目次
1. 1週間ダイエットとは?

1週間ダイエットとは、1週間という短期間で行うダイエットのことだ。数日後にイベントや人と会う予定があるときなどにおすすめである。しかし、1週間ダイエットで減量できる体重はそう多くはない。無理な1週間ダイエットは、痩せるどころか逆に体重増加を招いてしまったり、健康を損ねてしまったりする可能性がある。食事と運動のコツを掴むことが大切だ。
2. ダイエットとカロリーの関係性

1週間ダイエットを始めるにあたって、まずはダイエットを成功させるために摂取カロリーをどれくらい減らしたらよいのかを知っておこう。ここでは、1週間ダイエットを成功させるために覚えておいてほしい、ダイエットとカロリーの関係を紹介していく。
脂肪1kg落とすには7,200kcal減らす
脂肪1gは9kcalのため、9,000kcalを減らしたら脂肪1kgを落とせると思うだろう。しかし人間の脂肪は「脂肪細胞」として蓄えられているので、体内の脂肪すべてが純粋な脂肪ではない。体内の脂肪のうち20%は水分や細胞膜が占めており、残りの80%が脂肪である。そのため、「9kcal×1,000g×80%」の式から、脂肪1kgを落とすのに7,200kcalを減らせばよいという計算になる。
1週間で1kg痩せるなら1日1,000kcal減らす
脂肪1kgを落とすのに7,200kcal減らす必要があることから、1週間ダイエットで1kg痩せるなら1日あたり約1,000kcal減らさなければならない。
3. 1週間ダイエットを行うポイント

1週間ダイエットを行う際に意識したいポイントを紹介していこう。
その1.計画的に行うようにする
1週間ダイエットは計画的に行うことが大切だ。たとえば1週間の後半の3日間で集中的に落とすとなると、1週間ではなく3日間で体重を落としているのと同じになる。短期で無理をせず、7日間で均等に体重を落としていこう。
その2.健康的に痩せるようにする
1週間ダイエットを行う際は、ただ痩せるのではなく健康的に痩せないと、体調不良やストレスといった多くの問題を引き起こす可能性がある。痩せている人で約1kg、太っている人で約3kgの減量にとどめておくことが大切だ。
4. 1週間ダイエットの食事のポイント

1週間ダイエットの食事のポイントを説明していこう。
その1.高カロリーの食事を避ける
一般的な成人男性は1日に約2,600kcalを消費するといわれているので、消費カロリーよりもカロリーを摂取しなければ当然痩せていくだろう。そのため、ごはんやパン、うどんなどのカロリーの素になる炭水化物を食べすぎないようにするのがポイントだ。
その2.肉類や野菜類などは食べる
肉類は基礎代謝を維持するための筋肉を作るタンパク質が含まれているので、1週間ダイエット中でも食べるようにしよう。(※1)野菜類は基本的にカロリーが低く、ミネラルやビタミンが摂れるため、1週間ダイエット中におすすめだ。(※2)
その3.食事はよく噛んで食べる
人が満腹だと感じるのは、脳内で満腹中枢が刺激されるからだ。食事が始まってから20?30分かかるといわれているため、よく噛まずに早食いすると、満腹中枢が刺激される前に食事が進むので食べ過ぎてしまうのだ。1週間ダイエット中は、よく噛んで食べることが大切である。
5. 1週間ダイエットの運動のポイント

1週間ダイエットの運動ポイントを説明していこう。
その1.有酸素運動に取り組む
食事の見直しだけで1週間ダイエットに取り組もうとするとストレスがかかる恐れがあるので、脂肪が燃焼しやすい有酸素運動を組み合わせるとよいだろう。早足のウォーキングやジョギング、自転車、水泳、縄跳びなどが有酸素運動にあたる。
その2.無理のない範囲で行う
1週間ダイエットを成功させるには、食事を見直して摂取カロリーを減らし、運動で消費カロリーを増やすことが大切だ。1週間ダイエットのような短期間のダイエットは、無理をして過度な運動を取り入れてしまいがちだ。しかし、リバウンドをしたり健康を害したりしてしまう恐れがあるので、無理のない範囲で行おう。
結論
1週間ダイエットだからといって無理をして取り組んでしまうかもしれないが、体調を崩したりリバウンドしたりしたら本末転倒だ。無理のない範囲で食事を見直して運動をすることで、健康的に痩せることができるだろう。すぐにでも痩せたい人は挑戦してみてほしい。