目次
1. 男性が眉毛を整えるメリット

眉毛は顔の第一印象を左右するともいわれるほど、顔の中でも重要なパーツだ。眉毛を全く整えていないとボサボサで清潔感がない印象を与えてしまうが、逆に整えすぎも不自然に思われることがある。自分に合った自然な眉毛に仕上げることで、顔の印象はぐっと男らしくきりっと見えるようになるのだ。今より垢抜けた顔になりたいなら、まず眉毛を変えるべきといっても過言ではないだろう。
さらに「女性からの好感度が上がる」「仕事でも身嗜みに気を遣う人と認識される」など、眉毛を整えることで対人関係においてもさまざまなメリットが期待できる。
2. メンズにおすすめの眉毛の形

初めて眉毛を整えるときは、最初に目指す眉毛の形を決めておくことで失敗の確率をかなり減らせる。眉毛の整え方で知っておくべき、メンズにおすすめの眉毛の形を紹介しよう。
ストレート型
眉頭から眉尻までが一直線のストレート型は、メンズの眉毛で最も一般的な形といえる。曲線のない真っすぐなラインは男性的・真面目といった印象を与え、どんな顔の方にも比較的似合いやすいのが特徴だ。太めにすれば力強い印象、細めに整えれば繊細・知的といった印象にも調整できるので、迷ったらまずストレート型を選んでみるとよいだろう。
アーチ型
アーチ型はストレート型に似た形だが、眉頭から眉尻までが緩やかにカーブしている。ストレート型より柔らかな印象になるため、優しく穏やか、人懐こいといった雰囲気を目指したい方はアーチ型がおすすめだ。
ナチュラル型
ナチュラル型は自分の眉毛の形をベースとして全体を自然に整えた形だ。あくまで本来の眉の形を活かして仕上げるため、「いかにも整えている」といった雰囲気にならないのがメリットである。カッチリ整えたくない方や、眉カットに抵抗がある方に向いている。
スタイリッシュ型
眉頭から眉山までに角度があり、きりっと上がっているのがスタイリッシュ型だ。シャープでオシャレな印象に仕上がるので、個性を出したい、目元の印象を強くしたいといった場合に選ぶとよいだろう。
3. 眉毛を整えるために必要な道具

眉毛カットは細かい作業なので、上手に整えるには専用の道具が必要だ。最低限、以下のような道具を揃えておくようにしよう。
眉毛用ハサミ
眉毛カット専用の小型のハサミだ。刃先が細くカーブしているため、眉毛1本1本まで繊細にカットできる。
眉毛用コーム
眉毛をとかすためのブラシである。毛流れを整えたり、眉毛を押さえて長さを揃えたりするときに使う。
毛抜き
毛抜きは理想の眉型から離れた位置にある毛などを抜くときに使う。不要な毛を抜いてしまうことで整えた形も長持ちさせやすくなる。
眉毛用シェーバー
広範囲に生えた眉毛を処理するときになどには、眉毛用シェーバーもあると便利だ。スピーディに余分な毛を剃ることができ、顔の産毛の処理に使えるタイプもある。
4. 初めてでも簡単にできる眉毛の整え方

眉毛の形を決め道具を準備したら、次は実際に眉毛を整えていこう。初心者でも簡単にできる眉毛の整え方を解説していく。
眉毛を下書きする
初めて眉毛を整えるときはいきなりハサミなどを使わず、アイブロウペンシルで理想の眉毛の輪郭を下書きしよう。このひと手間で仕上がりのイメージがかなり掴みやすくなる。理想のバランスとして「眉頭は目頭と同じライン上」「眉山は黒目の少し外側」「眉尻は小鼻と目尻を結んだ線の延長線上」という目安があるため、意識しながら描いてみよう。
余分な眉毛を処理する
下書きができたら一度コームで毛流れを整え、下書きからはみ出た毛を大まかに処理していく。広い部分はシェーバー、細かい部分はハサミや毛抜きと使い分けるとやりやすい。
眉頭をカットする
続いて毛の長さを揃えるために細かくカットしていく。まずは眉頭側のゾーンの毛をコームで下から持ち上げ、長い部分だけをハサミでカットする。
眉尻をカットする
続いて眉尻側のゾーンの毛にコームを上から当て、長い部分だけをハサミでカットする。このとき眉頭と眉尻でコームの当て方を変えるのがポイントだ。
全体を最終確認する
最後に、不要な毛や長い毛が残っていないか・左右のバランスなど、全体の仕上がりを最終確認しよう。サイドからもしっかりチェックして処理残しがなければOKである。
5. 眉毛の特徴別の整え方
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眉毛の生え方や濃さには人それぞれ特徴があるため、手順通りに整えてもイマイチ上手くいかない場合もある。眉毛の特徴別の整え方のポイントも知っておこう。
眉毛が濃い場合
眉毛が濃い方は、ボサボサに見えないよう不要な部分をしっかりカットすることが大切だ。輪郭からはみ出た部分は毛抜きやシェーバーで丁寧に処理し、コームを使ってきちんと長さを揃えることで、すっきりとした印象に仕上げよう。また少し伸びただけでも目立つため、こまめにお手入れをするのもコツだ。
眉毛が薄い場合
眉毛が薄い方は、眉の輪郭をはっきりさせて眉毛の存在感を強めるのがおすすめだ。眉の上側・下側、眉尻まわりの産毛まで残さず処理して輪郭を強調することで、ある程度眉毛を濃く見せられる。それでも薄さが気になる場合、アイブロウペンシルで自然に書き足すのもよいだろう。
眉毛が均一でない場合
眉毛にムラがあったり毛がない部分がある方は、まずはコームで長い毛をとかして薄い部分をカバーしてみよう。上手く隠れない場合はやはりアイブロウペンシルを使って、足りない部分を1本1本書くように埋めていくとナチュラルな眉毛に仕上がるはずだ。
結論
マスクで顔の下半分を隠すことが多い今、眉毛が与える印象は大きい。これまで眉毛を気にしていなかった方も、紹介した眉毛の整え方を実践して理想の眉を目指してみてはいかがだろう。眉毛を変えて顔の第一印象が変われば、ヘアスタイルやファッションもさらに楽しめるようになるかもしれない。抵抗がある方は、輪郭を整えるだけなど目立たないところから着手してみるのがおすすめだ。