げる）ヘアスタイルのことだ。前髪をアップにしておでこが見えるようにした髪型で、メンズヘアに大人っぽく精悍なイメージを与えてくれる。メンズのアップバングはラフにセットすればカジュアルシーンに、クールにセットすればビジネスシーンに取り入れられる人気の髪型だ。普段は前髪を下ろしている人も、手軽にイメージチェンジできるのでぜひメンズのアップバングに挑戦してみてほしい。

ここではメンズのアップバングの基本のやり方とワックスを使ったセット方法について解説していく。しっかりコツを掴んでおこう。

メンズのアップバングを作るときに重要なのが、ブローだ。シャワーでしっかり髪の毛を濡らしたら、タオルドライとドライヤーで乾かしていく。トップの部分にボリュームを持たせるように風を当て、全体的に立たせていこう。前髪は下から熱を当てて整える。形ができたらドライヤーを離し、手のうえで冷ますようにしよう。こうすることで崩れにくい前髪になる。

前髪ができたらほかの部分を乾かしていく。サイドと襟足は、ボリュームを抑えるようにホールドしながら乾かし、バックは下から風を当ててボリュームを出すようにしよう。トップとバックにボリュームを出し、他はタイトにブローするのがポイントだ。

メンズのアップバングのセット方法について解説しよう。ブローが終わったら少量のワックスを手に取り、根元からまんべんなくつけていく。バック全体にボリュームを持たせたら、トップはふんわりと空気を含ませるように立ち上げていく。

サイドは膨らみを抑え、全体を整えよう。前髪にワックスを付けすぎてしまうと崩れやすくなるため軽くつけるようにしよう。前髪は根元をスプレーで固め、全体にもスプレーを軽くふったらできあがりだ。前髪の分け目は黒目の中心あたりをイメージするとバランスよく決まる。

一口にアップバングといっても、合わせる髪型や長さによって印象はがらりと変わる。それぞれの特徴をまとめたので自分に合うものを見つけてみてほしい。

さわやかな印象のアップバングショート。ニュアンスパーマを当てても雰囲気がよく、スタイリングも決めやすくなる。顔がはっきり見える短髪のアップバングは清潔感があり、人気のメンズヘアスタイルだ。

サイドとバックを刈り上げたツーブロックもアップバングとの相性がいい。ワイルドな男らしさを演出できる。トップからバングにかけて毛束感を出すように毛先をねじってスタイリングしよう。

シャープなシルエットが印象的なソフトモヒカンは、アップバングとの相性がいい。毛先をたっぷり遊ばせて大人のワイルドさを楽しもう。

大人の色気を出したいなら、アップバングにパーマを合わせるのがおすすめだ。ゆるやかなウェーブでラフなニュアンスを演出すれば、リラックス感のあるメンズヘアのできあがりだ。

前下がりのショートヘアにカットしたミディアムストレートには、前髪をセンターパートで分けるのがおすすめ。このとき前髪を上げすぎないようにソフトアップバングにするのがポイントだ。さらっと流れる前髪がクールなアレンジになる。

さわやかなアップバングウルフは、躍動感あふれる王道のモテメンズヘア。毛先に遊び心を持たせたスタイリングが人気のアレンジだ。

清潔感のある七三分けは、前髪を上げるだけで印象が明るく見える。スタイリングも簡単でビジネスマンでも挑戦しやすいヘアスタイルだ。

流行のマッシュは目が隠れる程度の厚めのバングのイメージが強いが、アップバングにするだけでがらりと印象が変わる。ふんわりとした髪型がキリっと引き締まるクールなスタイルだ。

アップバングはさわやかさと清潔感をあわせ持つメンズヘアスタイルだ。ビジネスシーンにも活用でき、簡単なセットで大人の男性の魅力を演出できる。さまざまなヘアスタイルとも相性がいいので、普段前髪を下ろしている人にもぜひ挑戦してみてもらいたい。