グレースーツに合う靴は？おすすめの色やオシャレなコーデ例を紹介

落ち着いた雰囲気を演出するグレースーツは、色のトーンや柄によって与える印象が微妙に異なる。グレースーツに合わせる靴は何色がよいだろうか。グレースーツに合う靴をみていく前に、グレースーツが与える印象についてトーン・柄別にみていこう。

グレースーツのトーンは、チャコールグレー、ミディアムグレー、ライトグレーの3つに大きく分けられる。チャコールグレーは最もトーンが暗く、ダークな色合いが潔さや上品さを感じさせる色だ。品格のある洗練された印象を与え、フォーマルな場面にもおすすめである。

ミディアムグレーは、チャコールグレーを少し明るくした色合いで、柔らかく落ち着いた印象の中にも品格が感じられ、ビジネスシーンにも取り入れやすい色だ。ライトグレーはミディアムグレーより明るい色で、非常に軽やかで華やかな印象を与えるため、真夏の暑い時期におすすめのカラーだろう。

グレースーツには、無地、ストライプ、チェックなどの柄がある。無地のグレースーツは、上品でどんなシーンでも着用できる万能アイテムだ。落ち着きや堅実さも兼ね揃えている点で、ビジネス用に1着は持っていたい。シンプルだが、靴やシャツなどの小物でアクセントを出すのもおすすめだ。

ストライプのグレースーツは、力強さや自信を感じさせる。濃さによっても印象は変わり、淡い色であれば涼しげで軽やかな雰囲気に、濃ければ大人らしい落ち着いた雰囲気になるのだ。チェックのグレースーツは、親しみやすさや華やかさ、柔らかい印象を演出するので、プライベートにもおすすめの柄である。チェック柄は格子が大きいとカジュアルに、小さいとフォーマルな雰囲気になるため、着用シーンに合わせて着こなすことが大切だ。

グレースーツをオシャレに着こなすためには、靴選びも重要だ。靴の色を選ぶ際は、スーツの色のトーンに合わせると失敗がない。たとえばチャコールグレースーツのときは黒、ミディアムグレースーツのときはダークブラウン、ライトグレーのときは茶色など、スーツと靴のトーンを揃えると全体の統一感が出るのだ。

ここでは、グレースーツと靴のコーデ例を紹介していく。スーツの色味ごとに紹介していくので、お手持ちのスーツに合わせて参考にしてほしい。

落ち着いた印象を与えるチャコールグレースーツに黒の革靴を合わせると、きっちりした雰囲気になる。さらにライトブルーのシャツとグリーンのネクタイで、信頼感のあるできる男を演出できるだろう。明るい雰囲気にしたい場合は、ライトブラウンの革靴を合わせるのがおすすめだ。インナーのシャツを暗めのグリーンにすると、より革靴の色が映えるだろう。

どんな方にも取り入れやすいミディアムグレースーツとダークブラウンの革靴の組み合わせは、カジュアルさとフォーマルな雰囲気を出せる。スーツの色とよくなじみ、茶色の靴を普段履かない方でも取り入れやすいコーデだ。チェック柄が施されたミディアムグレースーツに、茶色の革靴と白のトップスを合わせることで、英国的でオシャレな仕上がりを目指せる。

あか抜けた雰囲気が出るライトグレースーツに白シャツ、黒の革靴でしめると、すっきりとモダンな印象になるだろう。光沢があるネクタイにすることで、Vゾーンを引き立ててくれるのもポイントだ。薄めのライトグレースーツにグレーのストライプシャツと赤みがかった茶色の革靴を合わせると、クールな印象で靴が映えるコーデになる。

グレースーツと靴のコーデを紹介してきた。ここでは靴以外のおすすめの合わせ方を紹介していく。靴以外にもネクタイやシャツのコーデ次第で、印象もがらりと変わるだろう。

グレースーツは基本的に何色のネクタイを合わせてもマッチする。スーツの明るさに合わせてネクタイを選ぶと、より統一感が生まれるだろう。チャコールグレースーツなら、暗めのトーンのネクタイ、ミディアムグレースーツはどの明るさのネクタイとも相性がバツグンだ。ライトグレースーツは、さわやかなスーツのイメージに合わせて鮮やかな色や明るい柄物のネクタイもおすすめである。

グレースーツに合わせるシャツは白・ピンク・サックスブルーがおすすめだ。白シャツはどのグレースーツとも相性がよい。ピンク系のシャツは、グレースーツにアクセントを与え、とくにライトグレースーツと合わせると優しい印象になる。サックスブルーのシャツは明るいトーンのため、ミディアムグレーやライトグレーとの相性がバツグンだ。サックスブルーにはグレーの色が混ざっていることから、まとまりも生まれる。

グレースーツは色のトーンによって与える印象が変わるため、合わせる靴選びは重要だ。靴だけでなく、ネクタイやシャツも含めて全体の統一感が出るように意識することが大切である。今回紹介したコーデを参考に、自分なりにアレンジして、グレースーツをかっこよく着こなしてほしい。