目次
- 足を肩幅程度に開き、つま先は軽く開いて立つ。
- 膝が前に出ないように意識して、お尻を後ろに落とす。
- 膝と同じ高さになるまで落としたら、足を伸ばしてお尻を持ち上げる。
- この動作を1セット10回、合計3セット行う。
1. 足痩せのメリットとは?

足痩せを行い、理想の下半身を手に入れたら、自分に自信が付くことはもちろん、さまざまなメリットもある。たとえば、過去には履けていたのに、今はサイズが入らなくなったパンツがしまってある方は多いだろう。足痩せに成功すると、そんなパンツもまた履けるようになり、スタイルアップも間違いなしだ。
また、夏場であれば、ショートパンツを履く機会もあるだろうが、せっかくショートパンツを履くのであれば、健康的で引き締まった下半身がよく似合う。足を出す機会に備え、足太りが気になる方は、ぜひ足痩せにトライしてみてはいかがだろうか。
2. 男性に多い足太りの原因

本項では、とくに男性に多い足太りの原因について解説する。後に解説する足痩せの方法に加え、原因もよく理解しておこう。また、下記に当てはまらない場合は、単に足のむくみなどが原因の場合もある。それぞれをよく確認して、足太りの改善点の目安としてもらいたい。
その1.筋肉の付きすぎ
下半身に筋肉を付けるほど、足痩せに効果的であると思う方は少なくないだろう。しかし実際のところ、筋肉の付きすぎは筋肉太りの原因となり、反対に足が太く見えてしまうのである。
まずは基本として、筋肉は大きく分けると速筋と遅筋のふたつがあることを覚えておこう。速筋は主に筋トレなどの無酸素運動で使われる筋肉であり、瞬発力が強く、太い筋肉であることが特徴である。対して遅筋は、主にジョギングなどの有酸素運動で使われる筋肉であり、持久力が強く、細い筋肉であることが特徴だ。これらの特徴からわかる通り、速筋よりも遅筋の割合を増やすことを意識すれば、より効果的に足痩せを目指せるのである。
その2.脂肪の付きすぎ
足太りは、脂肪の付きすぎが原因のケースも多く見られる。筋肉量が減り、脂肪の割合が高くなった場合に起こり、足だけでなく身体全体のさまざまな部位に影響を及ぼす、まさにダイエットの天敵である。偏った食生活になりがちの方や、運動不足が目立つ方は、とくに脂肪の付きすぎには注意したい。
3. 筋肉の付きすぎの方のための足痩せ方法

ここからは、足太りの原因に適した足痩せの方法を、ケース別に紹介していこう。まず本項では、筋肉の付きすぎの方のための足痩せ方法について解説する。
その1.スクワット
前述した遅筋を鍛えるには有酸素運動がおすすめだが、自重トレーニングで遅筋を鍛える場合は、運動強度が低く、負荷を調整しやすいスクワットが適している。自重トレーニングの王道であるスクワットは、下半身全体の筋肉にバランスよくアプローチできるので、足痩せを目指すのであればぜひ取り入れたい。基本的な方法は以下の通りだ。
その2.マッサージ
下半身のマッサージも足痩せに効果的である。太ももやふくらはぎなど、筋肉をしっかりもみほぐすイメージで、太さが気になる箇所に入念にマッサージを行っていこう。トレーニング後や入浴後など、身体が温まっているタイミングがベストだ。また、下半身のマッサージを行うと血流の改善にもつながるので、足のむくみが気になる方にもおすすめしたい。
4. 脂肪の付きすぎの方のための足痩せ方法

続いて、脂肪の付きすぎの方のための足痩せ方法を解説する。脂肪を効率よく燃焼させるためには、有酸素運動がぴったりである。長い期間で見て継続していけば、効果を実感できるだろう。
その1.ジョギング
ジョギングは、有酸素運動の定番である。日常生活にも取り入れやすく、無理のないペースで継続しやすいこともメリットだ。普段運動する機会が少ない方の場合は、まずはウォーキングでもOK。いつもより少し遠いスーパーやコンビニを利用したり、電車通勤の場合、いつもよりひと駅手前で降りて歩いてみるなど、有酸素運動のチャンスは日常生活の中で多く見つかるはずだ。結果的に足痩せにつながるポイントなので、ぜひ意識して取り組んでみてほしい。
その2.水泳
プール付きのジムなどが近場にある場合、水泳を取り入れてみるのも足痩せに効果的である。水中では、陸上に比べて水圧の分身体に負荷が大きくかかるので、その分消費カロリーも増加することが特徴だ。泳ぎが苦手という方は、水中ウォーキングでもまったく問題ない。太もも全体の筋肉にアプローチするため、前歩き、後ろ歩きを交互に行う方法を実践したい。
結論
足太りの原因から、その原因に適した足痩せの方法まで、しっかり理解してもらえただろうか。すべてのダイエットに共通する点ではあるが、重要なポイントは無理のない適度な運動である。理想の下半身を手に入れるために、ぜひ本記事の内容を参考に、自分に合ったスタイルで足痩せを実践してもらいたい。