- 両脚を肩幅より広く、つま先を外側に45度向けて立つ。
- 直立したまま、腕の前で手を合わせる。
- 腰をゆっくり下げていく。
- 太ももが膝と平行になるように下げる。
- 下げたらスタートポジションに戻る。
- 仰向けになって膝を伸ばし、天井に向かって脚を上げる。
- 両脚を左右均等に広げる。
- ギリギリまで広げたら、スタートポジションに戻る。
- 脚を閉じて立つ。
- 片脚を大きく真横に伸ばし、膝を90度に曲げていく。このとき、つま先が膝と同じ方向になるようにする。
- 蹴るように力を入れて姿勢を戻し、反対も同様に行う。
1. 内もも・内転筋群とは?
内ももとは太ももの内側のことを指し、内転筋群とは、内ももにある筋肉群のことである。具体的には、恥骨筋・大内転筋・長内転筋・短内転筋・薄筋の5つの筋肉が集まっている筋肉だ。内もも痩せしたいときは、この内転筋群を鍛えると効果的である。
内転筋群は、鍛えることでたるみを引き締め内もも痩せするほか、骨盤の安定やO脚の改善、運動パフォーマンスの向上などに効果的だ。デニムをかっこよく着こなしたい人は、内転筋群を鍛えて内もも痩せをすると、スマートなシルエットをつくれるだろう。
2. 内ももが太い主な理由
内ももが太くなる原因には、筋肉や脂肪の付きすぎがあげられる。ここでは、それぞれの太くなってしまう理由と内もも痩せをする簡単なポイントについて解説していこう。
その1.筋肉の付きすぎ
筋肉の付きすぎが理由で内ももが太くなることがある。太ももの前側には「大腿四頭筋」という人体の中でも大きい筋肉があり、この筋肉が発達していると内ももが太く見えやすくなるのだ。
また、筋肉は必要な場所につくことで力を発揮するが、内もものような大きい筋肉の付きかたのバランスが悪いと太くなってしまう。内もも痩せを目指すには、正しい姿勢・歩き方に気をつけよう。
その2.脂肪の付きすぎ
筋肉量の減少や運動不足、カロリーオーバーにより身体に脂肪が付きやすくなり、内ももが太くなることがある。脂肪太りはマッサージでは細くならないため、運動やバランスのよい食事など、痩せるためのアプローチが必要だ。そのうえで内ももの気になる部分を筋トレやストレッチで引き締めていくと、内もも痩せに近づける。
3. 内もも痩せに役立つ筋トレ3選
内もも痩せに効果的な筋トレをみていこう。
その1.ワイドスクワット
ワイドスクワットは身体の可動域を広げて下半身全体を鍛えるため、内もも痩せに効果的な筋トレのひとつだ。
その2.レッグオープン
レッグオープンは寝ながら内もも痩せが期待でき、隙間時間にも挑戦しやすい筋トレである。
その3.サイドランジ
サイドランジは繰り返し行うことで下半身の筋肥大が期待できる筋トレで、内もも痩せにも効果的だ。
4. 内もも痩せするためのポイント
内もも痩せするためには、筋トレ以外にも方法がある。ここでは内もも痩せのポイントを解説していく。
その1.食事内容にも気を付ける
内もも痩せするためには、普段からカロリーの高い食事内容にならないように気を付けよう。ドレッシングやマヨネーズといった調味料には油分が多く含まれ、脂肪がつく原因になる。
また、レトルト食品やハム、ウインナーといった加工食品にも塩分が多く含まれるため、なるべく避けたほうがよいだろう。
その2.有酸素運動にも取り組む
内もも痩せのために、脂肪燃焼効果のある有酸素運動にも取り組もう。ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は脂肪をエネルギーとして消費するので、短期間で痩せたい人におすすめだ。具体的には有酸素運動を20分以上続けることが大切だ。有酸素運動を日常生活の中に取り入れ、毎日継続させよう。
結論
内もも痩せには、内転筋群を鍛えることが大切だ。道具を使わず、自宅で簡単にできる筋トレばかりなので、隙間時間に取り組むとよいだろう。また内ももが太くなる原因には、筋肉や脂肪の付きすぎがあげられる。気にしている人は日頃からカロリーを意識した食事内容を心がけ、20分以上の有酸素運動にも挑戦してみてはいかがだろうか。