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スーツ

ネクタイの色には意味がある?それぞれの印象や合わせ方を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年6月28日

スーツに合わせるネクタイの色には、非常に多くのバリエーションがある。人によって好みの色があることはもちろんだが、実はネクタイの色によって、相手に与える印象が変わることをご存じだろうか。本記事では、ネクタイの色ごとの意味や印象の解説をはじめ、柄ごとの意味や印象、またシーン別のネクタイの選び方など、さまざまなポイントを一挙紹介していこう。

  

1. ネクタイの色ごとの意味や印象

ネクタイ
ネクタイはスーツスタイルのアクセントとして、重要なアイテムであることに加え、色によって意味や印象が変わることを知っておきたい。それぞれの特徴をしっかり押さえておこう。

ブルー系ネクタイの印象

ブルー系のネクタイには、誠実・聡明・知的などの意味がある。また、暗めのブルーであれば、フレッシュな若々しさも演出できるだろう。とくに相手に好印象を与えやすい、ネクタイの定番色とされている。

ブラウン系ネクタイの印象

ブラウン系のネクタイには、堅実・温厚・努力家などの意味がある。とくに落ち着きのある印象を与えやすいので、大人の余裕を見せたいシーンにぴったりである。

レッド系ネクタイの印象

レッド系のネクタイには、情熱的・積極的・力強さなどの意味がある。アクティブな印象が強い色なので、営業やプレゼンなど、しっかり自分をアピールしたい場面で活躍できるだろう。

オレンジ系ネクタイの印象

オレンジ系のネクタイには、社交的・外交的・フレンドリーなどの意味がある。話しやすそうな印象を与えられるので、初対面の相手との商談・会食時をはじめ、イベントの盛り上げ役などのシーンにもおすすめだ。

ピンク系ネクタイの印象

ピンク系のネクタイには、やさしさ・かわいらしさ・無邪気などの意味がある。人あたりのよい印象を与えやすく、コミュニケーションを円滑に進めたいシーンに適している。また、女性受けのよさもピンク系のネクタイの特徴だ。

イエロー系ネクタイの印象

イエロー系のネクタイには、明るさ・面白さ・ポジティブなどの意味がある。とくに陽気で社交的な印象を与えられるので、自分を明るく見せたいシーンにぴったりである。

グリーン系ネクタイの印象

グリーン系のネクタイには、穏やか・平和的などの意味がある。相手に安心感のある印象を与えやすく、対話でのぶつかり合いを避けたい席などにおすすめできる。

パープル系ネクタイの印象

パープル系のネクタイには、エレガント・高貴などの意味がある。上品なイメージに加え、堂々とした印象も与えられるので、自分に自信がほしいシーンに取り入れるのも効果的だろう。

グレー系ネクタイの印象

グレー系のネクタイには、冷静・慎重などの意味がある。クールな印象を与えやすく、商談や交渉などのシーンで、自分の感情や思惑を相手に隠したいシーンにも適している。

ブラック系ネクタイの印象

ブラック系のネクタイには、ストイック・威厳などの意味がある。冠婚葬祭など、フォーマルな印象が強い色なので、頻繁に人と接するシーンではなるべく避けた方が無難だろう。

ホワイト系ネクタイの印象

ホワイト系のネクタイには、美しさ・純粋などの意味がある。上品な清潔感のある印象を与えられるが、ビジネスシーンでの着用というよりは、結婚式や披露宴などのシーンにおすすめしたい。

2. ネクタイの柄ごとの意味や印象

ネクタイ
ネクタイの色ごとの意味や印象に続き、柄ごとの意味や印象についても確認しておこう。ネクタイは色だけでなく、柄によってもイメージが大きく変わる。色と柄それぞれの意味や印象を理解しておけば、今後のスーツスタイルの着こなしに役立つだろう。

無地

無地のネクタイはソリッドとも呼ばれ、誠実・品格などの意味がある。清潔感のある印象を与えられ、ビジネスシーンはもちろん冠婚葬祭など、あらゆるシーンでのコーディネートで活躍する、まさに王道アイテムといえるだろう。

ストライプ柄

ストライプ柄のネクタイには、知的・勤勉などの意味がある。この意味からもわかる通り、ビジネスシーンでとくに相手に好印象を与えやすいことが特徴だ。ストライプに使われる色数や、ストライプの幅によって基本的なイメージが変わり、色数が少なく幅が細いものはフォーマル、対して色数が豊富で幅が太いものはカジュアルと分けられている。

ドット柄

ドット柄のネクタイには、上品・品格などの意味がある。こちらもビジネスシーンの定番の柄とされているが、ドットの大きさによってイメージや呼称が変わるので、覚えておきたい。基本的にはドットが小さいほどフォーマル度が高く、ドットが小さい順にピンドット・ポルカドット・コインドットと、種類が分けられている。

