目次
1. オシャレ坊主「スキンフェードカット」とは?

周囲からのウケもよく、オシャレ坊主として人気も高まっているスキンフェードカット。普通の坊主と違い、オシャレと呼ばれる魅力はどこにあるのだろう。カット方法も比較しながら解説していこう。
坊主とスキンフェードの違い
ふたつの大きな違いはカット方法だ。坊主は髪全体を均一に整えていくが、スキンフェードはサイドやバックが短く、髪の毛のトップに向かって長さを出していく。
カットに用いる道具についても触れておこう。基本的に坊主はバリカンを使ってカットするが、スキンフェードはカミソリやシェーバーを用いて刈りあげる。地肌に近い状態からトップに向けて徐々に髪の毛の色合いが強まる、グラデーションが楽しめるヘアスタイルだ。
スキンフェードの魅力
スタイリングしやすい点もスキンフェードの魅力のひとつ。短いヘアスタイルなのでスタイリングに時間がかからないのだ。また、オシャレ坊主であるスキンフェードは、意外とビジネスの場でも好評を得やすい。髪が短く、清潔で顔の表情も見えやすいので、誠実な印象を与えるのだ。トップの髪を七三分けにすれば、よりビシッとした雰囲気になるだろう。
スキンフェードは、実は白髪が気になる方にもおすすめ。スキンフェードにすれば短い部分は地肌に近くなるため、髪の毛の白さが目立ちにくい。ワイルドな雰囲気も出せるので試してみてはいかがだろうか。
2. オシャレ坊主「スキンフェード」のやり方

実際にスキンフェードにしてみたいと思われた方も、カットする場所は美容院か床屋か悩むのではないだろうか。また、オシャレ坊主のスキンフェードを維持したい方も多いだろう。オシャレを保つスタイリングのコツもあわせて紹介していこう。
美容院より床屋がおすすめ
スキンフェードは床屋で施術してもらうのがおすすめだ。床屋にいる理容師はバリカンやカミソリの使い方を学んでおり、どこの床屋でもある程度の技術の水準が保たれている。スキンフェードに関する講習への参加や、海外のヘアスタイル情報も床屋のほうが多い。日々の施術でもバリカンやカミソリを使い慣れているため、細かいオーダーにも応じてもらいやすいだろう。
美容室を利用する場合は、メンズに特化しているサロンを選ぶようにしよう。
セルフカットでメンテナンスが必要
オシャレ坊主はこまめにメンテナンスを行い、ヘアスタイルのバランスを維持することが大切だ。最短部分が0mmであるスキンフェードは、髪が伸びてくるとグラデーションが同化してきてしまう。ベストな見た目が保たれるのは1~2週間が目安だ。
とはいえ、時間や費用の面から床屋や美容室に行く頻度を抑えたいところだろう。その場合は、セルフカットでメンテナンスをする必要がある。セルフカットをするには、バリカンが必須。長さを変えたグラデーションにするには、アタッチメントを付け替えて刈りあげていくようにしよう。
スタイリングのコツ
オシャレ坊主をカッコよくスタイリングするには、ツヤ感を出すのがポイントだ。ツヤ感のある七三分けは、ビジネスシーンでもデキる男を演出する。ポマードやグリースも使えるが、ヘアオイルが扱いやすくておすすめだ。これから紹介するヘアスタイルにもぜひ活用してほしい。
3. オシャレ坊主「スキンフェード」のヘアスタイル例

オシャレ坊主と呼ばれるスキンフェード。よりオシャレ感が増すヘアスタイル例をいくつかご紹介しよう。
スキンフェード× ライン
スキンフェードカットにラインを取り入れ、アクセントを楽しんでみてもよいだろう。サイドに入れるのが定番だが、少しでも長さがあればラインを入れることは可能なので、トップに入れてチョイ悪を演出しても面白い。海外でも人気のヘアスタイルだ。
スキンフェード × パーマ
パーマを加えたスキンフェードスタイルはいかがだろうか。海外の男性たちの間ではすでに広まっているヘアスタイルだ。スキンフェードのハードさに、パーマのゆるふわの雰囲気が加わったオシャレ坊主になる。
パーマといえば、髪の長さがないとかけられないというイメージをお持ちの方も多いと思うが、トップの髪の毛の長さが1cm程度あればかけられるのだ。髪の毛が5cm以上と長めの部分はロッドで巻き、短い場合はアイロンでパーマをかける。髪の長さや巻き方で、いろいろな印象を演出できるヘアスタイルだ。
スキンフェード × オールバック
スキンフェードにオールバックを合わせたヘアスタイルも、海外の男性たちがこぞって取り入れている。トップの髪の毛が短めの場合はフェード部分を低めにし、トップをオールバックにしたシンプルなスタイルがおすすめだ。わりと敷居が低いヘアスタイルなので、取り入れやすいだろう。
トップが長い場合は毛に束感を出したり、前髪部分をポンパドールにしたりとアレンジも豊富。さらにパーマを合わせたオールバックスタイルも、長めの髪の方にはおすすめだ。
結論
スキンフェードは、普通の坊主にオシャレ要素を取り入れたい方におすすめのヘアスタイルだ。ただオシャレなだけではなく、整髪料などできちんとスタイリングすれば、ビジネスシーンにもふさわしい髪型になる。スキンフェードは応用ヘアスタイルも豊富だ。スタイルを維持するにはこまめなメンテナンスが必要となるが、海外のオシャレメンズたちのトレンドにぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。