1. ソフトツイストパーマとは?
まずはソフトツイストパーマがどのようなものか、また普通のツイストパーマとどのように違うのか見ていこう。
ツイストパーマとの違いは?
ソフトツイストパーマは、ゆるめにかけたツイストパーマを指す。そもそもツイストパーマとは、ピンを使用してねじることによって細かいウェーブを作り上げるヘアスタイルのことである。通常のツイストパーマは、パサッと広がってボリュームが出るので、ストリート系のような印象がでるヘアスタイルだ。
一方でソフトツイストパーマは、ウェーブがかっていてやわらかく、こなれた印象になれると最近人気である。またツイストパーマには髪をねじるという工程があるため、スパイラルパーマなどほかのパーマよりもダメージが大きい。しかしソフトツイストパーマはゆるめにかけるため、ダメージを最小限に抑えることができるのだ。
美容室によるものの、ソフトツイストパーマの値段はおよそ1万円、施術時間は2時間から2時間半ほどかかるとされる。髪を少しずつねじる分、時間がかかるのだ。
2. ソフトツイストパーマの特徴・魅力
ソフトツイストパーマにはどのような特徴や魅力があるのだろうか。項目にわけてまとめていく。
その1.ニュアンスを出すことができる
ソフトツイストパーマの大きな魅力のひとつが、絶妙なニュアンスを出すことができる点だ。ソフトツイストパーマならではのゆるく自然なパーマは、ラフでありながらこなれ感を演出してくれる。ドライヤーで乾かし、スタイリング剤を全体にサッとつけるだけでニュアンスが出せるので、ヘアセットが面倒という方にもおすすめだ。
その2.幅広いバリエーションに対応できる
ねじる強さや毛束の量を変えることでデザインがガラッと変わるので、デザインのバリエーションが豊富なのもソフトツイストパーマの特徴だ。ゆるめにかけてくせ毛ふうに仕上げたり、髪をセンター分けにしてこなれ感をアップさせたり、刈り上げてワイルドさを演出したりとさまざまな仕上がりを楽しめるのだ。髪が5cm程度あればチャレンジできるのもうれしい。
3. ソフトツイストパーマのヘアスタイル集
ソフトツイストパーマをオーダーするときには、どのようにヘアカットをすればよいのだろうか。ここでは、ソフトツイストパーマと組み合わせたいヘアカット方法を厳選していく。
その1.ソフトツイストパーマ×ツーブロック
まず紹介したいのが、ソフトツイストパーマとツーブロックを組み合せたヘアスタイルだ。刈り上げた下の部分と上の部分をつなげずに2つに分ける刈り上げ方法のツーブロック。ソフトツイストパーマと組み合わせることにより、ラフかつワイルド感のあるヘアスタイルになれる。清潔感もでるので、パーマをかけてもサッパリとさせたい方にぴったりだろう。
その2.ソフトツイストパーマ×マッシュ
名前のとおり、キノコのマッシュルームのようにボリュームのあるマッシュも、ソフトツイストパーマと組み合わせたいヘアスタイルだ。マッシュにカットするだけだと子どもっぽく見える可能性があるが、ソフトツイストパーマをミックスさせれば大人っぽさや色気を演出することが可能。明るめのカラーとも相性バツグンだ。
その3.ソフトツイストパーマ×アップバング
前髪を上げたアップバングは、男らしさやさわやかさを演出したい方にぴったりのヘアスタイルだ。ソフトツイストパーマにアップバングを組み合わせれば、暗いヘアカラーでもさわやかさがでてスッキリとした印象になれる。好感度バツグンなので、人と関わることの多い仕事をしている方にもよいだろう。
4. ソフトツイストパーマのオーダー方法
最後に美容室や理容室でソフトツイストパーマをかけたいときのオーダー方法をまとめる。
その1.希望の仕上がりを伝える
先ほどソフトツイストパーマはバリエーションが豊富だと説明した。つまり、希望の仕上がりを伝えなければ思ったヘアスタイルにならない可能性があるといえるのだ。さらにパーマは技術が必要な施術であるうえに、かけ直しとなってしまえばダメージが大きくなってしまう。しっかりと希望を伝えることが重要なのだ。
その2.参考写真などを見せる
希望の仕上がりを口頭だけで伝えると、スタイリストとイメージが異なってしまう可能性がある。とくに絶妙なニュアンス感を出せるソフトツイストパーマでは、イメージの違いは大きな問題だ。そこで参考写真を用意しておくことをおすすめしたい。インターネット上で見られるヘアカタログや、美容室や理容室のSNS、購読している雑誌などをチェックして、イメージに近いものを選んでおこう。
その3.NGなことも共有する
なりたいイメージと同時に伝えておきたいのが、NGポイントだ。長さやソフトツイストパーマのかかり具合など、「こうはなりたくない」という仕上がりを伝えておけば、失敗をさけることができる。もし、なりたいイメージが固まっていない場合でも、NGポイントは伝えておくとよいだろう。
またスタイリストに希望やNGを伝えるときには、理由も添えておくとアドバイスや別の提案をしてもらえる可能性がある。伝えたいことをきちんとまとめておくと、理想のヘアスタイルに近づけるはずだ。
結論
ソフトツイストパーマについてまとめた。バリエーションが幅広いうえに、ヘアカットの方法と組み合わせればヘアスタイルは無限大である。絶妙なニュアンスを出せるオシャレなヘアスタイルとして注目を集めるソフトツイストパーマ、ぜひチャレンジしてもらいたい。