目次
- 好みの方法で靴紐を一番上まで通し、一回結んでから、左右にある靴紐で輪を作る。このとき、右は後ろ側に、左は手前側に靴紐の先を持ってくる。
- 右の輪を左の輪にくぐらせる。
- 左の輪を右の輪にくぐらせる。
- 両方の輪を引っ張れば完成だ。
- 好みの方法で靴紐を一番上まで通し、一回結んでから、右の紐を左の紐にくぐらせる。
- 蝶結びをして、左右の紐を引っ張る前に一度ストップだ。
- 蝶結びをするとき巻きつけたほうの紐を、真ん中にできた穴に通す。
- 左右の輪を引っ張り、形を整えたら完成である。
1. スニーカーの靴紐の種類の基本

スニーカーを選ぶときに、靴紐を基準にして探す方は多くないだろう。しかし、スニーカーの靴紐は、デザインや履き心地に大きな影響を与えているポイントだ。ここでは、靴紐の種類について紹介していこう。
その1.靴紐の形状
靴紐の形状は、大きくわけて丸紐・平紐・丸平紐の3種類がある。丸紐は、締め付けがやさしく、スニーカーを快適に履けるのが魅力だ。細いデザインのものを選ぶと、ドレッシーな雰囲気になるため、スニーカーだけでなく革靴に使われることも多い。平紐は、しっかりと結びやすく、ほどけにくい点が特徴である。スポーツやアウトドアを楽しむときに履くスニーカーにおすすめな種類だ。丸平紐は、丸紐と平紐の中間のような使用感で、ほどよい締め付け感がある。
自分がスニーカーを履くシーンや好みにあわせて靴紐の形状を選ぼう。
その2.靴紐の加工方法
靴紐の表面に施されている加工を選ぶときのポイントにしてもよい。頻繁に使われる種類だと、火で加工したガス紐やロウでコーティングしたロウ引き、複数の紐を編んで作り上げた編み紐などがある。加工方法によって見た目の印象や値段が異なるため、好みにマッチするものを探してほしい。
2. 主なスニーカーの靴紐の通し方・結び方

スニーカーの靴紐は、使い方によって見た目の雰囲気がガラッと変わる。ここからは、スニーカーの靴紐の結び方を見ていこう。
その1.シングル
シングルは、基本的な靴紐の結び方だ。右側の一番上にある穴と、左側の一番下にある穴に靴紐を通してから、靴紐が縦一列に並ぶように通していく。フォーマルな印象になるため、スニーカーよりも革靴に使われることが多い。また、ゆるみやすいため、頻繁に靴を脱いだり履いたりするときにおすすめだ。
その2.パラレル
パラレルも靴紐が縦一列に並ぶ結び方で、革靴に使われることが多い。左右にある一番下の穴に外側から内側に向かって靴紐を通し、二段上の穴に通した後に真横の穴に入れていく。
靴紐を裏側でクロスさせるため、ゆるみにくいのがポイントだ。さらに、足にかかる圧力が分散し、疲れにくいのも魅力である。
その3.オーバーラップ
オーバーラップは、スニーカーを履くときにしばしば取り入れられる結び方だ。左右にある一番下の穴に外側から内側に向かって靴紐を通し、一列上の穴に外側から通していく。靴紐がV字のように見え、カジュアルな雰囲気に仕上がる。また、ほどけにくいため、スポーツをするときにもおすすめだ。
その4.アンダーラップ
アンダーラップは、靴紐が逆V字に並ぶように通していく方法だ。オーバーラップと逆に、左右にある一番下の穴に内側から外側に向かって靴紐を通し、一列上の穴に内側から通していく。また、オーバーラップよりもやさしく、締め付け感が少ないことも特徴だ。ただし、その分ほどけやすいのがデメリットである。
3. スニーカーのほどけない結び方

たくさん歩くときやスポーツを楽しむときに、スニーカーの靴紐が何度もほどけると気分が下がってしまうだろう。そうならないために、スニーカーのほどけにくい結び方をマスターしておこう。ここからは、比較的ほどけにくいといわれている、イアン・ノットとベルルッティ結びの手順を紹介していこう。
その1.イアン・ノット
その2.ベルルッティ結び
結論
スニーカーの靴紐の結び方をなんとなくて決めている方は多いのではないだろうか。しかし、今回紹介したように、靴紐の通し方や結び方にはさまざまな種類がある。見た目の印象やほどけにくさ、着用感などが異なるため、自分好みの方法を見つけてほしい。この記事を参考にして、よりオシャレで快適にスニーカーを履きこなそう。