目次
- バスタオルの上に仰向けに寝転んで膝を立て、バスタオルの両端を両手でしっかりと握る。
- 息を吐きながら、頭の重さをバスタオルに預けて上半身を起こしていく。
- 息を吸いながらゆっくりと元の状態に戻る。
- 1から3を10回程度繰り返していこう。
- バスタオルの上に仰向けに寝転び膝を立て、バスタオルの両端を両手で握る。
- 左脚を伸ばして右脚を曲げ、右の膝と左の肘が近づくように身体をねじっていく。
- 反対側も同様に行い、10回ずつ繰り返そう。
- 頭の後ろで手を組み、頭を前に倒していく。
- 後頭部を肩甲骨から遠ざけるように徐々に首の後ろ側をストレッチしていこう。
1. 腹筋をすると首が痛い!原因と対処法は?

腹筋をして首が痛いという方は少なからずいるが、なぜ腹筋とは関係のない首が痛くなるのだろうか。ここでは首が痛くなる原因や対処法について紹介していく。
首に力が入ってしまうことが主な原因
腹筋をして首が痛いという現象は、腹筋を始めたばかりの方や腹筋の力が弱い方にみられる。まだ腹筋の力が弱い段階で、力任せに身体を起こそうとすると首に負担がかかってしまうのだ。それだけでなく腰にも負担がかかり、腹筋にしっかりと効かないうえに怪我の原因にもつながってしまう。
正しい腹筋のやり方を覚えることがいちばんの対処法
腹筋をして首が痛い方は、正しい腹筋のやり方をマスターする必要がある。首が痛くならないポイントは、腹筋をするときに手を頭の後ろで組み、顎を引いて行うことだ。そうすることで首が安定し、余計な力を入れずに腹筋運動ができる。
2. 首を痛めない腹筋のやり方

腹筋をして首が痛くなる原因はわかっていただけただろうか。首を痛めないようにする対処法としては、バスタオルを使って腹筋を行う方法もある。バスタオルを使うことで腹筋をするときに頭の重みを預けられ、首への痛みを感じずにエクササイズができるのだ。腹筋をして首が痛いと感じる方はぜひ試してほしい。
バスタオルを使った腹筋のやり方
首だけでなく肩や腕にも余計な力は加えず、お腹の筋肉のみに集中して行おう。顎を引いて行うのもポイントである。正しいやり方をマスターすれば首が痛いということは起こらないはずだ。
腹斜筋を鍛える場合のやり方
骨盤は動かさずに身体をねじるのがポイントだ。頭の重さをバスタオルに委ね、お腹の腹斜筋を意識して行おう。首が痛いと感じると腹筋をするのがストレスになってしまうが、バスタオルを使う方法であれば首に負担がかからずラクにできるのでおすすめだ。
3. 腹筋で首が痛いときにおすすめのストレッチ

ここでは腹筋ですでに首が痛い方の対処法として、首のストレッチを紹介していく。腹筋で首が痛いときはこのストレッチをやると痛みも緩和されるだろう。
首のストレッチのやり方
腹筋で首が痛い方も、首から肩甲骨周りが伸ばされてラクになるだろう。頭を押さえつけないように注意して行うとよい。
4. 腹筋したあとの首の痛みが「筋肉痛」と異なる場合は注意

腹筋をして首が痛いのは、言い換えれば腹筋だけでなく首の筋肉が鍛えられているということである。首が痛い原因が筋肉痛の痛さであれば問題ないが、筋肉痛ではないように感じる場合は靭帯や神経を痛めている可能性もある。腹筋をして首が痛い原因にもさまざまあるため、異変を感じたら必ず医療機関へ行くようにしよう。
結論
腹筋のあとに首が痛くなる原因は腹筋の間違ったやり方にあり、正しいフォームで行えば、首を痛めずに腹筋にしっかりと効かせることができる。難しい場合はバスタオルを使って行うと次第にコツが掴めるようになるだろう。ただし、首の痛みがいつもと違うと感じたら、自己判断でストレッチや薬の服用をするのではなく、すぐに医療機関に行くことをおすすめする。