目次
- 1. コーヒーダイエットは効果あり?効果なし?
- 2. コーヒーダイエットは「飲み方」「タイミング」がポイント
- 3. コーヒーダイエットをするなら摂取量にもご注意を
- 4. 正しい知識でコーヒーダイエットに取り組もう
1. コーヒーダイエットは効果あり?効果なし?

コーヒーダイエットについて調べると、「痩せる」意見と「効果なし」意見の両方が見つかる。ここでは、コーヒーにダイエット効果があるのか否かについて紹介していこう。
カフェインには脂肪燃焼効果があるとされている
コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪燃焼効果があるという報告がある。(※1)そのため、コーヒーダイエットが人気を集めているようだ。ただし、コーヒーのダイエット効果には、まだ研究途中のものが多い。
飲み方などによっては痩せる可能性がある
コーヒーダイエットをしたい場合は、飲み方に気をつけてほしい。次項から、おすすめの飲み方について詳しく解説していこう。
2. コーヒーダイエットは「飲み方」「タイミング」がポイント

ここからは、効果的なコーヒーの飲み方やタイミングについて紹介する。コーヒーダイエットを始める前にぜひ知っておきたいポイントだ。
食後30分以内に飲む
食後のコーヒーが習慣になっている方も少なくない。温かい飲み物を飲むと満足感が得られるため、食後にホットコーヒーを飲むと食べ過ぎを防げるだろう。
基本はブラックで飲む
コーヒーダイエットをしている方には、コーヒーにミルクや砂糖を入れるのはおすすめできない。また、ミルクや砂糖が入っている缶コーヒーやペットボトルのなかには、高カロリーの商品もあるので注意が必要だ。
アイスよりもホットで飲む
アイスコーヒーは、身体を冷やす可能性があるため、温かいホットコーヒーがおすすめである。
インスタントよりもドリップで飲む
インスタントコーヒーには、添加物が含まれている可能性もある。そのため、ドリップタイプのほうがおすすめだ。ドリップが難しい場合には、添加物が少ないインスタントコーヒーを選ぼう。
ダイエット目的なら運動の前に飲む
コーヒーに含まれているカフェインには、運動の脂肪燃焼の効果が上がるという報告結果がある。(※2)痩せる効果が期待できるウォーキングやジョギングとコーヒーダイエットを組み合わせて、スリムな身体を目指そう。
3. コーヒーダイエットをするなら摂取量にもご注意を

コーヒーダイエットを実践する場合であっても、コーヒーを大量に飲みすぎるのはおすすめできない。なぜなら、カフェインを摂りすぎると、身体に悪影響があるといわれているからである。本項ではコーヒーダイエットをする際に気をつけたい、カフェインの過剰摂取の影響を見ていこう。
コーヒーの過剰摂取には気をつけよう
100 mLのコーヒーには、0.06 g程度のカフェインが含まれている。カフェインを摂りすぎると、めまいや不安、震え、下痢といった体調不調を引き起こす可能性があるので注意してほしい。(※3)また、カフェインの身体への影響は、個人差が多いことも覚えておこう。いずれにせよ、コーヒーダイエット中であっても、コーヒーは飲みすぎないように心がけよう。
4. 正しい知識でコーヒーダイエットに取り組もう

コーヒーには、ダイエットをサポートする効果が期待されている。しかし、コーヒーの飲み方が間違っていたり過剰摂取したりすると、ダイエットどころか身体によくない影響を与える可能性があることも覚えておこう。そのため、正しい知識を身につけたうえで、コーヒーダイエットに取り組んでほしい。
結論
コーヒーダイエットは、痩せたいと考えている方のあいだで注目を集めている方法だ。しかし、生活習慣を変えず、コーヒーを飲むだけで劇的に痩せることは難しいだろう。そのため、ダイエットをしたい方は、運動や食事管理を並行してほしい。生活を改善して、より健康的な身体を目指そう。
(参考文献)
※1 公益財団法人 長寿科学振興財団 健康長寿ネット 「コーヒーの健康効果とは」
※2 国立健康・栄養研究所「運動の30分前に濃いコーヒーを飲むと脂肪燃焼が増加?」
※3 厚生労働省「Q.1 清涼飲料水など食品に含まれるカフェインを過剰に摂取することは健康に問題があるのでしょうか。」