目次
1. サングラス×マスクの主な悩み

はじめに、サングラスとマスクの組み合わせでよく聞かれる、主な悩みから解説する。まずひとつ、最も気になる部分ともいえるのが、まるで不審者のような見た目になりやすいことだろう。サングラスとマスクを一緒に着用すると、顔のほとんどが隠れるため、場合によっては警戒されてしまうことも。こちらは何も意識していないのに、周りから不審者扱いされてしまうのは迷惑なことである。
次に、サングラスだけでなく、眼鏡をかけている方にとっても共通する点だが、マスクとの組み合わせによりレンズが曇ることも、よくある悩みだろう。マスク内に溜まった湿気が鼻周りのすきまから漏れることで、レンズの曇りが生じるのである。クリアなレンズは、前述した不審者感を払拭することにもつながるので、曇り対策もしっかり行っておきたい。
2. サングラス選びのポイント

ここからは、サングラスとマスクの組み合わせをオシャレに決めるための、選び方のポイントを紹介していこう。まず本項では、サングラス選びのコツを解説する。
その1.黒以外のフレームにする
黒のフレームのサングラスは、マスクと組み合わせると、より怖い印象を与えやすいため、デザイン性を重視した、カラーフレームのサングラスを選んでみよう。やさしい印象のベージュ系やピンク系をはじめ、明るさが出るクリアのフレームもおすすめだ。フレームの色味を黒から変えるだけでも、マスク着用時の印象が大きく変わるだろう。
その2.小さめのフレームにする
サングラスのフレームの大きさも、マスクとの組み合わせの印象を決める重要なポイントである。フレームの大きいサングラスは、マスクと組み合わせると存在感が出すぎてしまい、どうしても怪しい見た目になってしまうのは避けられない。そこで、フレームの小さいサングラスを選ぶことで、サングラスの存在感を抑えることができ、相手に好印象を与えやすくなるのだ。
その3.透明なレンズにする
サングラスとマスクの組み合わせのイメージが悪い理由として、相手から目の表情が見えないことが挙げられる。目の表情が見える、見えないということだけで、与える印象は大きく変わるので、なるべく透明なレンズを選び、相手にしっかり目を見せることを心がけたい。
3. マスク選びのポイント

続いて、マスク選びのコツもあわせて確認していこう。サングラスだけでなく、マスクも意識して選ぶことで、怪しい見た目が一変、オシャレな好印象を与えられるのだ。
その1.統一感を出す
サングラスとマスクの色味を合わせて、統一感を出すことでオシャレ度をアップできる。たとえば、前項では避けるべきとして紹介した、黒いフレームのサングラスでも、黒系のマスクと合わせることでシックな印象になる。ただし、この場合レンズも黒いと威圧感が強すぎるので、レンズは透明なものがベターだ。ほかには、カラーレンズなどを選ぶ場合は、マスクも同じく個性的なデザインのものを選ぶと、見た目のバランスがとりやすいのでおすすめである。
その2.カラーマスクにする
マスクは定番の白や黒以外にも、さまざまなカラー展開で販売されているので、サングラスのフレームやレンズの色味に寄せて、マスクの色もファッションのアクセントとして活用してみよう。サングラスとマスクの組み合わせをいかに明るいイメージに見せられるかという部分が、重要なポイントである。
4. サングラスの曇りを解消する方法

最後に、サングラスとマスクの組み合わせの主な悩みのひとつ、サングラスの曇りを解消する方法を解説していこう。マスクの上部を折り曲げて着用したり、マスクの内側にティッシュを挟んだりといった、簡易的な曇り止め対策は多く紹介されているが、曇り止めグッズや曇り止めレンズといった、便利アイテムも積極的に使っていきたい。
その1.曇り止めグッズを使う
レンズの曇りを防ぐ曇り止め剤は、ジェルタイプやスプレータイプ、クロスタイプなど、さまざまな種類で販売されている。その多くには界面活性剤が含まれており、レンズの表面をコーティングすることにより、結露を防ぐという仕組みだ。どれも簡単に曇り止め対策が行えるので、持っておくと便利だろう。
その2.曇り止めレンズを選ぶ
レンズに曇り止め加工を施しておけば、対策に悩むことなく、マスクを着用していても快適にサングラスを使える。一度加工を施せば、使用頻度にもよるものの、およそ1~2年ほど効果に期待できるので、おすすめだ。ただし、レンズに曇り止め加工を施すと、撥水コートができなくなるため、通常よりもレンズに傷がつきやすくなることは覚えておこう。
結論
サングラスとマスクの組み合わせは、それぞれの選び方次第で、オシャレな見た目を演出できることを理解してもらえただろう。マスクが生活必需品となった現在だからこそ、サングラスとマスクの組み合わせもファッションのひとつとして、楽しんでもらいたい。