目次
1. 企業の基準に従ってワイシャツを着よう

かつてのビジネスシーンでは、ワイシャツにネクタイをつけるのが基本的なスタイルであった。しかし、2005年の夏から始まったクールビズの浸透に伴い、ノーネクタイのワイシャツスタイルを受け入れる会社が増えている。
ただし、どの程度の着崩しが許されるかは、会社によって異なる。ノーネクタイでもジャケットが必要な会社やポロシャツでも問題ない会社など、組織のルールはそれぞれなので、周囲にあわせて選択しよう。心配な場合は、先輩や上司に夏のコーディネートについて相談してみるとよいだろう。
2. 夏のワイシャツを選ぶポイント

夏のワイシャツは、デザインや素材、色をチェックすると着こなしやすいものが見つかる。ここからは、夏のワイシャツを選ぶポイントを紹介していこう。
その1.ノーネクタイで考える
ノーネクタイで着るワイシャツは、襟元のデザインをしっかりとチェックしよう。ネクタイの着用を前提として作られているワイシャツは、ノーネクタイだとだらしなく見えてしまうこともある。そのため、ノーネクタイでもかっこよくキマるボタンダウンカラーやワンピースカラーといった襟元のデザインを選ぼう。
その2.快適に過ごせる素材を選ぶ
夏に着るワイシャツは、暑くても快適に過ごせる素材で作られたものがおすすめだ。たとえば、吸水性に優れている綿や通気性が高い麻などに人気が集まっている。
その3.サックスブルーもおすすめ
夏に着るワイシャツは、見た目でも涼しげに見える色のものを選ぼう。白はもちろん、さわやかなサックスブルーやライトグレーもおすすめのカラーである。
また、白のワイシャツだけだとシンプルになりすぎてしまう場合は、水色や紺のストライプ柄のワイシャツも使い勝手がよい。
3. 半袖・長袖シャツの着こなしポイント

夏に着るワイシャツは、スタンダードな長袖だけでなく、半袖の商品にも人気がある。ワイシャツの袖によってかっこよく着こなすポイントが異なるため、それぞれの特徴をチェックしていこう。
半袖シャツの着こなしポイント
まず、自分の所属している会社で、夏に半袖シャツを着用してもよいか確認しよう。会社によっては、半袖シャツを許容していない可能性があるからだ。また、会社で半袖シャツが許されていても、ジャケットの下に半袖シャツを着るのはマナー違反になるので注意しよう。
半袖シャツを着こなすには、自分にぴったりなサイズのワイシャツを選ぶことが大切だ。サイズ感のあっていない半袖シャツを着ていると、格好悪くなってしまう。加えて、お腹周りのシルエットが細く作られているものを着ると、スタイルがよく見えるだろう。
長袖シャツの着こなしポイント
夏に長袖シャツを着るときに腕まくりをする男性も多いだろう。腕まくりをするときは、最初にカフスを二つ折りにして、そのまま3~4回ほど折るとかっこよくキマる。カフスを折らずに腕まくりをすると、バランスが崩れて格好悪くなるので注意してほしい。
4. 夏のワイシャツを着るときの注意点

クールビズでワイシャツを着るときに、気を付けてほしいポイントがいくつかある。ここからは、夏のワイシャツを着るときの注意点を見ていこう。
その1.半袖シャツでジャケットはNG
ジャケットを着るときは、夏でも半袖ではなく長袖のワイシャツを選ぼう。半袖シャツでジャケットを着ると見た目が悪いうえに、汗でジャケットにダメージを与えてしまうからである。ジャケットをキレイに長く着るためにも、半袖シャツでジャケットを羽織るのは避けよう。
その2.インナーは肌に馴染むものを選ぶ
夏にワイシャツだけを着ていると、インナーが透けたり見えたりしやすい。そのため、インナーの色やデザインには気を配ろう。
インナーの色は、できるだけ透けにくい、白やベージュといった肌に馴染むカラーがおすすめだ。加えて、襟元からインナーが見えないように、深めのUネックやVネックのデザインがおすすめである。
結論
夏に着るワイシャツは、ノーネクタイでもかっこよくコーディネートできる襟元デザインや素材、色のものを選ぼう。また、ワイシャツが半袖か長袖にあわせて、今回紹介した着こなしのポイントを役立ててほしい。夏のワイシャツをかっこよく着用して、クールビズの期間のオシャレを楽しもう。