目次
- 足を広げて、バランスボールに座る。
- 腰を左右に動かす。頭と足の位置は動かさないのがポイントだ。
- 足を広げて、バランスボールに座る。
- 腰を前後に動かす。頭と足の位置は動かさず、背中を丸めたり反らせたりするのがポイントだ。
- 足を広げて、バランスボールに座る。
- 腰を前後左右に動かす。右回しと左回しの両方を行う。
- 足を広げて、バランスボールに座る。
- 右足を前に伸ばして、左足だけでバランスをとる。
- 左足も同様に行う。
1. バランスボールに座るだけで得られる効果

バランスボールに座るだけでも、いくつかの効果が期待できる。ここでは、バランスボールの効果を見ていこう。
体幹の強化
不安定なバランスボールの上に座ると、腹筋や背筋といった体幹を刺激できる。ただ座るだけでトレーニングが可能なのが、バランスボールのメリットだ。
基礎代謝の向上
バランスボールに座って体幹を鍛えると、基礎代謝がアップする。基礎代謝は1日の消費カロリーの過半数を占めているので、継続すれば痩せる効果が期待できるだろう。
肩こりや腰痛の改善
長時間同じ体勢でいると、肩こりや腰痛といった不調に悩まされることもあるだろう。バランスボールに座っていると、自然と筋肉が刺激され、肩こりや腰痛の予防に役立つ。
姿勢や身体のゆがみの矯正
バランスボールは、左右の筋肉をバランスよく鍛えられる。そのため、バランスボールへ座るだけでも、姿勢やゆがみが整う効果も見込めるだろう。
便秘の解消
正しくない姿勢で長時間過ごしていると、便秘を引き起こす可能性がある。そのため、正しい姿勢でバランスボールに座れば、便通にもよい影響があるだろう。
脳の活性化
バランスボールに座っていると、血行が促進され、集中力がアップするといわれている。そのため、ビジネスチェアの代わりにバランスボールを使う方も増えている。
2. バランスボールへの座り方のコツ

座るだけでバランスボールの効果を十分に得るには、使い方も工夫しよう。ここからは、バランスボールの座り方のコツを見ていこう。
骨盤を立てる
バランスボールに座るときは、骨盤を立てるイメージを持とう。自然に背筋が伸び、正しい姿勢がキープできるだろう。
視線を前に向ける
視線がズレてしまうと、バランスを崩しやすい。そのため、視線をまっすぐ前に向けるように意識しよう。
腰に手を当てる
どうしてもグラグラしてしまう方は、腰に手を当ててみるとよい。正しい姿勢がキープしやすくなり、安定するだろう。また、長時間バランスボールに座っていると、姿勢が悪くなってくるため、定期的に手を当てて姿勢を見直す習慣をつけるのもおすすめだ。
3. 座るだけのバランスボールトレーニング

バランスボールは、普通に座るだけでもトレーニング効果が期待できる。加えて、少し身体を動かしてみると、より効果をアップできるだろう。ここからは、座った状態で行えるバランスボールのトレーニング方法を紹介する。
腰を左右に動かす
腰を前後に動かす
腰を回転させる
片足を浮かせて座る
4. 座るだけ用バランスボールの選び方

座るだけのバランスボールを選ぶときは、サイズや耐荷重、素材などを確認しよう。ここからは、座るだけでトレーニングが可能なバランスボールの選び方を紹介する。
サイズ
身長にあうサイズのバランスボールを選ぼう。一般的に、身長165cm以下の方は直径55cm、身長165cm以上の方は直径65~75cm程度のバランスボールがおすすめだ。また、仕事中に使う場合は、デスクの高さにあわせて選ぶことも重要である。座りやすいサイズのバランスボールを見つけよう。
耐荷重
バランスボールの耐荷重も、しっかりチェックしたいポイントだ。座るだけであれば100kg程度の耐荷重で問題ないが、大きく動いてトレーニングしたい場合は200kg以上のものがおすすめである。耐荷重は、バランスボールの使い方によって決めよう。
素材
体重を預けるバランスボールの素材は、アンチバーストタイプがおすすめである。二重構造になっており、穴が開いても徐々に空気が抜けていくため、怪我をしにくくなるだろう。
結論
バランスボールは、座るだけで体幹にある筋肉を刺激できる。そのため、テレビを観ているときや仕事中に座るだけでも、身体によい影響を与えられるだろう。バランスボールを生活に取り入れて、より健やかな身体を目指してほしい。