目次
- 1分刈り=3mm
- 3分刈り=6mm
- 5分刈り=9mm
- 7分刈り=1.2cm
1. バリカンのアタッチメントとは?

アタッチメントとは、バリカンの先に付けて使用するパーツだ。アタッチメントを付け替えることで、髪のカットする長さを調節できる。
バリカンのアタッチメントには、3mmや5mm、9mmなどさまざまな長さのものがラインナップされている。また、長さが固定されておらず、ダイヤルで調整できるバリカンもある。自分がなりたい髪型に合わせてアタッチメントを選べば、セルフカットでも理想的な長さに調節できるだろう。
2. バリカンの長さと仕上がりの関係

バリカンを使い慣れていないと、仕上がりのイメージがつきにくいだろう。ここからは、バリカンの長さ別に仕上がりのイメージを紹介する。
バリカンの長さと「〇分刈り」の関係
美容室で髪をカットするときに、「〇分刈り」という表現を聞いたことがある方もいるだろう。この〇分刈りの表現とバリカンの長さの関係を把握しておくと、セルフカットがしやすくなる。2つの関係性は、以下のようになっている。
バリカンの長さ別の仕上がりイメージ
もっとも短い1mmに設定すると、かなり地肌が見え、スキンヘッドに近い仕上がりになる。また、襟足のカットにもしばしば使われる長さである。3mmにセットすると、ほどよく地肌が見え、スタンダードな坊主のスタイルになる。スッキリした印象になるので、暑い季節におすすめだ。5mmに設定すると、ある程度地肌が見える程度の仕上がりになる。はじめてバリカンを使って坊主にする方は、5mmがおすすめだ。また、ある程度長さを残したい方や、寒い季節には、9~12mm程度の長さがよいだろう。
3. ヘアスタイルに合うバリカンの長さ

自分のヘアスタイルに合うバリカンの長さを把握しておくと、自分で髪型のメンテナンスをするときに役立つだろう。ここからは、ヘアスタイル別におすすめなバリカンの長さを紹介していこう。セルフカットをするときに、参考にしてほしい。
刈り上げ・ツーブロック
トップを長めに残し、サイドや襟足をカットする刈り上げやツーブロックは、オシャレなメンズに人気な髪型だ。サイドや襟足の短い部分が伸びてくると、ヘアスタイルが崩れてしまうが、バリカンを使えば自分でメンテナンスができるだろう。
刈り上げ・ツーブロックにおすすめな長さは、3~6mm程度だ。ほどよく地肌が見え、長めに残したトップとメリハリがつくだろう。また、美容室でカットしてもらうときに、何mmで仕上げているのか確認してもよいだろう。
ソフトモヒカン
サイドや襟足を短く刈り上げ、トップに長さを残したソフトモヒカンも、男性に人気のヘアスタイルだ。ソフトモヒカンのサイドや襟足が伸びてきたら、バリカンでカットするとよい。ソフトモヒカンのカットにおすすめな長さは、1~6mm程度だ。長さを少し変えるだけで仕上がりの印象がガラッと変わるため、自分の好みの長さを見つけてほしい。
4. バリカンでグラデーションを作るコツ

グラデーションは、サイドや襟足が短く、上にいくにつれ長くなっていくヘアスタイルだ。バリカンを上手に使えば、セルフカットでグラデーションを作ることも可能である。バリカンでグラデーションを作るコツを紹介していこう。
その1.バリカンはだんだん短くする
グラデーションは、最も長い部分からカットしはじめ、だんだんと短くしていこう。長い部分からスタートすると、髪を切りやすくなり、失敗のリスクも減らせるだろう。
その2.手で触って長さを確認する
バリカンでカットするときに失敗しやすいのが、自分では確認しにくい襟足部分だ。襟足部分の髪は、手で触って長さを確認しながら作業を進めるとよいだろう。
その3.下からすくうようにして刈る
刃から髪がこぼれないように、下から上にバリカンを動かそう。下から髪をすくうようなイメージで行うとやりやすいだろう。
結論
バリカンを使えば、坊主のような短い髪型や刈り上げ部分のセルフカットが可能だ。上手に仕上げるには、自分の好みの長さを把握しておく必要があるだろう。また、この記事で紹介した上手に仕上げるコツも参考にしてほしい。バリカンを上手に使って、自分の理想的なヘアスタイルを目指そう。