目次
1. そもそも「クールビズ」とは?
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「クールビズ」という言葉は、誰でも一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。しかしクールビズの目的や概要についてはあまり認知されておらず、「ワイシャツの上にジャケットを羽織らず、涼しげな服装で会社に行ける」「ネクタイをしなくてもよい」など、ざっくりとしか理解していない方が多いだろう。
クールビズは、2005年度に政府が提唱した地球の保全活動の一つである。半袖のワイシャツの着用や、スラックスにワイシャツのみのスタイルなどを推奨し、冷房の使用率を下げることを目的としている。社会で一丸となって冷房の使用率を下げ、地球温暖化の対策の一環になるようにと考えているのだ。
日本の夏はとにかく暑く、例年5~9月にかけて夏日が月の半数以上に達する年もあるほど。屋外が暑いからといって室内の冷房をガンガンかけて冷やしてしまうと、気温差が大きくなり体温調節機能が働かなくなってしまう危険性もある。環境だけではなく、健康にも繋がる取り組みとしてクールビズは注目され続けているのだ。
2. クールビズのワイシャツの基本ルール

クールビズの推奨期間の服装について紹介していこう。ワイシャツ選びの基本的なルールをまずは確認してほしい。
その1.企業のクールビズ基準に合わせる
まず大切なのは、それぞれの企業に合わせた服装選びを心がけること。勤務先で周りの服装を見ながら、どこまでOKでどこからNGなのかを見極める必要がある。
クールビズ期間はワイシャツの1番上のボタンを開けていても平気かどうか、半袖のワイシャツを着用している人はいるかどうか。半袖のワイシャツの人はほとんどいないが、長袖のワイシャツを着用して腕まくりしている場合もあるなど、企業によって服装についてのルールは大体できあがっているだろう。はっきりとわからない場合は、上司や同僚に確認してみるのも手である。
その2.相手にも配慮した服装を心がける
職業柄、ほかの企業を訪れる機会がある場合は、訪問先の社風にも配慮が必要だ。自分の企業ではクールビズの着こなしがOKでも、相手の企業ではタブーとされている場合もある。クールビズの期間であっても初めて訪れる企業へは、ジャケットを着用していくのがマナーだ。
3. クールビズのワイシャツの選び方

クールビズ期間中のワイシャツ選びのポイントを3つ紹介しよう。
その1.基本的には長袖シャツを着用する
半袖のワイシャツは会議や商談などの場にはふさわしくないため、基本的には長袖の着用がおすすめである。しかし、昨今の急激な気温の上昇に伴ってスーパークールビズの流れが強まり、半袖のワイシャツを着用する方も増えている。会議の日程や仕事のスケジュールを考慮しながら長袖と半袖を使い分けてもよいだろう。
その2.ノーネクタイでもオシャレを意識する
クールビズの着こなしは、ワイシャツとスラックスだけのとてもシンプルな服装になりがち。地味な見た目にならないように、ストライプや涼しげなブルーの色のワイシャツを着用するのがおすすめである。
その3.快適に過ごせる素材を選ぶようにする
最近は各メーカーから清涼素材のワイシャツが発売されている。少しでも快適に暑い夏を乗り切れるよう、通気性や速乾性にこだわって選んでみよう。
4. クールビズにおすすめのワイシャツ3選

最後にクールビズ期間におすすめのワイシャツを3点紹介しよう。
その1.はるやま「i-Shirt(アイシャツ)」
紳士服専門店のはるやまから販売されている「i-Shirt」シリーズ。完全ノンアイロンのワイシャツで、超速乾機能・ストレッチ機能が備わったワイシャツである。通年タイプ、春夏・秋冬タイプなど、豊富なラインナップがあるのが特徴だ。
その2.AOKI「ノンアイロンCOOLシャツ」
AOKI(アオキ)が販売しているのは「ノンアイロンCOOLシャツ」である。その名の通りノンアイロンタイプのワイシャツで、蒸れにくい寒冷仕様・好通気機能が備わっているためクールビズ期間にぴったりだ。
その3.ozie「クールマックスシャツ」
ozie(オジエ)からは「クールマックスシャツ」という、ポリエステル100%の通気性に優れたワイシャツが販売されている。クールマックスという名が付けられているが、オールシーズンに対応している。夏は涼しさ、冬は暖かさを保つ性質を持つワイシャツだ。
結論
この記事が、クールビズに対しての意識をより一層高めるきっかけになってくれていれば幸いだ。暑い夏はクールビズを実施して、環境にも優しく自分の体調も良好に保っていきたい。春頃には機能性の高いワイシャツがたくさん販売されるので、チェックしてみてはいかがだろうか。