目次
- 150~200ml程度の水や牛乳、ジュースなどをふたのできるボトルに注ぐ。
- 1食分のプロテインをボトルに入れる。1食分は、15~30gの商品が多い。
- ボトルのふたを閉め、容器をふって中身をブレンドする。
- ダマがなくなるまで混ぜたら、プロテインの完成。
1. プロテインはどうやって作られる?

プロテインは牛乳や大豆に含まれているタンパク質を抽出したものである。加工方法には、大きくわけてWPC製法・WPI製法・WPH製法の3種類がある。WPC製法は、牛乳に含まれている乳清をろ過したもの、WPI製法はタンパク質をイオン交換して濃度を高めたもの、WPH製法はペプチド状まで分離したものを指す。タンパク質の含有量や値段などが異なるため、自分の求める栄養価やライフスタイルにあうものを選ぶとよい。
2. プロテインの基本的な作り方
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ここからは、プロテインを飲むときの基本的な作り方を順番に紹介していこう。細かい分量は商品によって異なるので、しっかりとパッケージを確認してから作ってほしい。
プロテインの作り方・手順
3. プロテインを上手に溶かすコツ

次に、プロテインを上手に溶かすコツを紹介していこう。「正しい作り方をしているはずなのに、プロテインが上手に溶けない」と悩んでいる方はぜひチェックしてほしい。
コツ1.プロテインシェイカーを使う
液体が入る容器があればプロテインを混ぜることは可能だが、できればプロテイン用のシェイカーを用意するのが望ましい。プロテイン用のシェイカーは、ふたを閉めてシェイクできるので、粉がダマになりにくいだろう。さらに、目盛がついている商品も多いため、分量がわかりやすいのも魅力である。
コツ2.水や牛乳などを先に入れる
シェイカーに液体とプロテインを入れるタイミングも重要だ。プロテインを先に入れる作り方だと、下にパウダーが固まりやすく、ダマになってしまうだろう。プロテインが上手に溶けないときは、水や牛乳などを先にシェイカーへ入れると溶けやすくなるのでおすすめだ。
コツ3.温めるときは人肌程度にする
寒い季節は、プロテインを温めて飲んでも問題ない。しかし、温めすぎには注意が必要である。プロテインを70度以上まで温めると、熱変性が起こり、ダマになってしまうからだ。熱変性が起こっても栄養価に変化はないが、口当たりが悪くなるだろう。さらに、身体への吸収スピードも遅くなるので、プロテインを温めるときは60度程度に留めてほしい。
4. プロテインをアレンジして飲む方法

毎日飲むプロテインは、水や牛乳で溶かすだけだと飽きてしまうだろう。そこでおすすめなのが、プロテインをアレンジする作り方だ。水や牛乳以外の液体にプロテインを溶かすと、味に変化ができて飽きずに続けられるだろう。ここからは、プロテインをアレンジする作り方を解説していこう。
アレンジ1.豆乳プロテイン
チョコ味やココア味のような甘いフレーバーのプロテインは、豆乳に溶かすとデザートドリンクのような感覚で楽しめる。風味がまろやかになるので、プロテインの風味が苦手な方にもおすすめだ。さらに、豆乳に含まれる栄養が摂取できるのもうれしいポイントである。
アレンジ2.コーヒープロテイン
甘すぎる飲み物が苦手な方は、無糖コーヒーにプロテインを溶かす作り方もおすすめである。プロテインには甘い味つけがされている商品が多いので、無糖コーヒーに溶かすとスッキリと楽しめるだろう。コーヒーに混ぜる作り方は、ココア味やカフェオレ味といったフレーバーで試してみるとよい。
アレンジ3.スポーツドリンクプロテイン
激しいトレーニングをした後にプロテインを飲む場合には、スポーツドリンクに混ぜる作り方が適している。水分を素早く身体に届けられるため、汗をかいたときにぴったりだろう。また、甘い味付けのスポーツドリンクは、ノンフレーバーのプロテインの風味をマイルドにしたいときにも向いている。
結論
プロテインは、水や牛乳が入った容器に入れて、シェイクするのが基本的な作り方だ。水や牛乳と混ぜる方法に飽きてきたら、豆乳やコーヒー、スポーツドリンクなどとブレンドしてもよいだろう。また、プロテインが上手に溶けない場合は、シェイカーに入れる順番や温度に気をつけてほしい。プロテインを上手に作って、美味しく栄養を補給しよう。