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ネクタイ

結婚式のネクタイマナー | 色柄の選び方やオシャレな結び方を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年7月12日

結婚式では、フォーマルなスーツスタイルで出席するため、合わせるネクタイもシーンにふさわしいものを選ぶ必要がある。せっかくのお祝いの席で失礼のないように、結婚式のネクタイマナーはよく理解しておきたい。本記事では、結婚式にふさわしいネクタイの色柄の選び方や、ゲスト別のおすすめのネクタイ、また結び方のバリエーションまで、さまざまなポイントを詳しく解説する。

  

1. 結婚式にふさわしいネクタイの色や柄

結婚式
はじめに、結婚式のネクタイマナーの基本として、ネクタイの色柄の選び方のポイントや、結婚式でNGの色柄などについて、確認していこう。

結婚式の基本的なネクタイマナー

結婚式のネクタイは、基本的にはシルバーの無地が定番だ。ほかには、シルバーに近い白色や、ゴールドもよく用いられている。柄つきのネクタイの場合、控えめなドットやストライプであればOK。ネクタイの生地選びは、華やかさを演出するために、光沢感のあるシルクやサテンをおすすめしたい。

最近の結婚式でのトレンド

近年では、リゾート地やレストランなど、比較的カジュアルな場所で結婚式が開催されることも多くなったので、それに伴い、ネクタイもカジュアルに演出するのがトレンドとなっている。若い世代の場合、ピンクやイエロー、サックスブルーなどのパステルカラーが人気だ。

結婚式では避けたいネクタイ

いくら結婚式がカジュアル化しても、避けるべき色柄のネクタイもある。結婚式のネクタイマナーの基本中の基本なので、注意しておこう。

黒色のネクタイ

黒色のネクタイは、お葬式などの弔事をイメージさせる色のため、結婚式では避けるべきである。ただし、蝶ネクタイなどのフォーマルタイであれば、黒色でもまったく問題ない。混同して考えないよう、気をつけておきたい。

アニマル柄のネクタイ

アニマル柄のネクタイは、殺生をイメージさせる柄のため、結婚式をはじめ、すべてのフォーマルシーンでは避けるべきとされている。スーツスタイルのアクセントとしてはインパクトのある柄だが、アニマル柄はカジュアルシーンでのみ、使うようにしたい。

2. ゲスト別で見る結婚式におすすめのネクタイ

ネクタイ
続いて、ゲスト別で見る結婚式におすすめのネクタイについて解説する。結婚式の場合、立場や服装によって、選ぶべきネクタイの方向性が多少異なることを知っておきたい。

親族の場合

親族として結婚式に出席する場合、親族としてゲストをもてなす側になるため、通常はブラックフォーマルの礼服を着用するのが一般的だ。礼服に合わせるネクタイは、冠婚葬祭用のフォーマルタイが定番である。昔ながらの白無地をはじめ、シルバーやシルバーグレーのネクタイを選ぶようにしたい。

主賓や上司の場合

主賓や上司として結婚式に出席する場合、ほかのゲストよりも格の高いネクタイ選びを意識したい。光沢感のあるシャンパンゴールドや、ゴールデンイエローなどを選ぶと、華やかさと気品を兼ね備えたコーディネートに仕上がるだろう。

同僚や友人の場合

同僚や友人として結婚式に出席する場合、トレンドを意識したネクタイを選んでみよう。前述したパステルカラーは人気の種類であり、お祝いの席にも適している。

3. 結婚式用のネクタイの結び方

ネクタイ
最後に、結婚式用のネクタイの結び方を、いくつか紹介していこう。ネクタイの結び方には基本から応用まで、さまざまなバリエーションがあるので、ぜひ頭に入れておきたい。なお、ネクタイの幅の広い方を大剣、幅の狭い方を小剣と呼び、手順を紹介していく。

プレーンノット

プレーンノットとは、最も基本的とされるネクタイの結び方である。難易度が低く、ネクタイに慣れていない方でも簡単に結びやすい。ビジネスシーンをはじめ、結婚式などのフォーマルシーンでも使える汎用性の高さが特徴だ。結び方の手順は以下の通り。
  • 大剣を長めに持ち、小剣の上に交差させる。
  • 大剣を小剣に巻きつけるように、後ろから1周まわす。
  • 大剣をさらに後ろから半周まわし、小剣の後ろに持ってくる。
  • 首元の内側から大剣をまわし、ループになったところに上から通す。
  • 結び目の形を整えたら完成。

ダブルノット

ダブルノットとは、結び目を2周させて作ることで、プレーンノットよりもボリューム感を出したネクタイの結び方である。上品な印象に仕上がり、とくに結婚式などのフォーマルシーンにぴったりだ。結び方の手順は以下の通り。
  • 大剣を長めに持ち、小剣の上に交差させる。
  • 大剣を小剣に巻きつけるように、後ろから2周まわす。
  • 首元の内側から大剣をまわし、ループになったところに上から通す。
  • 結び目の形を整えたら完成。

ウィンザーノット

ウィンザーノットとは、イギリス式の典型的なネクタイの結び方である。正三角形に近い、大きくインパクトのある結び目が特徴だ。結び方の手順は以下の通り。
  • 大剣を長めに持ち、小剣の上に交差させる。
  • 小剣を折り、後ろから持ってきたら、大剣を前にまわして間に通す。
  • 大剣を通した反対側から外にまわし、内から外に持っていく。
  • 大剣を小剣の上に交差させ、ループになったところに上から通す。
  • 結び目の形を整えたら完成。

セミウィンザーノット

セミウィンザーノットとは、プレーンノットとウィンザーノットの、中間あたりの結び目のボリューム感のある、ネクタイの結び方である。ネクタイの存在感をほどよくアピールしたい際に適している。結び方の手順は以下の通り。
  • 大剣を長めに持ち、小剣の上に交差させる。
  • 大剣を前から後ろへ持ってきて、間に通したら少し締める。
  • 重ねた大剣を首元に通し、後ろから前にまわして間に通す。
  • 首元の内側から大剣をまわし、ループになったところに上から通す。
  • 結び目の形を整えたら完成。

結論

これまで結婚式に出席する際、ただなんとなく失礼のないように、ネクタイ選びをしていた方もいるかもしれない。しかし、結婚式のネクタイの選び方は意外と幅広く、オシャレも意識できることを知ってもらえただろう。お祝いの席をより華やかに演出するために、ぜひネクタイ選びにもこだわってもらいたい。
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  • 更新日:

    2022年7月12日

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