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革靴

革靴の洗い方!水洗いする方法や正しい手入れの仕方を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年7月10日

革靴って洗えるの?そう思う方もいるだろう。革靴は洗い方をマスターすれば革の風合いを失わずに洗うことができる。今回は、革靴のにおいや汚れが気になっている方に向けて水洗いする方法や正しいお手入れの仕方を紹介していこう。

  

1. 革靴の洗い方の前に注意すべきこと

革靴
革靴の洗い方を見ていく前に、注意すべきことを紹介していこう。

水洗いできるか確認する

革靴の洗い方の前にまず注意すべきことは、水洗いができるか確認することだ。スエードのような起毛系の革靴は洗った後に毛を元に戻すことが大変なため、水洗いはおすすめできない。また、エナメル素材の革靴も艶がなくなる可能性があるので、水洗いは控えよう。

色落ちしないか確認する

色落ちしないかの確認をすることも、革靴の洗い方の前に注意すべきポイントだ。革の外側と内側を、水を含ませた布で磨き、どのくらい色が落ちるのか確認する。色落ちが激しい場合は、プロに任せたほうがよいだろう。

時期や頻度は適切かどうか

革靴を水洗いするのに適した季節は、春の始まりや夏の終わりだ。せっかく洗っても革靴の中が蒸れてしまう夏は避けたほうがよい。また、革靴を水洗いする頻度は、半年に1回くらいがおすすめだ。あまり頻繁に水洗いすると、革に含まれる油分までを洗い流してしまうので注意しよう。

2. 革靴の正しい洗い方

革靴
次に、革靴の正しい洗い方を紹介していこう。

必要なもの

革靴を洗う際に必要なのは、いらない歯ブラシ・革靴専用洗剤・スポンジだ。革靴専用洗剤がない場合は、5%に薄めたボディソープでもよい。本格的に洗いたい方は、革製品専用の石鹸やサドルソープを使うのもおすすめだ。型崩れを防いだり水分を取り除いたりするために、新聞紙やいらない布も用意しよう。

洗い方の手順

  • 革靴の紐を外す
  • 革靴についている汚れやワックスを軽く拭き取る
  • 汚れやワックスを落としたら、40度くらいのお湯につけたスポンジで、革靴の表面を濡らす
  • 革靴を全体的に濡らしたら、洗剤を含んだスポンジで優しく洗う
  • 洗い終わったら、キッチンペーパーや布などで泡を拭き取る
  • 最後にキレイな布でできる限り水分を拭き取る
洗い方の手順は以上のように行おう。靴の細かいところの汚れやワックスを取る際は、歯ブラシを使うのがおすすめだ。

洗った後の乾かし方

革靴の洗い方も大切だが、乾燥の仕方も重要だ。自然乾燥に任せていると、カビが生えたり型崩れしたりする可能性がある。革靴を洗い終わったら、丸めた新聞紙を革靴の中に隅々まで行き渡るように詰めよう。新聞紙は水分を吸うと同時に革靴の型崩れを防いでくれるのだ。
新聞紙を詰めたら、日陰で風通しのよい場所に立てかけて数日間乾燥させる。中に詰めた新聞紙は、最低1日1回は取り替えよう。革靴は直射日光によって変色する可能性があるため、必ず日陰で干すことがポイントだ。

乾いた後のお手入れ方法

洗って乾いた後の革靴は、汚れはもちろん、水分や油分も抜けている。そこで、保護クリームを塗るなどのお手入れが必要だ。ミンクオイルなどの保湿ケア製品を使用して、革を保護しよう。オイルを塗ったら、なじむまで2~3時間ほど待ち、革磨き用の布で丁寧に磨く。最後に防水スプレーを表面に、消臭スプレーを内側に吹きかけよう。

3. 革靴のにおいの取り方

10円
革靴を頻繁に履いているとにおいが気になってくるだろう。革靴の洗い方を紹介したが、頻繁に洗うわけにはいかない。そこで、革靴のにおいの取り方について紹介していこう。

重曹を利用する

正しい洗い方をしていても革靴のにおいが気になる場合は重曹を使うのがよい。重曹は吸湿性があるため、靴の中の水分や臭いを吸ってくれるのだ。お茶のパックや使い古した靴下、巾着などに重曹を入れて、革靴の中に入れよう。一晩置くと重曹が革靴の中の嫌なにおいを吸い取ってくれるのだ。

10円硬貨を入れる

もっと手軽に革靴のにおいを取りたい場合は10円硬貨を使うのもおすすめだ。銅には雑菌を分解する効果がある。そのため、10円硬貨を革靴の中に入れることで、消臭効果が期待できるのだ。正しい洗い方ができないときは、革靴に10円効果を入れて保管しておくのもいいだろう。

4. 普段からできる革靴のお手入れ方法

革靴
革靴の洗い方を紹介したものの頻繁に洗うことはできない。革靴をキレイに保つためには洗い方を知ったうえで、日頃のお手入れが必要になる。ここでは、普段からできる革靴のお手入れ方法を紹介していこう。

手入れする頻度

革靴の洗い方をマスターしたら、月に1回の本格的なお手入れも必要だ。目安としては、同じ革靴を8?10回ほど履いたら1回お手入れするくらいの頻度がよい。過剰なお手入れは革に負担がかかり、型崩れなどを起こす可能性があるので、頻度を守って適切に行おう。

お手入れのやり方

  • 馬毛ブラシでホコリを落とす
  • クリーナーで革靴を軽く拭いて汚れを落とす
  • シューズクリームを塗って革に栄養・艶・色を与える
  • シューズクリームをなじませるために、豚毛ブラシでブラッシングする
  • 靴磨き用のグローブで乾拭きする

結論

革靴の洗い方やお手入れ方法を紹介した。普段のお手入れはしているが、水洗いをしたことがないという方は、この機会に革靴を洗ってみてはいかがだろうか。革靴を洗う際は、注意すべき点がいくつかあるため、この記事を参考にしてほしい。
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  • 更新日:

    2022年7月10日

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