チェック柄

チェック柄のネクタイには、明るさ・親しみやすさなどの意味がある。とくにカジュアルな印象を与えやすく、ビジネスシーンというよりは、パーティーなどのシーンと好相性の柄といえるだろう。

小紋柄

小紋柄のネクタイには、慎ましさ・知的などの意味がある。幾何学模様や花柄などデザインに個性があり、上品な印象を与えやすい。ドット柄と共通する点だが、小紋柄も同じく、柄が小さいほどフォーマル度が高くなることが特徴だ。

3. シーン別のネクタイの色柄の選び方

スーツ
本項では、シーン別のネクタイの色柄の選び方について解説する。ネクタイの色や柄によって異なる意味や印象をもとに、シーンにぴったり合う着こなしを意識したい。

就活の場合

就活の場合、ネクタイの色はレッド系・ブルー系が定番である。いずれも無難な色なので相手に好印象を与えやすく、失敗することもないだろう。ただし、レッド系を選ぶ場合は、あまり明るい色味のものは避けるようにしたい。選ぶ柄も同じく、定番の無地やストライプ柄がおすすめだ。

ビジネスシーンの場合

ビジネスシーンの場合、シーンによってネクタイの色柄を変えて、与える印象を上手にコントロールしたい。たとえば、商談の場では誠実の意味を持つブルー系や、堅実の意味を持つブラウン系を選び、プレゼンなどの勝負どころでは、情熱をアピールできるレッド系を選ぶなど、アレンジしてみよう。柄はカジュアルになりすぎないよう、無地やストライプ柄、控えめなドット柄や小紋柄を選びたい。

結婚式の場合

結婚式の場合、ネクタイの色はホワイトやグレー、シルバーが定番となっているが、友人として出席するなら、シャンパンゴールドやパステルカラーなど、少しカジュアルな色を選んでもOK。柄に関しては、殺生などのネガティブなイメージを与えやすいアニマル柄を避ければ、とくに制限なく好みの柄を選んでも問題ない。

パーティーの場合

パーティーの場合、自由度の高い着こなしが楽しめるので、思い切った色柄使いにトライしてみるのもおすすめだ。たとえば、オレンジ系・イエロー系の明るめの色に、チェック柄を組み合わせてみよう。とくにカジュアルで親しみやすい印象を与えやすく、パーティーでのコミュニケーションにぴったりである。仕事の接待など、パーティーでも少しフォーマル寄りの場合は、ブルー系・ブラウン系のネクタイを選んでおけば無難だろう。

お葬式の場合

お葬式の場合、ネクタイの色柄はブラックの無地を選ぶことがマナーである。また、光沢のある生地を選ぶこともNGとされている。とくに厳粛な場面なので、マナーは必ず守り、失礼のないように注意したい。

4. スーツ・シャツ・ネクタイの色の合わせ方

スーツ
最後に、スーツ・シャツ・ネクタイの色の合わせ方についても解説する。ネクタイの色柄の意味や印象を意識するあまり、スーツやシャツとの組み合わせをいい加減に考えてしまうと、スタイリッシュな着こなしができるとはいえない。ここでおすすめの色の合わせ方の例を確認していこう。
まず、スーツ・シャツ・ネクタイの色を合わせた同系色スタイルは、スーツスタイルの定番だ。ブルー系・グレー系などでまとめてみよう。次にホワイトのシャツをベースにネクタイを選ぶ場合、ネクタイの色柄がしっかり映えるので、相手にしっかり印象を与えやすい。スーツやシャツもネクタイと同じく、ストライプ柄やチェック柄など、デザインもさまざまなので、ぶつかり合いが起こらないよう、統一感のあるコーディネートを心がけたい。
色の相性を表すものに、色相環という言葉がある。類似色・同系色・対象色の3つの色の組み合わせから、それぞれの特徴を頭に入れておこう。まず、類似色はバランスがよく、まとまりのある着こなしに仕上がる。次に同系色になると、よりファッション性が高くなることが特徴だ。そして対象色は、オシャレのアクセントが引き立つ仕上がりとなる。色相環も着こなしのヒントとして活用してみよう。

結論

これまでは、自分の好みだけでネクタイを選んでいた方もいたはずだ。しかし実はネクタイには、スーツスタイルの印象を決める、重要な役割があったことを理解してもらえただろう。日常的に身に着けるものだからこそ、色柄選びにはこだわり、シーン別の選び方やスーツやシャツとの合わせ方も参考に、着こなしをマスターしてもらいたい。
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  • 更新日:

    2022年6月28日

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