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革靴

実は間違えている人多数!?革靴の寿命を延ばすこともできる本当に正しい「革靴のお手入れ方法」とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年8月27日

長く履くほど味わいが出る革靴だが、頻繁に履いているとどうしても削れや破れなどで修理が必要なタイミングが訪れる。そんなとき、どこで修理ができるのか、料金はどれくらいかなどを知っておくと迷わず対応できるだろう。この記事では、革靴を修理に出す方法や対応可能な修理、料金の目安などについて解説しよう。お気に入りの革靴を長持ちさせるために役立ててほしい。

  

1. 革靴の修理はどこで受け付けてくれる?

革靴
革靴を修理に出したい場合、方法は大きく分けて2つある。街なかにある靴修理店に持ち込むか、配送で修理に出す方法だ。

街なかの靴修理店

革靴を修理に出す際、最もオーソドックスなのが街の靴修理店に持ち込む方法だ。ミスターミニッツや靴専科などの靴修理店は全国展開しているため、ご存知の方も多いだろう。これらのお店は駅ナカやショッピングモールなどに多く出店しているので、通りがかりに持ち込むことなどもでき便利だ。もちろんローカルな街の靴修理店で受け付けてくれる所もある。持ち込みの場合、修理内容にもよるが10~15分ほど待てばその場で修理してくれることもあるのがメリットだ。

配送対応してくれるお店もある

お近くに靴修理店がない場合は、配送で修理対応をしてくれるお店を利用する方法がある。ネットや電話で申し込み、革靴を指定の住所まで発送すれば、修理やメンテナンスを施したのち自宅まで返送してくれる。有名どころだとリアットや、靴専科なども配送サービスを取り扱っている。期間は1週間~長ければ1か月ほどかかることもあるが、忙しくてお店に持ち込む時間がない方などにとっては有難いサービスだ。

2. 革靴の修理が必要な状態とは?

革靴
革靴のトラブルはさまざまなので、どんな状態になったら修理に出すべきか迷うこともある。ここでは、革靴の修理が必要なタイミングやよくあるトラブルについて解説しよう。

ヒールやつま先の削れ

靴を履いていて最も早く劣化するのがヒールやつま先だ。歩くときに力がかかるため自然と削れてしまいバランスが悪くなる。ヒールやつま先の削れが靴の本体にまで達すると修理が大変になるので、ゴムの部分が削れ切る前に修理に出すのがベストである。持ち込みだとその場で修理をしてもらえることもあるので、ヒールやつま先が気になったら気軽にお店に立ち寄ってみてもよいだろう。

ソールの摩耗や穴あき

ソール全体が摩耗してきたり、ソールの一部に穴があいてしまったときも修理に出すタイミングだ。靴底全体を取り替えるオールソール交換という対応になるため少し価格は張るが、履き心地も見た目も新品同様に復活する。お気に入りの革靴であれば、ソールがかなり傷んでもあきらめずに修理に出すのがおすすめだ。ソールの素材を革・ラバーなどから選ぶことも可能である。

かかとの内側やインソールの破れ

靴を脱ぎ履きするたびに擦れるかかとの内側(履き口の裏側)や、インソールの破れもよくあるトラブルだ。放っておくと破れが広がって履き心地が悪くなるため、気付いたら早めに修理に出そう。内側の革を張り替えたり新しいインソールに交換してもらうことで、靴を脱いだときの見た目もキレイになる。

3. 革靴の修理内容と料金の目安

革靴
ここでは主な革靴の修理内容と、それぞれにかかる料金の目安についても紹介しておこう。基本的に交換する素材がゴム(ラバー)だと低価格、革だと高価格になる。尚、料金は両足合わせての相場である。

主な修理内容と料金の目安一覧

  • かかとのゴム交換...2,500~4,000円程度
  • つま先の補強...2,000~3,000円程度
  • オールソール交換...7,000~25,000円程度
  • ハーフソール(前底)交換...3,000~5,000円程度
  • インソール交換...1,500~2,500円程度
  • 履き口やかかと裏の破れ...3,000~8,000円程度
  • 縫い目のほころびや皮の破れ...1か所2,000~6,000円程度
  • かかとの剥がれの糊付け...500円程度

4. 革靴を長く履き続けるために知っておきたいこと

革靴
革靴を長く履き続けるためには、日頃から自分でメンテナンスをすることも大切だ。知っておきたい革靴の扱い方についても紹介しよう。

革靴を履くときの注意点

革靴を履くときにかかとを無理やり押し込むと、かかと裏や履き口が傷む原因になる。靴を履くときはできるだけシューホーン(靴べら)を使うようにしよう。脱ぐときも靴同士をすり合わせて脱ぐのではなく、かかとを手で押さえて脱ぐことで革の傷みを防げる。また靴底のどこか1か所がすり減る場合は歩くときの重心が偏っているため、かかと全体をしっかり着地させ、足指の付け根で蹴り出す意識で歩くよう心がけてみるとよいだろう。

革靴のお手入れ

革靴を履いた後は、ブラッシングでこまめに汚れを落とすことも大切だ。これだけでも革の劣化を防ぐことにつながる。定期的に靴クリームでケアすればさらに革をよい状態に保てるため、クリームでのお手入れもぜひ実践しよう。また同じ靴を連続で履かないことや、脱いだらその都度シューキーパーを入れることも革靴を長持ちさせるポイントだ。修理費用を抑えるためには、購入後すぐに靴底を補強しておくのもおすすめである。

結論

革靴を修理する方法は、街の靴修理店に持ち込むか配送で修理に出すかの2種類だ。自分のライフスタイルに合った方法を選ぼう。配送の場合は、配送料金や修理にかかる期間をしっかり確認しておくとトラブルを防げるだろう。お近くに修理店がある方は、減りやすいかかとやつま先をこまめにメンテナンスするのもおすすめだ。自宅でのケアとあわせてタイミングよく修理に出すことで、革靴の寿命を伸ばすことができるだろう。
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  • 更新日:

    2022年8月27日

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