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ネクタイ

ネクタイピンの付け方や位置 | やってはいけないNGマナーも紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年6月27日

ネクタイピンとは、ネクタイを固定させるためのアイテムということはご存じだろう。しかし実はそれだけではなく、ネクタイが傷みにくいなどの付けるメリットが多い。付け方にも、間違った付け方や、正しい付け方があることを知っておきたい。本記事では、ネクタイピンの種類の紹介も含め、ネクタイピンに関するさまざまなポイントを解説していこう。

  

1. ネクタイピンを付けるメリット

ネクタイ
ネクタイピンの付け方について解説する前に、まずネクタイピンを付けるメリットについて解説する。ネクタイピンが、見栄えと実用性を兼ね備えたアイテムといわれる理由を確認しよう。

胸元が引き締まる

スーツジャケットを脱いだ際や、シャツスタイルの際などに、ネクタイがぶらぶらとしていると、あまりよい印象は与えられない。ネクタイピンを付けると、ネクタイがしっかりと固定されるので、胸元を引き締めて見せることができるのだ。

ネクタイが傷みにくい

とくにデリケートな生地のネクタイの場合、シャツと擦れることでネクタイの裏部分が傷み、毛羽立ちが起こることがある。ネクタイをよい状態で長く使っていくためにも、ネクタイピンを使うことをおすすめしたい。

食事中や水作業中に気にならない

食事中や水作業中に、ネクタイの剣先が汚れたり、濡れてしまったりという経験がある方は、少なくないのではないだろうか。ネクタイピンで固定できていれば、そのような心配もなく、常にネクタイを清潔な状態でキープできる。

2. ネクタイピンの間違った付け方

ネクタイ
ここからは、ネクタイピンの付け方に着目して、間違った付け方と、正しい付け方それぞれを解説する。まず本項では、ネクタイピンの間違った付け方から解説する。ぱっと見ではわからないこともあり、間違えやすいポイントなので、注意しておきたい。

ネクタイの1/3以上の位置には付けない

まず、ネクタイピンは、ネクタイの1/3以上の位置には付けないこと。あまり上の位置に付けてしまうと、ネクタイの見た目が窮屈に見えるだけでなく、ネクタイピンの機能を果たせず、固定が弱くなってしまうのだ。ちなみに近年では、1/3以下の位置でも、なるべく上の位置にネクタイピンを付けるのがトレンドとされている。

ネクタイピンをネクタイだけに付けない

ネクタイピンをネクタイだけに付けてしまうと、上手くネクタイを固定できず、ぶらぶらとしたままになる。ネクタイピンは、必ずシャツと一緒に挟んで付けることを忘れずに。

斜めに傾けて付けない

ネクタイピンは、斜めに傾けて付けると、ズレ落ちたようで少し見た目が悪い。ネクタイピンを付ける際は、傾きがないか鏡でよく確認するのが、付け方の基本である。あえてファッションとして、左上がりの斜め付けでネクタイピンを付ける手法もあるが、ビジネスシーンでは基本的には、まっすぐ付けるのが無難といえるだろう。

3. ネクタイピンの正しい付け方

ネクタイ
続いて、ネクタイピンの正しい付け方を解説する。着用シーンやスーツスタイルによって、ネクタイピンの付け方が異なるので、こちらもよく覚えておきたい。

ジャケットを着用している場合

スーツスタイルの基本であるジャケットスタイルの場合、ネクタイピンの位置は、ワイシャツの第3~4ボタンの間がベストとされている。ジャケット着用時は、脱いでいるときに比べると、ネクタイピンの位置が上がることも知っておきたい。また、ジャケットスタイルでは、ネクタイピンを付けることで、ネクタイに立体感が出る。

ワイシャツの場合

ワイシャツのみの場合、ネクタイピンの位置は、ワイシャツの第4~5ボタンあたりがベストとされている。ジャケット着用時に、ちょうどネクタイピンが隠れるくらいで調整しよう。ノージャケットスタイルでは、ネクタイピンはマナーとして付けることが必須なので、付け忘れにも注意したい。

ベストやカーディガンを着用している場合

ベストやカーディガンを着用している場合は、すでにネクタイが固定されているため、基本的にはネクタイピンを使わない。ネクタイの露出面も考えると、とくに必要性がないことがわかるはずだ。ただし、こちらもジャケットスタイル同様、ネクタイの立体感アップには効果的なので、気になる方は、ネクタイピンを仕込んでおくのもよいだろう。

結婚式などのフォーマルシーンの場合

結婚式などのフォーマルシーンの場合は、ネクタイピンはオシャレのアクセントとして活躍できるだろう。とくに結婚式などの華やかなシーンでは、ネクタイピンはアクセサリーとしての要素が強いので、シルバーやゴールドなど、胸元を美しく彩るネクタイピンを選んでみよう。付け方はジャケットスタイルと同様だが、いつもより少し上に付けることを意識すると、よりアクセントになりやすいので、頭に入れておこう。

4. ネクタイピンの種類

ネクタイピン
最後に、ネクタイピンの種類をいくつか紹介していこう。ネクタイピンの種類によって、与える印象も変わる。シーンに合わせて使い分けられるように、いくつか揃えてみてはいかがだろうか。

タイクリップ

タイクリップとは、ワニ口タイプのネクタイピンである。ネクタイピンの中でも、最も基本的な種類とされている。ネクタイを着用するシーンであれば、どこでも問題なく使える汎用性の高さが魅力的だ。これからネクタイピンを揃える方は、まずタイクリップを用意しておくと便利だろう。

タイバー

タイバーとは、クリップタイプのネクタイピンである。タイクリップ以上にシンプルで、スマートな見た目が特徴であり、こちらもシーンを問わず使いやすい。ただし、ウールやニットといった、厚みのある生地との相性が悪く、少し外れやすくなるので注意しよう。

タイタックやタイチェーン

タイタックやタイチェーンは、固定目的のネクタイピンというよりは、アクセサリーとして使われることが多い。タイタックは、ピンバッジのように針で刺して裏で固定するタイプであり、タイチェーンは、チェーンでネクタイを固定するタイプである。オシャレな種類も豊富であり、華やかなシーンで使いたい。

結論

ネクタイピンを付けるメリットや、付け方のポイントなどについて、よく理解してもらえただろうか。ネクタイピンはただのアクセサリーではなく、確かな実用性があるものである。これまでただ何気なくネクタイピンを付けていた方は、この機会に正しい付け方をマスターして、ワンランク上のスーツスタイルを目指してみてほしい。
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  • 更新日:

    2022年6月27日

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