- 仰向けになる
- 両手を組み、頭の上に伸ばす
- 手のひらを上に向けて、ゆっくりと全身で伸びをする
- 30秒ほどキープ⇒脱力、を2~3回繰り返す
- 仰向けになる
- 右足を上げ、膝を90度に曲げる
- 左手で右膝を持ち、腰をひねるように身体の左側へ傾ける
- そのまま顔は右側に傾ける
- 30秒ほどキープし、左右を変えて同様に行う
- 仰向けになる
- 右足を上げ、膝を曲げて両手で抱える
- 膝を胸の近くまで引き上げ、股関節を伸ばす
- 30秒ほどキープし、左右を変えて同様に行う
- 手と足の指を同時にぐっと握る
- 2~3秒握って開く動作を10回ほど繰り返す
- 続いて手首と足首を左右にゆっくりと5回ずつ回す
- 仰向けになる
- 足首がお尻の横にくるよう右膝を曲げる。このとき膝は浮かさない
- 太ももの前側の伸びを感じながら30秒ほどキープし、左右を変えて同様に行う
1. 朝ストレッチの効果
朝にストレッチをすることにより、活動のスイッチが入り身体にはさまざまな変化が現れる。まずは朝ストレッチで得られる効果を解説しよう。
ダイエットに必要な基礎代謝が向上する
ダイエットで効率よく痩せるには、基礎代謝を上げて基本的な消費カロリーを増やすことが大切だ。朝ストレッチにより血行が促進されると体温が上昇し、体温が上がることで基礎代謝の向上が期待できるとわかっている。午前中から脂肪が燃えやすい状態が続くことになるため、朝ストレッチはダイエットにとって大きなプラスとなる。
固まった筋肉がほぐれる
就寝中の姿勢によっては、朝起きたとき身体の固さや痛みを感じることもあるだろう。朝ストレッチで身体を伸ばすことで、固くなった筋肉がほぐれしなやかに動かせるようになるのもメリットだ。全身の可動域が広がれば、日中の活動量がアップしたり、消費カロリーを増やすことにもつながる。
自律神経のバランスが整う
寝起きの身体は副交感神経が優位に働いている休息状態だが、朝にストレッチをすることで、交感神経が優位な活動状態へとスムーズに切り替えることも可能だ。毎朝同じ時間にストレッチで交感神経を目覚めさせれば、体内のリズムが一定になり自律神経のバランスも整いやすくなる。
酸素不足が解消する
寝ている間は血流が低下しているため、朝は脳や身体に酸素が不足し頭痛やだるさが出ることもある。朝ストレッチで血行を促進することで、筋肉だけでなく脳にも十分酸素が供給され活性化する。そのため寝起きの頭痛や倦怠感が解消したり、仕事や学業に対する集中力が上がることも期待できる。
2. ベッドで寝たままできる朝ストレッチ
身体が目覚めきっていない朝のストレッチは、頑張りすぎずゆったりと行うのがおすすめだ。そこでベッドで寝たままできる朝ストレッチを5種類紹介しよう。
全身を伸ばすストレッチ
腰をひねるストレッチ
股関節のストレッチ
手足や手首のストレッチ
太ももと腰を伸ばすストレッチ
3. 朝ストレッチの効果を高めるコツ
短時間行うだけでも、1日の過ごし方が変わる朝ストレッチ。ちょっとしたコツを意識すれば、さらにその効果を高めることが可能になる。
ストレッチ前に太陽光を浴びる
寝起きにボーっとする方は、ストレッチ前にカーテンを開けて太陽光を浴びるのがおすすめだ。太陽光を浴びることで、精神を安定させるホルモン「セロトニン」が分泌され、脳や身体が活発に働くようになるとされている。セロトニンが分泌された14時間後には睡眠を促すホルモン・メラトニンが分泌される仕組みがあるため、寝つきをよくするにも効果的だ。
反動を付けない
朝は身体が固くなっているため、無理やり伸ばしすぎると筋肉や関節を痛めることもある。反動をつけて大きく伸ばすようなストレッチは避け、じっくりと時間をかけて伸ばすようにしよう。
深い呼吸を意識する
常に呼吸を続けながら動くことで、全身がリラックスしストレッチの効果をより高めることができる。ストレッチ中は呼吸を止めずに、深い呼吸を意識するようにしよう。
伸ばしたい部分に意識を向ける
ストレッチでは伸ばしている部分に意識を向けることも大切だ。意識することでしっかり伸ばせることに加え、筋肉の伸び具合を把握しておくと日々の体調のよしあしも感じ取れるようになるだろう。
結論
朝ストレッチには、痩せやすい体質作りや自律神経の調整、集中力の向上などさまざまな嬉しい効果が期待できる。朝が苦手な方や午前中にやる気が出ない方ほど、朝ストレッチの効果を感じやすいといえるかもしれない。朝から身体を動かすのがしんどい場合、ベッドの中で伸びをしたり手をグーパーするだけでもストレッチになる。構えすぎず、気楽な気持ちで始めてみてはいかがだろう。