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甘いものの食べ過ぎで起こる症状は?砂糖依存を抜け出す対処法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年4月24日

「ついつい甘いものを食べ過ぎてしまう」という方も多いだろう。しかし、甘いものを食べ過ぎると、身体によくない影響を及ぼす可能性がある。そこで今回は、甘いものを食べ過ぎるデメリットを紹介していこう。加えて、甘いものの食べ過ぎを防ぐ対処法も解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 甘いものを食べ過ぎたらどんな症状が出る?

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甘いものの食べ過ぎは、さまざまな不調を引き起こす可能性がある。ここでは、甘いものを食べ過ぎるデメリットをチェックしていこう。

体重の増加

甘いものには糖質が多く含まれている。糖質はエネルギー源として身体に必要なものだが、多く摂りすぎると脂肪として蓄えられる。(※1)そのため、いつも甘いものを食べ過ぎていると脂肪がつき過ぎて、体重が増加してしまうだろう。

倦怠感

甘いものをエネルギーとして変換するために必要なのがビタミンBだ。甘いものの食べ過ぎでビタミンBを大量に消費すると、だるいと感じたり頭痛を引き起こしたりする可能性がある。

免疫力の低下

バランスの悪い食事を続けていると、腸内環境が悪化してしまうだろう。善玉菌には身体の免疫機能を高める効果が報告されているため(※2)、腸内環境が乱れると免疫力の低下を引き起こす可能性がある。

老化の促進

空腹時に甘いものを食べると、血糖値が急激に上がる。すると、インスリンが分泌され、血糖値を下げるように働きかける。この血糖値の乱高下が身体の老化を促進するという研究結果がある。

糖尿病

糖尿病にはさまざまな原因があるといわれているが、肥満も関連がある可能性がある。(※3)糖尿病とは、血糖値を下げるためのインスリンの働きが弱まり、高血糖が続く病気だ。糖尿病になると、網膜症や神経障害、動脈硬化といったさまざまな合併症のリスクが高まるといわれている。(※4)

2. 甘いものはどれくらいなら食べていい?

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甘いものの食べ過ぎにはさまざまなデメリットがあるが、糖質をどのくらい摂ると食べ過ぎになるのだろうか。WHO(世界保健機構)は、糖を1日の摂取カロリーの10%以内、可能であれば5%以内に抑えると生活習慣病のリスクを減らせると提案している(※5)。例えば、1日の推奨摂取カロリーが2500kcalの方であれば、糖からの望ましいカロリー摂取は250kcal以内、可能であれば125kcal以内ということになる。覚えやすい目安としては、甘いものは1日に1回、片手にのる量といわれている。
この基準を頭に入れて、甘いものの食べ過ぎにならないように気をつけよう。

3. 甘いものの食べ過ぎを防ぐ対処法

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「甘いものの食べ過ぎがよくないとわかっていても、なかなか止められない」という方もいるだろう。本項ではそんな方に向け、甘いものの食べ過ぎを防ぐ対処法を紹介していこう。

近くに甘いものを置かない

ついつい甘いものを食べ過ぎてしまう方は、家や職場に甘いものを置かないように意識しよう。また、買い食いをする習慣がある場合は、コンビニやスーパーに立ち寄るクセを見直したほうがよいだろう。

ながら食いをしない

ながら食いすると、気がつかないうちに甘いものをたくさん食べてしまいがちだ。そのため、甘いものを食べるときは、食事に集中して、ゆっくり味わうようにしてほしい。

間食は果物や芋を食べる

間食に甘いものを食べたくなったら、果物や芋類を食べるようにしよう。スイーツより栄養が豊富で、満足感も得られるだろう。

ビタミンやミネラルを摂取する

甘いものの食べ過ぎで消費されるビタミンやミネラルは積極的に摂取してほしい。料理に砂糖を使うときも、てんさい糖やはちみつといった茶色の甘味を使うと、ビタミンやミネラルを摂取できるだろう。

結論

甘いものの食べ過ぎには、さまざまなデメリットがある。そのため、ついつい甘いものを食べ過ぎてしまう方は、この記事で紹介した対処法を生活に取り入れてほしい。甘いものを適切に楽しみながら、健やかな身体を目指そう。

(参考文献)

※1〜※4厚生労働省
※5 公益社団法人 神奈川県歯科医師会「甘いものや糖質の摂り過ぎにご用心!」
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  • 更新日:

    2022年4月24日

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