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目の疲れ

目の下やまぶたがピクピクする原因は?痙攣を止める方法も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年4月19日

目の下やまぶたが突然ピクピクしはじめて困った経験がある方は多いはずだ。目の下やまぶたの痙攣は何日も続くことも多く、何かの病気ではないかと不安になることもある。この記事では、気になる目の下やまぶたのピクピクの原因や、痙攣の治し方について詳しく解説しよう。

  

1. 目の下やまぶたがピクピクする原因

目の疲れ
目の下やまぶたがピクピクする主な原因としては、以下のような項目が考えられている。

VDT症候群

VDT症候群とは、パソコンやスマホなどのディスプレイを長時間見続けることで、心身にさまざまな不調をきたす現代病のひとつだ。目の周りのピクピクとした痙攣をはじめ、身体のコリ・痛み、イライラや不安感、食欲減退などが現れることもある。パソコンやスマホを頻繁に使う方なら誰でも発症する可能性がある。

眼瞼ミオキミア

眼瞼ミオキミアは、ストレスや眼精疲労、カフェインの摂りすぎなどをきっかけとして眼輪筋(眼の周りの筋肉)が不規則に収縮する病気だ。目の下やまぶたにピクピクとした痙攣が現れ長時間続くこともあるが、通常は数日~数週間で自然に治まる。

眼瞼痙攣

自分の意志に反して眼輪筋が大きく痙攣し、目が勝手に閉じるのが眼瞼痙攣だ。眼瞼ミオキミアとは異なる疾患で、まばたきが増える、まぶしさに敏感になる、ドライアイなどの症状から発症することが多い。進行すると自力で目が開けられなくなることもある。原因は神経系の異常だと考えられている。

妊娠による血液の消耗

妊娠中は、胎児に血液を供給することで全身の血液が不足しやすく、目の下やまぶたに影響が出ることがある。眼輪筋の疲労や栄養不足のほか、妊娠のストレスや睡眠不足が一因となりピクピク・痙攣につながるケースもある。

2. 目の下がピクピクするときの治し方

目の疲れ
目の下やまぶたのピクピクの多くは、眼精疲労に対処することで改善が期待できる。目の周りの痙攣が続くときに試したい治し方を紹介しよう。

目薬を入れる

目の下やまぶたの痙攣の治し方としてまず手軽なのが、目薬の使用である。疲れ目やドライアイなど症状に合わせたタイプの目薬を選び、目の疲れを感じたらその都度点すことが大切だ。

目の周りをマッサージする

目の下やまぶたのピクピクには、目の周りをマッサージして眼輪筋をほぐすことも効果的だ。目頭やこめかみを軽く押したり目の周りの骨に沿って指を移動させたりと、心地よく感じる程度に刺激してみよう。

ホットタオルで血行促進する

ホットタオルで目の周りを温めて血行を促進すると、ドライアイや疲れ目が緩和して痙攣の改善が期待できる。水で濡らしたタオルをレンジで温めるか、市販のホットアイマスクを使うのもおすすめだ。

ボツリヌス注射をする

目の下やまぶたのピクピクの原因が眼瞼痙攣の場合、筋肉の動きを抑制するボツリヌス注射を行うこともある。痙攣がひどくなる、目が開けにくいといった症状がある場合は、ボツリヌス注射を扱う医療機関に相談してみてもよいだろう。

3. 目の下のピクピクを予防するコツ

リラックス
目の下やまぶたのピクピクは、日常生活のちょっとした心がけで予防できることもある。日頃から意識しておきたい目の下のピクピクの予防法も紹介しよう。

パソコンやスマホの画面を見続けない

パソコンやスマホの長時間使用は、眼精疲労から目の周りが痙攣するVDT症候群の発症につながる。予防するには、少なくとも1時間に1回はディスプレイ画面から目を離し、目を休めることが大切だ。

睡眠時間を確保する

寝ている間は外界の光が遮断されることで目を十分休ませることが可能になるという。毎日できれば6~7時間の睡眠時間を確保し、目や身体をしっかりと休息させよう。

カフェインを摂取しすぎない

カフェインの摂取によって神経が高まり、目の下やまぶたのピクピクが強まることもある。コーヒーやエナジードリンクを大量に飲む方は、カフェインレス飲料を取り入れるなど工夫してみよう。

ストレスを溜め込まない

ストレスも目の周りのピクピクを引き起こす原因だ。仕事や家事は小まめに休憩しながら行う、夜はゆっくり目や身体を休めるなど、ストレスを溜めこまない生活を心がけることも予防法のひとつである。

栄養バランスを考えた食事をする

目の筋肉疲労を改善するビタミンB群や、目の粘膜を保護するビタミンA、目の周りの血行を促進するビタミンEなどを積極的に摂るのもよい。3食の栄養バランスを考えながら、目の健康に役立つ栄養素を取り入れてみよう。サプリメントを活用するのもおすすめである。

結論

一度はじまるとなかなか治らない目の下やまぶたのピクピク。自然に治癒することがほとんどだが、頻繁に起こる方は、紹介した治し方を参考に眼精疲労やストレスを取り除くことを心がけてみよう。痙攣の範囲が広がったり、長期にわたって続いたりする場合はほかの病気が隠れていることもあるので、医療機関の受診を考えてほしい。
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  • 更新日:

    2022年4月19日

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