目次
1. ピンパーマとは?

ピンパーマとは、ピンを使ってクセづけをするパーマだ。ロッドに巻きつけるパーマと比べて、ランダムでナチュラルな動きを出しやすい。また、動きをつけた髪に薬剤をつけてピンで留めるだけなので、髪が短くてもパーマをかけられるのも特徴である。
ピンパーマはこんな人におすすめ
ピンパーマがおすすめなのは、毛が硬かったり柔らかかったりして、ヘアスタイルが思うようにキマらない方だ。根本からふんわりしたボリューム感を出せるピンパーマをかければ、かっこいい髪型を再現しやすくなるだろう。また、髪が短く、ロッドを使ったパーマがかけられない方にも向いている。
2. ピンパーマのメリット

ピンパーマには、いくつかのメリットがある。ここでは、ピンパーマの魅力を紹介していこう。
スタイリングが楽になる
ショートカットの男性がピンパーマをかけると、根元からボリュームが出るため、スタイリングが楽になるだろう。朝の準備時間を短縮したいときに、ピンパーマはおすすめである。
ゆるめパーマでクセ毛感を演出できる
ゆるめにピンパーマをかけると、ナチュラルなクセ毛感を演出できる。そのため、今までパーマをかけたことがない初心者の方にもおすすめだ。また、前髪やトップなどに部分的な動きを出したいときにも使えるので、軽いヘアスタイルを目指したいときにも向いている。
3. ピンパーマのやり方

ピンパーマにチャレンジするときは、メリットだけでなく、デメリットも把握しておこう。ここからは、ピンパーマをかけるときの注意点を解説する。
ピンパーマをかける際の注意点
パーマの持ちが短い
髪をピンで留めるだけのピンパーマは、ロッドを使うパーマよりもカールがゆるい。そのため、パーマの持ちが短く感じるだろう。また、髪が伸びてくると、パーマがかかっていない部分が目立つようになるので、1カ月半に1回程度はパーマをかけ直すことをおすすめする。
ロングだとかかりにくい
ピンパーマは、髪が短い方に適したパーマだ。そのため、髪の長さがありすぎると、上手に動きが出ない可能性がある。そのため、ロングヘアの方は、違うパーマの種類を検討するか、部分的にパーマをかけるとよいだろう。
4. ピンパーマのメンズヘアスタイル集

ピンパーマは、さまざまなヘアスタイルと組み合わせられるパーマである。同じピンパーマであっても、ベースの形やアレンジが異なると、印象が大きく変わるだろう。ここからは、ピンパーマを取り入れたメンズヘアスタイルを紹介する。
ピンパーマ × ツーブロック
トップに長さを残し、サイドや襟足を短くカットするツーブロックは、ピンパーマと相性がよい。トップだけに髪の動きをつけたり、前髪に自然な流れを作ったりするときに、ピンパーマがぴったりだろう。
ピンパーマ × ベリーショート
ロッドを使うパーマができないベリーショートの方は、ピンパーマを検討してみよう。ベリーショートにピンパーマをかけると、全体的に動きが出て、オシャレな髪型ができあがる。短髪の方は、ワックスで束感をつけると、よりあか抜けた印象に仕上がるだろう。
ピンパーマ × アップバング
ピンパーマをかけた状態で、前髪を上げておでこを出すアップバングにすると、スッキリとした印象になる。さわやかなイメージになれるので、営業職の方にもおすすめなヘアスタイルだ。
5. ピンパーマのスタイリング方法

ピンパーマのスタイリングには、ウェット感のあるワックスを使用してほしい。ピンパーマは濡れた状態でカールが強く出るからだ。とくに、髪の動きが上手に出せないときには、ワックスの水分量を増やしてみよう。
また、ワックスでセットする前に動きを出すように一回濡らしてからドライを行い、全体の動きを引き出しておくことも重要だ。髪を伸ばしながら乾かすと、せっかくの動きがなくなってしまうので、優しく揉み込むように手を動かしながらドライするとよい。
結論
ピンパーマは、短い髪にもかけられるパーマだ。また、ナチュラルなクセ毛感を演出できるため、パーマに初めてチャレンジするメンズにもおすすめである。さらに、ピンパーマは、ほかのヘアスタイルと組み合わせたアレンジもできるので、いろいろな表情が楽しめるだろう。オシャレな髪型にしたい方は、ぜひピンパーマにチャレンジしてみてほしい。