目次
- 髪を7割ほど濡らしておき、ソフトワックスを全体的に振り下ろすようにもみ込む
- 仕上げにヘアスプレーを使ってキープすれば完成
1. ツイストスパイラルパーマとは?

ツイストスパイラルパーマとはその名前の通り、ツイストとスパイラルのふたつの巻き方を組み合わせたパーマスタイルである。ツイストのほつれ感に、スパイラルのウェーブ感や立体感が加わった仕上がりが特徴だ。では、ツイストスパイラルパーマをかける条件や、巻き方のポイントなどについて解説する。
短髪やショートでもかけられる?
ツイストスパイラルパーマをかける場合、ベースの髪はある程度の長さがあった方がキレイに仕上がりやすい。あまりに短髪やショートではおすすめできないので、全体的に5cmほど髪の長さがあるときにかけるようにしたい。
ツイストスパイラルパーマの巻き方
通常のパーマでは、ロッドを横に向けて巻いていく、平巻きや順巻きといった巻き方が一般的だが、ツイストスパイラルパーマの場合、ロッドを縦に向けて、らせん状に巻いていくのが特徴である。こうすることで毛先がランダムに跳ね、より髪に動きが生まれるのだ。
強めとゆるめで印象が変わる
ツイストスパイラルパーマは、カール感が強めかゆるめかによって、印象が変わることもポイント。トップにボリュームが出るので、人気のツーブロックやフェードカット、マッシュなどとの相性もバツグンだ。
2. ツイストスパイラルパーマのメリット

本項では、ツイストスパイラルパーマのメリットについて解説する。見た目だけではない、人気の理由をチェックしよう。
アイロンが必要ない
ツイストスパイラルパーマは、セットの際にアイロンを使う必要がなく、ヘアスタイリングが時短で可能になる。とくに直毛の方であれば、せっかく時間をかけてアイロンでセットしても、1日ヘアスタイルをキープできないこともしばしば。しかしツイストスパイラルパーマにすれば、そんな方でも手間なくセットできることが魅力だ。
パーマの持ちがよい
ツイストスパイラルパーマは通常のパーマとは異なり、持ちがよいことが特徴だ。たとえば月に1回カットするとして、カットのたびにパーマをかける必要はなく、2回のカットで1度パーマをかけるくらいの頻度で、十分スタイルをキープできる。
ボリュームが出やすい
ツイストスパイラルパーマは、どんな髪質の方でもボリュームが出やすい。パーマがかかりにくい髪の毛がやわらかい方でも、簡単に立体的でふんわりとしたボリュームのあるパーマスタイルが楽しめる。
3. ツイストスパイラルパーマのデメリット

本項では、ツイストスパイラルパーマのデメリットについて解説する。メリットに加えて、こちらもよく確認しておきたい。
髪への負担が大きい
髪への負担が大きいことは、ツイストスパイラルパーマで最も大きなデメリットといえるだろう。ツイストパーマほどではないが、髪にねじりを加えていくため、どうしても髪へのダメージは避けられないのだ。縮毛矯正やブリーチを考えている方は、ツイストスパイラルパーマは控えたほうがよいだろう。
パーマにかかる時間が長い
ツイストスパイラルパーマでは工程が多くなるので、パーマにかかる時間が長くなってしまう。おおよそでも2時間半から3時間はかかることが目安なので、ツイストスパイラルパーマをかける際は、時間に余裕のある日を選びたい。
値段が高い
ツイストスパイラルパーマは特殊なパーマスタイルのため、普通のパーマに比べて値段が高いことも覚えておこう。相場はカットを含め、約15,000円程度となっている。ただし、パーマの持ちがよいことを踏まえると、コストパフォーマンスは決して悪くはないともいえる。
4. ツイストスパイラルパーマ×センターパートが人気

ツイストスパイラルパーマのセット方法として、センターパートとの組み合わせが最近のトレンドだ。多くの芸能人も取り入れているパーマスタイルなので、若者を中心に高い人気を誇っている。さまざまなヘアカラーとも相性がよいが、中でもおすすめなのがダークトーン。あまりに明るすぎると膨張して見えてしまうので注意しよう。では、ツイストスパイラルパーマのセット方法を詳しく解説していこう。
ツイストスパイラルパーマのセット方法
ツイストスパイラルパーマのセット方法は、非常に簡単である。
わずか数分でセットが決まるので、朝にあまり時間が取れない方にもぴったりのパーマスタイルといえるだろう。また、ベース作りにソフトムースを使うのもおすすめ。ウェット感のある仕上がりを意識しながらセットするようにしたい。
結論
ツイストスパイラルパーマが人気の理由を、よく理解してもらえただろう。髪質を問わず、どんな方でも楽しめるパーマスタイルとして非常に魅力的である。これからヘアスタイルでイメージチェンジを考えている方は、ぜひツイストスパイラルパーマも検討してみてはいかがだろうか。