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ランニング

『毎日のランニング』はNGってほんと!?意外と知らない大きなリスクとは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年9月 9日

ダイエットやトレーニング目的で、ランニングを取り入れている方は多いだろう。日々ランニングを行うことで、高い効果を得られるものと思われがちだが、実際のところ、ランニングを毎日行うのはよくないともいわれる。本記事では、その理由をはじめ、ランニングのおすすめの頻度について、さまざまな角度から解説していこう。

  

1. ランニングを毎日する効果とは?

カレンダー
毎日のランニングがよくないといわれることを冒頭で述べたが、毎日行うことで得られるメリットもあることは事実。毎日のランニングがよくない理由を知る前に、まずはランニングを毎日する効果から確認していこう。

ダイエットできる

有酸素運動を代表する種目であるランニングでは、比較的長時間、継続的に中程度の負荷をかけて行う。体内に酸素を取り込み、脂肪や糖質を燃焼させてエネルギーに変換するので、毎日行うことで高いダイエット効果に期待できるのだ。短時間で瞬発的に筋肉に負荷をかける、筋トレなどの無酸素運動とは異なることを覚えておこう。

生活習慣病の予防になる

日頃から身体を動かしていないと、肥満や高血圧など、生活習慣病のリスクが高まってしまう。ランニングなど、持久系の有酸素運動を毎日ほどよく継続することは、身体機能の活性化にもつながり、生活習慣病の予防にも効果が期待できるのだ。

ストレス発散になる

ランニングがストレス解消によいことは、科学的に証明されている。長時間継続してランニングを行うことで、エンドルフィンというホルモンが脳で分泌され、快適な気分にさせることに加え、体温上昇効果や、瞑想のようなリラックス効果も得られるのだ。

2. 毎日のランニングがよくない理由

NG
続いて、毎日のランニングがよくない理由を解説する。代表的なデメリットを知れば、よくないといわれる理由も理解できるはずだ。

筋肉の超回復ができない

ランニングは、筋トレに比べると負荷が軽い有酸素運動だが、慣れないうちは身体的にハードな種目であり、走り終わった後の筋肉痛に悩まされることも珍しくない。筋肉痛は、筋肉繊維が損傷し、回復段階に入った際に生じる痛みであり、回復後はより強い筋肉となって生まれ変わる。この現象は超回復と呼ばれ、部位にも異なるが、回復まで平均して48~72時間は要するので、期間中はしっかり筋肉を休ませる必要があるのだ。もし筋肉痛が起こっても、無理をして毎日ランニングをしてしまうと、超回復ができず、筋肉にとってもよくないといえる。

ケガのリスクが高まる

筋肉痛の話につながるポイントだが、身体の痛みをかばいながら毎日ランニングを行うと、フォームの乱れが起こるだけでなく、ケガのリスクを高める直接的な原因にもなってしまう。この場合のケガは転倒によるものというよりは、膝の関節にダメージが蓄積することで起こる炎症を指し、これはランナー膝とも呼ばれる。

継続することへの精神的な負担がかかる

ランニングに限ったことではないが、毎日継続することへの精神的な負担もまた、よくない理由として挙げられる。状況を問わず、毎日ランニングをしなければいけないという意識が、精神的苦痛を生み出し、ストレスから飲食に走ってしまったりというケースもある。
毎日のランニングがよくない理由とは、つまり無理は禁物ということである。次項で解説するランニングの適切な頻度を理解して、自分のペースで無理なく継続することが、ランニングの高い効果を得るポイントといえるだろう。

3. ランニングの適切な頻度は?

ウォーキング
ランニングの適切な頻度は、自分のトレーニングレベルや、ランニングを行う目的によって異なる。それぞれ押さえておきたい。

初心者は1日おきにウォーキングする

ランニングに慣れていない初心者であれば、まずは1日おきにウォーキングから始めてみよう。最初から運動強度を上げすぎると、身体への負担があまりに大きく、しばらく筋肉痛で歩くことすら困難になることもある。ウォーキングを行うだけでも、立派な有酸素運動の効果を得られるため、慣れるまでは有効な手段といえるだろう。

ダイエット目的なら毎日ランニングしてもよい

前述した点だが、ダイエット目的でランニングを取り入れる場合は、毎日行うと効果的とされる。ただし、これはすでにランニングに慣れていることが前提だ。慣れない状態で毎日ランニングを行うのは、もちろんよくないことである。ケガや不調の可能性が低く、毎日継続しても精神的につらさを感じない場合は、ランニングを毎日行ってみよう。

4. ランニングを休むべきときのサイン

膝痛み
身体に何らかの不調を感じたときは、ランニングを休むべきときのサインである。毎日行っていなくても、ランニングを継続する中でこれらの不調があった場合は、しっかり休むことを心がけよう。繰り返しになるが、無理をすることは身体的にも精神的にもよくないことである。

長期間続く痛みや腫れがある

長期間続く痛みや腫れがある場合、筋肉の修復のために、さらなる時間を必要としている証拠である。単に超回復に時間がかかっているだけなら、休むことで回復するが、痛みや腫れが悪化する場合、負傷している可能性も考えられるので、十分注意しておこう。

いつものように身体を動かすことができない

いつものように身体を動かすことができない場合は、痛みを伴っていないとしても、休むべきである。身体に思わぬリスクを招く可能性もあるので、こちらも長期間続くようなら、放っておくのはよくないといえる。

結論

毎日のランニングでは、デメリットだけでなく、メリットもあることを解説した。ただし、ランニングを毎日行うのがよくない理由や、休むべきときのサインを知っておかないと、せっかくのランニングが逆効果になってしまうことも。どのような目的でランニングを行うかにもよるが、適切な頻度を理解して、自分に合ったペースで継続することを心がけよう。
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  • 更新日:

    2022年9月 9日

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