目次
- 1. ネクタイはクリーニングに出すべき?
- 2. ネクタイをクリーニングに出す頻度
- 3. ネクタイのクリーニング代の相場は?
- 4. クリーニング後のネクタイを長持ちさせるコツ
- 5. クリーニング後のネクタイの保管方法
- ホワイト急便:350~440円
- 大手クリーニング店など:一般的には450円程度
1. ネクタイはクリーニングに出すべき?

ネクタイはカラーや柄があり目立ちにくいが、実はさまざまな汚れが付着しているのだ。まずは、ネクタイに付着する汚れの原因やネクタイをクリーニングに出すメリットについて解説していこう。
ネクタイの汚れの原因
身体の中心部分に身につけるネクタイは、飲食の際に付着する汚れやほこり、汗などさまざまな汚れが付着しやすいアイテムだ。目立たない小さな汚れは見逃しがちなため、定期的な手入れを怠るとシミやカビの原因になるので注意が必要である。
ネクタイをクリーニングに出すべき理由
ネクタイは、洗濯不可の洗濯表示がなければ自分でも洗濯できるが、基本的には手洗いで行う必要がある。洗い方を失敗するとシワや型崩れ、毛羽立ちの原因になり、使い物にならなくなるのでクリーニングに出すほうが安心だ。クリーニングは最適な方法でネクタイをキレイに仕上げるため、長く愛用したいならクリーニングの定期的な利用をおすすめしたい。
2. ネクタイをクリーニングに出す頻度

ネクタイの素材は繊細なものが多く、頻繁にクリーニングに出すとネクタイの生地を傷めてしまうので、クリーニングに出す頻度は3ヶ月に1回程度が望ましい。ネクタイに目立つ汚れが付着した場合は、使用回数に関わらず早めにクリーニングに出すのがキレイを保つコツである。
3. ネクタイのクリーニング代の相場は?

ネクタイのクリーニング代は、400~600円くらいが相場といえるだろう。以下のような料金設定の場合もあり、業者により値段はさまざまだ。
素材で料金が変わる
ネクタイには、耐久性があるポリエステルを使用したネクタイや、シルクなどの高級素材を使用したネクタイなどがある。シルクは非常に繊細な素材であり、クリーニング作業を丁寧に行う必要があるため追加料金が発生する場合が多く、相場料金より高くなりがちだ。
4. クリーニング後のネクタイを長持ちさせるコツ

では、クリーニング後のネクタイをキレイに長持ちさせるには、どんなコツがあるのか紹介していこう。
連続で同じネクタイを着用しない
クリーニングでキレイになったネクタイを長持ちさせるポイントは、複数本のネクタイを使い回しながら使用することだ。同じネクタイの連続使用を避け、少なくても1~3日くらい休ませると、シワなどのクセがつきにくいのである。
スチームアイロンを当てる
ネクタイのにおいやシワが気になってきたときは、スチームアイロンを使用するとシワを伸ばすだけでなく汗のにおい成分も分解できるため、クリーニング後の状態に近付けることが可能だ。高温のスチームを、直接ネクタイに当てると生地を傷めてしまうので、当て布をしたり、アイロンを少し浮かせながらかけるのがコツである。
5. クリーニング後のネクタイの保管方法

クリーニングでキレイになったネクタイを維持するには、正しい保管をすることが大切だ。ここでは、クリーニング後のネクタイがシワになりにくい保管方法について解説していこう。
平置きする
平置きは、軽く2つ折りにしたネクタイを平置きするだけの簡単な保管方法で、クリーニング後のキレイさを維持しやすくシワがつきにくい点がメリットだ。平置きはネクタイの柄が見やすく選ぶときに便利だが、長期間平置きで保管し続けると、折りシワができる場合もあるため注意が必要である。
丸めてコンパクトにする
ネクタイの本数が多い方には、丸めて保管するとコンパクトに収納できるためおすすめだ。2つに折ったネクタイをゆるめに巻くのがポイントであり、仕切りのケースに収納すれば見た目も美しく、形を崩さずに保管できるのである。
吊るしておく
ネクタイの本数が多く限られたスペースで収納するには、吊るして保管するのが有効だ。ネクタイ専用のハンガーにかけるだけの簡単な保管方法で、結び目のシワを伸ばすことも可能である。ニットタイやシルクなど生地の種類によっては、生地が伸びてしまう場合があるため避けたほうがいいだろう。
結論
お気に入りのネクタイを長くキレイに使うには、クリーニングを利用して正しく保管することがポイントだ。クリーニングは利用すると料金が発生するが、手洗いで時間と手間をかけるより、早くキレイに仕上がるので効率的である。