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ロングブレス

ロングブレスの効果はダイエットだけじゃない?正しいやり方も解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年6月15日

身体が引き締まるといった効果から一時期ブームとなったロングブレス。コロナ禍の現在、再度ブームに火を付けている。そんなロングブレスにはダイエット以外にもさまざまな効果があることを知っているだろうか。本記事では、ロングブレスとは何なのかをはじめ、ロングブレスの効果ややり方を紹介していく。

  

1. ロングブレスとは

深呼吸
ロングブレスの効果ややり方をマスターする前に、まずはロングブレスとは何かについて見てみよう。

美木良介氏が発案した呼吸法

ロングブレスとは、長年腰痛に悩んでいた美木良介氏が腰痛の改善効果のために発案した呼吸法である。決められた秒数で力強く息を吐くなど、呼吸を極めることが大切だ。美木氏は腰痛の克服のために続けていたが、気づけば体重や体脂肪の減少が見られるようになり、引き締め効果があることでロングブレスは一大ブームを巻き起こした。現在コロナ禍で在宅ワークが増えた企業も多い中、経営者が社員の運動不足解消などのヘルスケア目的で取り入れるなど、再度注目を集めている。ロジカルな考えを持ち結果にこだわる経営者気質な方たちと、短時間で効果の出るロングブレスは相性がよく、経営者自身もパーソナルレッスンに訪れることも多い。

2. ロングブレスの効果とは?

ロングブレス
元は腰痛改善のためのトレーニングとして発案されたロングブレスだが、腰痛改善はもちろん、そのほかさまざまな効果が期待できる。

インナーマッスルを鍛える効果

ロングブレスの心髄はインナーマッスルの強化にある。力強い呼吸は筋肉の深い部分まで刺激を与えられるため、インナーマッスルを鍛える効果が期待できるのだ。インナーマッスルを鍛えると、下がった内臓の位置が元の位置に引き上げられ、ぽっこりお腹の解消にもつながる。

基礎代謝の向上によるダイエット効果

基礎代謝とは、安静にしていても生きるために自然に使われているエネルギーの量だ。筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、痩せやすく太りにくい身体になる。(※1)(※2)ロングブレスでは面積の大きい筋肉が集まる体幹も鍛えられて筋肉量を増やすことができるため、ダイエット効果も期待できるのだ。

腰痛や肩凝りの改善効果

ロングブレスは、腰痛はもちろん肩凝りの改善効果も期待できるのだ。腰痛や肩凝りは姿勢の悪さが原因であるため、正しい姿勢を保つには背骨周りの筋肉や、体幹の筋肉が必要になる。ロングブレスで体幹を鍛え、正しい姿勢の軸となる背骨や骨盤が正常な位置に保たれることで腰痛や肩凝りの改善につながるのだ。

3. ロングブレスのやり方

ロングブレス
ロングブレスのダイエット効果や腰痛の改善効果をしっかりと引き出すための方法を紹介する。回数や秒数などを参考にロングブレスをトレーニングに取り入れ、ぜひ効果を実感していただきたい。

まずは3秒かけて吸って15秒かけて吐く

ロングブレスはまず「息を吐く」ことに慣れるところから始めよう。
  • かかとを付け、まっすぐ立つ
  • 手の平を丹田(へそから指3本分下の位置)に当て、お腹をへこませる
  • 鼻から3秒息を吸う
  • 口から15秒かけてゆっくり息を吐く
3?4を6回繰り返そう。ポイントは丹田に意識を集中させ、お腹はへこませたまま力強い息を長く吐くことだ。インナーマッスルを鍛えるためには、丹田を意識すると腹圧がかかりやすくなる。口から息を吸ってしまうと呼吸が浅くなってしまうため、吸うときは必ず鼻から吸おう。息を吐くときにほっぺたを膨らませると表情筋も刺激され、ほうれい線の対策にもなる。マスクをしたままでもできるので、電車内など外出先でも気軽にこっそり行えるだろう。

慣れたら3秒かけて吸って7秒かけて吐く

3秒吸って15秒吐くロングブレスの方法に慣れたら、次のステップにチャレンジしよう。
  • 片足を半歩前に出し、両足のつま先は少し外に向けお尻を締める
  • 両腕を上に持ち上げながら、鼻から3秒息を吸う
  • 息を止め、手の平を外に向けながら両腕を横に開く
  • 身体の横から、両手を使いボールを潰すようなフォームを保ち、口から一気に7秒かけて息を吐く
右足前3回、左足前3回、合わせて6回を1セットとし、1日に何回行ってもよい。片足を前にセットしたとき後ろ足に体重をかけると、丹田へ意識が向かいやすくなる。ただし、腰がそりすぎないように注意しよう。息を吐くときは、口から音が出るくらい勢いをつけて吐き出すのがポイントだ。

4. ロングブレスを毎日の習慣にしてみては?

ロングブレス
効果は継続することで現れやすくなるもの。ロングブレスのダイエット効果や腰痛改善効果を得るためには習慣化させることが大切だ。まずは、ロングブレスにおける自分の目標を明確にイメージしながら取り組んでみるといいだろう。少しでもよい成果が現れると、成功体験をきっかけにロングブレスの習慣化につながるのだ。

結論

ロングブレスのさまざまな効果や正しいやり方を紹介した。ダイエットや腰痛改善などの効果を効率的に引き出すためには、まずは基本的なやり方に慣れてから段階を踏んでステップアップしよう。日常生活の中にロングブレスを取り入れ、健康的で引き締まった身体を手に入れていただきたい。

(参考文献)

(※1)一般財団法人 脳神経疾患研究所 総合南東北病院 地域がん診療連携拠点病院・地域医療支援病院|一般財団法人 脳神経疾患研究所 総合南東北病院【地域がん診療連携拠点病院・地域医療支援病院】
(※2)東京証券業健康保険組合|healthup_383_2.pdf

(参考文献)

※1 株式会社 朝日新聞社
基礎代謝を上げるにはコレ!医学博士がすすめる九つの方法
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  • 更新日:

    2022年6月15日

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