目次
- 下顎のエラの角と耳の付け根との間にある左右のツボを、指の腹で優しく押さえる。
- ツボを強めに押して、少しずつ力を緩める。
- 左右10回ほど繰り返す。
- 顔にオイルやクリームを塗っておく。
- 2本指を顎に当てる。
- フェイスラインに沿うように、エラの角に向かって軽く上げながら流していく。
- 口の中で舌を、時計回りに20回大きく回す。
- 同様に反対回りに20回行う。
- 1と2を1日3セット目安に行う。
- 「は」と声に出して、大きく口を開ける。
- 口角を上げて、口を横に開いて「に」と言う。
- 両頬をくっつけるように、唇をすぼめて「ふ」と言う。
- 口角を後ろに動かすように「え」と言う。
- 最後は、舌を丸めるように「ろ」と言う。
- 顔を真っ直ぐ前に向けて、口を「お」の形にしながら、鼻の下と頬を伸ばす。
- 鼻呼吸をしながら、目線を上に向ける。
- 目の下が伸びているのを感じながら、10秒間キープする。
- 1から3の手順を3セット繰り返す。
- 姿勢を整えて、顔をゆっくり上に向ける。
- 深呼吸をして、下唇を上に向かって突き上げて、「ふー」と5秒間息を吐く。5秒を3セット行う。
1. 顔が太る原因
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ここでは、顔が太る主な原因について解説する。顔が痩せるマッサージや筋トレを始める前に、まずは原因を探ってみよう。
筋力の低下
顔全体には、表情筋と呼ばれる筋肉がついている。表情筋は、目や鼻、口などを動かし、表情形成や日常的な動作には欠かせない筋肉だ。普段の食事で柔らかいものばかり食べて咀嚼回数が少なかったり、喜怒哀楽を表現せず無表情でいたりすると、顔の筋肉に刺激が少なくなるため、筋力が低下し緩んでしまう。結果、顔が大きく見えるのだ。顔を痩せるためには、普段から顔の筋肉を意識して動かすことが大切である。
むくみ
むくみは、体内の水分量のバランスが崩れ、余分な水分が細胞間に溜まることで起こる。顔に水分が溜まると、顔全体がパンパンになりむくみの原因となるのだ。むくんでいる間は、肌が膨らんで見えるので顔が大きくなったように感じる。健康な状態では、あふれた水分は血管やリンパ管に再吸収されるが、水分の取りすぎや血行不良になるとむくんでしまう。
脂肪のつきすぎ
筋力の低下によって、脂肪を燃焼する機能が衰えると、顔に脂肪がつきやすくなる。さらに、食べ過ぎや運動不足が続くと顔全体に脂肪がつく可能性が高い。顔に脂肪がついてしまうと、頬がふっくらしたり、顎に脂肪がついて二重顎になったり、顔が大きく見えてしまう。顔を痩せさせるためにも、普段から食生活や運動には気をつけよう。
筋肉の肥大
普段から無意識に歯ぎしりや食いしばりをしているという方は、顎関節にある咬筋という筋肉に力が入って、筋肉が肥大する。その結果、フェイスラインやエラが重くなり、顔が大きく見えてしまう。表情筋は小さい筋肉のため、使いすぎるとすぐに筋肉が肥大するのだ。バランスよく筋肉をつけるのが大切である。
2. 顔が痩せるマッサージ

ここでは、顔が痩せるマッサージ方法を2つ紹介する。マッサージを行う際は、肌に摩擦を与えないように気をつけよう。
ツボ押しマッサージ
顔のむくみやたるんだ頬のリフトアップに効くマッサージだ。頬車(きょうしゃ)と呼ばれるツボを押すことで、顔が痩せる。
フェイスラインマッサージ
二重顎を解消するための、顔が痩せるマッサージだ。顔が大きく見える原因となる、フェイスラインのふくらみを防止する。
3. 顔が痩せる筋トレ

ここでは、顔が痩せる筋トレ方法を2つ紹介する。無理のない程度に、自分のコンディションに合わせて行おう。
フェイスラインを鍛える筋トレ
口の中で舌をぐるぐる回して、スッキリフェイスラインを目指すための、顔が痩せる筋トレだ。テレビを見たり、お風呂に入ったり、くつろぎながらいつでも簡単にできる。
顔のたるみを改善する筋トレ
顔のたるみ改善や口角アップが期待できる、顔が痩せる筋トレだ。ほかにも、滑舌をよくして、口呼吸改善も期待できる。
4. 顔が痩せる運動

次に、顔が痩せる運動方法を2つ紹介する。顔体操では顔全体を、下唇エクササイズでは唇を意識して取り組もう。
顔体操
目の下のたるみやほうれい線が気になる方におすすめの顔が痩せる体操だ。顔を縦に伸ばすイメージでやってみよう。
下唇でエクササイズ
顎と首まわりの筋肉に刺激を与えて、顔が痩せるエクササイズだ。下顎のたるみや、二重顎の解消にも効果的である。
5. 顔が痩せる日常の習慣

顔を痩せるためには日々の習慣が大切だ。ここでは、日常生活で意識してほしい顔痩せポイントを見ていこう。
表情筋を意識して使う
顔が痩せるためには、日頃から表情筋を意識して使おう。新型コロナウイルスの影響で、マスクが手放せない生活になり、以前よりも表情を気にしなくなったかもしれない。しかし表情筋は使わないと、どんどん筋肉が衰えてたるんでしまうのだ。表情筋は口元に集中しているので、口元を意識して動かそう。
塩分やアルコールの摂取を控える
塩分やアルコールの摂り過ぎは、身体の中に余分な水分を溜め込み、むくみの原因となる。顔を痩せさせるためには、日々の食生活をいま一度見直そう。また、カリウム(※1)には塩分の排出を促進し、血流をよくするはたらきがある。バナナ(※2)やほうれん草(※3)などカリウムを多く含む食品を摂取することも大切だ。
結論
顔が太る原因には、筋力の低下やむくみ、脂肪や筋肉がつくことなどが挙げられる。しかし、日々の習慣やマッサージ・トレーニングを続けることで顔が痩せることにつながるのだ。人と会う機会が減ったり、自宅にいる時間が増えたりした方も多いだろうが、ぜひ思いっきり顔や口を動かして顔痩せに取り組んでみよう。
(参考文献)
※1
横浜血管クリニック
足のむくみ | 横浜血管クリニック
※2
文部科学省 食品成分データベース
果実類/バナナ/生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等
※3
文部科学省 食品成分データベース
野菜類/ほうれんそう/葉/通年平均/生 - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等