目次
1. 髭の理想的な長さは何ミリ?

髭は好みの長さでセットする方もいるだろうが、年齢に応じた髭の長さにするのもおすすめだ。何ミリの長さが理想的なのか、3つの年代に分けて詳しく紹介しよう。
10代~20代の場合
10代~20代は髭の毛質が細く発達途中なので、ボリューム感を出したりダンディな雰囲気を演出したりするのは難しいかもしれない。幼さが残る顔の方が多い年代でもあるため、長い髭は似合いにくいだろう。若いうちは2~3mmほどの長さにすると、清潔感が出せる。
30代~40代の場合
30代~40代は仕事・プライベートともに人との関わりも増える年代である。そのため大人の男性として印象付けられる髭の長さである、6mmがおすすめだ。6mmという長さは女性からの支持も多く、モテる髭の長さともいえるだろう。
50代~60代の場合
男性としての魅力も増す50代~60代は、髭が生えていても紳士的に見える年代だ。50代頃には髭が生える範囲が広がり、髭1本ずつの濃さや太さにも存在感が出てくる。髭の長さは7mmがおすすめで、少し長めのスタイルでも好印象を与えられるだろう。
2. おすすめ髭スタイルと長さの整え方

続いては、おすすめの髭のスタイルを3つ紹介しよう。それぞれのスタイルにあわせた整え方も解説していくので、髭の長さを整える際はぜひ参考にしてほしい。
フジ
「フジ」は顎髭以外すべて剃り、ある程度伸ばした顎髭を富士山のような形に整えるスタイルだ。簡単に作れるスタイルだが、整えるまで手をつけず放置しておく必要がある。
・フジの整え方
まずは顎髭を放置してある程度長さを作っておくのがポイントだ。シェービング剤を髭になじませ、柔らかくする。剃り残しがないよう、確認しながら顎髭以外を剃っていこう。残した部分の角をキレイに整えておくと、オシャレ度もアップする。
ピラミダル
唇の形に合わせて髭を整える定番な口髭で、「口髭の王道」ともいわれるピラミダル。口元に視線が集まりやすいため、説得力を高める効果が期待できるスタイルだ。
・ピラミダルの整え方
シェービング剤を500円玉サイズ分出し、顔に塗ってシェーバーで剃っていく。ピラミダルのポイントはライン作りにある。キワを剃る際は刃を倒しておくと剃りやすいだろう。
コンチネンタル
コンチネンタルは訳すと「ヨーロッパ大陸ふう」という意味がある。口髭と顎髭が繋がっておらず、個性を演出でき清潔感もあるスタイルだ。
・コンチネンタルの整え方
シェーバーで余計な部分を剃る。口髭は上部を剃って薄めに、顎髭の長さは短く整えよう。首周りの髭も忘れずにしっかり剃っておくことも大切だ。
3. 髭の長さを調整する際の注意点

髭の長さを調整する際に気を付けるべきことが3つある。1つずつ説明していこう。
清潔感を重視する
長さが不揃いな髭は不衛生な印象を与えやすいため、「清潔感がない」と思われてしまう。清潔感のある髭を保つためには、髭の長さをきちんと整えることが大切だ。長い髭の場合は、一度コームで髭を梳かそう。長さを整え、不要な部分の髭を剃っていく。髭のお手入れは肌を傷付けやすく、肌荒れが起きやすいため、最後に化粧水や乳液でスキンケアも忘れずに行おう。荒れた肌に髭という組み合わせは、清潔さを感じさせるには難しい。毎日のケアで清潔感を保つのも大切だ。
青髭をカバーする
青髭は、剃った髭の伸び始めに肌が青っぽく見える状態のことである。髭が濃い方は、朝しっかり剃っても、夕方になると少し伸びた髭のせいで青く見えてしまいがちだ。青髭をカバーするためには、髭を長く伸ばしておく部分と、剃る部分との境をはっきりさせるとキレイに見せられる。また、青髭の目立ちやすい部分に髭を薄くする作用のあるクリームを使用するのもおすすめだ。
毛抜きは使わない
髭のお手入れを行う際、毛抜きを使用する方もいるだろう。しかし、毛抜きで髭を抜く行為は、一時的に髭がなくなるだけで、肌へのダメージを与えてしまう方法である。毛抜きを使用し髭を抜くと、埋没毛になったり毛細血管や神経を傷付け出血したりと、肌のトラブルを引き起こす可能性があるため、毛抜きの使用は控えておこう。
結論
髭は、ただ剃って整えればよいわけではなく、年代に合った長さに調節することが大切だ。今回紹介したスタイルや、髭の長さを調節する際に気を付けるポイントを参考に、ぜひオシャレで清潔感のある髭をセットできるようになっていただきたい。