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メンズシャツの襟の種類 | シーン別のおすすめカラーも紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年7月 4日

日頃から仕事などでシャツを着ることが多い方は、襟の種類にもこだわってシャツ選びをしているだろうか。実は同じシャツでも、襟の形によってさまざまなバリエーションがあり、シーンによって合わせ方も異なるのだ。本記事ではそんなメンズシャツの襟の種類に着目して、それぞれの特徴やシーン別の選び方のポイントについて、じっくりと解説する。

  

1. メンズシャツの襟の種類

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では、メンズシャツの襟の種類を一挙紹介していこう。聞きなじみのない種類もあるかもしれないが、どれも用途があり、着こなし方も異なる。自分に合うシャツ選びのヒントに、それぞれの名前や特徴を押さえておきたい。

レギュラーカラー

レギュラーカラーとは、最も一般的なシャツの襟の種類である。時代によって、襟の開き具合や長さが少し異なるが、基本的に襟の角度は65度となっている。あらゆるスーツジャケットやネクタイとの相性がよく、フォーマルシーンやビジネスシーンにもぴったりだ。

ワイドカラー

ワイドカラーとは、レギュラーカラーに比べて、襟が大きく広がった形が特徴だ。襟の角度は100~140度あたりとなっており、スーツスタイルのVゾーンをすっきりと見せることができる。開きが大きいので、ネクタイの結び目にインパクトがほしいときにも適している。ビジネスシーンだけでなく、カジュアルシーンでも使いやすい種類である。

セミワイドカラー

セミワイドカラーとは、レギュラーカラーとワイドカラーのちょうど中間的な位置づけの、襟の種類である。襟の角度は90度あたりとなっており、世代を問わず多くのビジネスマンから高い支持を得ている。こちらもワイドカラー同様、ビジネスシーンに加え、カジュアルシーンでも使える種類である。

ボタンダウンカラー

ボタンダウンカラーとは、襟の先端をボタンで身頃に留める種類である。ボタンを留めることで少しカジュアルな雰囲気になり、クールビズなどのノーネクタイスタイルでも、襟の形をきれいにキープできることが特徴だ。

ドゥエボットーニカラー

ドゥエボットーニカラーとは、第1ボタンの部分にボタンがふたつ付いていることが特徴の、襟の種類である。こちらもボタンダウンカラー同様、ノーネクタイスタイルでの着こなしがおすすめだ。ちなみにドゥエボットーニとは、イタリア語で「ボタンがふたつ」という意味を持つ。

ホリゾンタルワイドカラー

ホリゾンタルワイドカラーとは、英語で「水平」という意味を持つ通り、襟の角度が180度あたりまで開いていることが特徴だ。ネクタイとの組み合わせ次第で、上品にもカジュアルにも見せることができる。また、襟の角度が190度以上開いた種類は、別称でカッタウェイカラーとも呼ばれる。

ナローショートカラー

ナローショートカラーとは、襟の長さが短い種類であり、ショートポイントカラーとも呼ばれる。襟の角度がおよそ60度以下と、狭いことも特徴だ。襟の長い種類に比べて、カジュアルでどこか軽快な印象を与えられる。

ウィングカラー

ウィングカラーとは、鳥の羽のように小さく折り返された襟先と、首を包むような立ち襟が特徴だ。格式が高く、とくにフォーマルな襟の種類とされており、主に結婚式やパーティーなどで使われている。

バンドカラー

バンドカラーとは、首まわりにバンド状の襟が付いた種類である。襟のないノーカラーと似ているものの、厳密には別物とされているので注意。カジュアルシャツのみでなく、ビジネスカジュアルスタイルでも人気が高まっている。

タブカラー

タブカラーとは、左右の襟にタブが付いた種類である。スナップボタンで留めるホックタブと、ボタンで留めるループタブの2種類がある。ネクタイを締めることで襟に立体感が出て、クラシックな着こなしに仕上がる。

ラウンドカラー

ラウンドカラーとは、襟先がカーブしたデザインが特徴で、そのまま丸襟とも呼ばれる。一般的な襟よりもやわらかい印象を与え、堅苦しさがない。ビジネスカジュアルにもおすすめだ。

ピンホールカラー

ピンホールカラーとは、襟先の中あたりにハトメが開いており、ピンを通せるようになった種類である。タブカラー同様、ネクタイと合わせると襟を立体的に見せることができる。ビジネスシーンというよりは、二次会やパーティーなど華やかなシーンにふさわしい。

ワンピースカラー

ワンピースカラーとは、襟と前立ての裏が1枚の生地でつながった種類である。ノーネクタイスタイルでも襟がキレイに立つので、クールビズにもぴったりだ。

2. メンズシャツの襟の選び方

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続いて、メンズシャツの襟の選び方について解説する。それぞれのシーンに合ったシャツの襟の選び方をよく知り、着こなしをマスターしてほしい。

ビジネスシーンの場合

ビジネスシーンの場合、一般的にネクタイを着用するため、定番のレギュラーカラーをはじめ、セミワイドカラーやワイドカラーを選ぶようにしたい。これらのシャツであれば、さまざまなスーツジャケットやネクタイとも相性がよいので、コーディネートに悩むこともないだろう。それぞれのシャツを何枚から揃えておくことをおすすめしたい。

ノーネクタイのビジネスカジュアルシーンの場合

ノーネクタイのビジネスカジュアルシーンの場合、ネクタイをしていなくても、シャツの襟の形が崩れにくい種類を選ぶのがベストである。ボタンダウンカラーや、ホリゾンタルワイドカラーなどであれば、無難だろう。

フォーマルシーンの場合

結婚式などのフォーマルシーンの場合、基本的にはレギュラーカラーを選ぶようにしたい。ボタンダウンカラーなど、カジュアルな雰囲気の襟の種類は避けたほうがよいだろう。また、高級レストランで食事をする際など、ドレスコードがあるような場合、フォーマルとはいえ基本的にはシャツの襟の形は問わず、スーツスタイルであれば問題ないことがほとんどである。

結論

メンズシャツの襟の種類は、一般的によく見かけるものから、一見すると珍しいものまで、これだけ多くのバリエーションがあることを知ってもらった。オシャレなスーツコーディネートにこだわりたい方は、着用シーンやスーツスタイルに合わせ、シャツの襟の種類も使い分けてみよう。
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  • 更新日:

    2022年7月 4日

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