目次
1. バーバースタイルとは?

はじめに、バーバースタイルとは、そもそもどのようなヘアスタイルなのか、基本から押さえておこう。バーバースタイルとは、その名前にもある通り、理髪店(バーバー)で行う、昔ながらのカットスタイルをベースとした、ヘアスタイルを指す。トップはアップバングスタイルで、前髪を立ち上げて流し、サイドは刈り上げてすっきりと見せるのが、バーバースタイルの基本だ。男らしく、どこか武骨で渋い雰囲気の漂うヘアスタイルであり、ビジネスシーンなどのフォーマルな場面でも活躍できる。
2. バーバースタイルの特徴や魅力
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続いて、バーバースタイルの特徴や魅力を解説していこう。バーバースタイルが、デキるビジネスマンから支持される理由を確認しておきたい。
その1.清潔感がある
ビジネスシーンでは、清潔感のある見た目を意識することが基本である。スーツの着こなしだけでなく、ヘアスタイルも相手に与える印象を決める重要なポイントなので、きっちりと整えておきたい。バーバースタイルの場合、基本的にはおでこを出し、顔の表情や輪郭がはっきりとわかりやすい仕上がりなので、ビジネスマンにとって必須の清潔感にあふれ、相手に好印象を与えやすいのだ。
その2.簡単にセットできる
メンズヘアスタイルでは、カットだけでなく、セットも含めて完成する種類も多く、慣れるまでは難易度が高いイメージを持つ方もいるかもしれない。しかしバーバースタイルの場合、スタイリング剤で毛束を作ったり、巻いたりということをしなくてもよいので、比較的簡単にセットできる点が特徴だ。セットのやり方については後述するが、セットの時間を大幅に短縮できるので、朝に髪のセットの時間が十分にとれない方や、セットが苦手な方にも、ぜひバーバースタイルをおすすめしたい。
3. ビジネス向きのバーバースタイル3選

バーバースタイルは、昔ながらのクラシックなヘアスタイルとはいえ、決して時代遅れのヘアスタイルではない。バーバースタイルをベースにした、現代風アレンジの種類も多いので、ビジネスシーンに取り入れる場合は、参考にしてみよう。本項では、おすすめのバーバースタイルのアレンジを3種類紹介する。
その1.ナチュラルショート
ナチュラルショートは、トップを長めに残した、ナチュラルな雰囲気のショートヘアである。バーバースタイルに取り入れると、ビジネスマンらしい清潔感をしっかりアピールできる。セットの工夫次第ではワイルドな雰囲気も演出できるなど、オン・オフを問わず使える汎用性の高さが特徴だ。
その2.ツーブロックスタイル
ツーブロックスタイルは、世代を問わず高い人気を誇るメンズヘアスタイルであり、バーバースタイルとの相性もバツグンだ。ほどよいワイルドさを残しながらも、やりすぎ感がなく、スーツスタイルにも違和感なくなじみやすい。会社でヘアスタイルの制限がある場合は、ツーブロックの段差を付けすぎないように注意したい。
その3.ショート七三分け
ショート七三分けは、清潔感と誠実さを兼ね備えた、ビジネス向けのヘアスタイルの定番といえる。バーバースタイルとの組み合わせも人気であり、トップやサイドの長さにより、自由度の高いシルエットを作ることができる。また、トップに軽くパーマをかけたアレンジもおすすめだ。
4. バーバースタイルのセットのやり方

最後に、バーバースタイルのセットのやり方を解説していこう。もとからセットが簡単に決まりやすいバーバースタイルだが、コツを押さえておくだけで、よりオシャレな仕上がりが実現するので、ぜひ実践してみてほしい。
バーバースタイルのセットのやり方・手順
バーバースタイルに限らず、多くのヘアスタイルのセットの基本だが、いきなりスタイリング剤を付けるのではなく、まずは髪を全体的に根元から濡らし、一旦毛流れをリセットすることが大切だ。続いて、髪にドライヤーをあて、根元からしっかり乾かしていく。この工程をブローと呼び、こちらもヘアセットの基本となるので、必ず実践したい。ドライヤーをあてながら、ある程度理想とする方向に毛流れを作ったら、ここでスタイリング剤の出番となる。
バーバースタイルにおすすめのスタイリング剤は、ハードワックスをはじめ、ジェルやグリース、ポマードなどがある。光沢感のあるスタイリング剤でヘアスタイルをキープすれば、フォーマルな雰囲気も加わり、ビジネスシーンにも合わせやすくなるのだ。スタイリング剤を付ける際は、適量を手にとり伸ばしたら、手ぐしでサイドからバックへ向かって髪を流すだけでOK。基本的にはトップの根元にはスタイリング剤を付けず、最後に毛先のみセットするのがポイント。
結論
はじめはバーバースタイルと聞いてもピンとこなかった方も、本記事の内容を通して、バーバースタイルとはどのようなヘアスタイルなのか、よくイメージしてもらえたはずだ。ビジネス向きに新たなヘアスタイルにしてみたいと考えている方は、ぜひこの機会に、バーバースタイルにトライしてみてはいかがだろうか。