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革靴

【気軽に100均でアイテムが揃う!】忙しい人でも簡単にできる「革靴の基本的な磨き方」とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年10月22日

日頃から革靴を履くメンズにとって、革靴の磨き方は必須の知識ともいえるだろう。お気に入りの革靴を自分で磨き上げることで、靴が長持ちするだけでなく靴への愛着もより高まるものだ。今回は、忙しい方でも簡単にできる革靴の基本的な磨き方や、靴磨きにおすすめのアイテムを紹介しよう。ツヤを出す鏡面仕上げの方法も解説しているので活用してみてほしい。

  

1. 革靴の基本的な磨き方

革靴
まずは革靴の基本の磨き方から解説しよう。使うアイテムは有名どころを選ぶのもよいが、初心者なら100均のシューケアグッズなど安価なもので気軽に試してみるのもおすすめだ。

用意する道具

  • 靴磨き用のクロス
  • 馬毛ブラシ(ホコリを落とすときに使う)
  • 豚毛ブラシ(クリームを馴染ませるときに使う)
  • 汚れ落とし用クリーナー
  • 靴と同系色の靴クリーム
  • シューキーパー
靴磨き用のクロスはTシャツなどの古布でも代用できる。馬毛ブラシと豚毛ブラシはそれぞれ硬さや用途が違うため、2種類用意しよう。シューキーパーはできれば木製のものが望ましい。

磨き方

  • 靴紐を外し、靴の中にシューキーパーを入れる。シューキーパーを入れておくことで力を入れて磨きやすくなる。
  • 毛の柔らかい馬毛ブラシを使い、靴についたホコリや土を落とす。縫い目やシワ、羽根の部分など細かい所まで念入りにブラッシングしよう。
  • クロス(布)にクリーナーを染み込ませ、ブラッシングで落ちなかった汚れや古いクリームを落とす。人差し指と中指2本にクロスを巻きつけるようにすると拭きやすい。
  • 汚れが落ちたら、指に少量ずつ靴クリームをとり靴全体に薄く伸ばす。クリームには革に栄養を与え、ひび割れなどを防ぐ効果があるため、シワがある部分にはとくにしっかりと塗布しよう。
  • 毛の硬い豚毛ブラシを使って、クリームを靴全体に馴染ませていく。革にクリームを浸透させるため少し強めにブラッシングをしよう。
  • 最後にクロスで余分なクリームを拭き取りながら乾拭きする。乾拭きをすることで表面にツヤが出てキレイに仕上がる。全体にほどよくツヤが出たら完了だ。

2. 革靴を鏡面仕上げしたいときの磨き方

革靴
鏡面仕上げとは革靴のつま先やかかとに鏡のようなツヤを出す磨き方で、ハイシャインとも呼ばれる。ピカピカで華やかな見た目になるため、結婚式に出席するときなどに行うのもおすすめだ。

用意する道具

  • コットンフランネル(ネル生地)のクロスや古布
  • 靴用の油性ワックス

磨き方

  • まずは基本の磨き方の手順を一通り終える。
  • 基本の靴磨きが終わったら、油性ワックスを指にとりツヤを出したい部分に薄く塗る。とくにつま先やかかとを中心にツヤを出すことで、仕上がりが立体的に見えるようになる。
  • クロスに少量の水を含ませ、ワックスを付けた部分をやさしく磨く。ワックスと水を少しずつ足しながらツヤが出るまで磨いていこう。
  • 十分にツヤが出たら、最後に1回水のみで磨いて完了だ。ピカピカなツヤを出すには30分ほどは磨くのがおすすめである。

3. 革靴を磨く頻度やかける時間は?

革靴
靴磨きはあまり頻繁に行う必要はないが、期間を空けすぎても靴が傷む原因となる。革靴を磨く頻度やかける時間についても知っておこう。

革靴を磨く頻度

靴クリームを使った靴磨きは、頻繁に行いすぎるとかえって革の負担になることがある。そのため、平均7~8回ほど履いたら1回フルでお手入れをするという頻度が適切とされている。ただあくまで目安なので、乾燥やシワが目立ってきたら少し頻度を上げるなど、靴の状態によって調整すると尚よいだろう。
ただし、ブラッシングについては1日履いたらその都度行うのがおすすめだ。帰宅後には毎回シューキーパーを入れ、馬毛ブラシでホコリや土などを払っておくことで革の劣化やシミなども防ぎやすくなる。

1回にかける時間

革靴の磨き方に慣れてくれば、基本的な手順は10分ほどで終えられるようになるはずだ。鏡面仕上げをする場合は、30~40分は見ておくとよいだろう。せっかくお手入れをするのだから、あまり急がず丁寧に磨いてあげることも大切だ。

4. 革靴磨きにおすすめのアイテム3選

革靴
これから靴磨きを始めるなら、質のよいアイテムを揃えてモチベーションを上げるのもよいだろう。本格的な靴磨きにおすすめのアイテムを3選紹介しよう。

サフィールノワール「クレム1925」

世界中の靴磨きのプロも愛用するフランス生まれの高級靴クリームだ。圧倒的なツヤが出ると同時に、革に浸透したっぷりと栄養を与えてくれる。風合いを損なわず自然な補色も可能だ。

エム・モゥブレィ「ステインリムーバー」

日本のシューケアブランド・エム・モゥブレィのステインリムーバーは、汚れ落ちがバツグンながら革にはやさしいのが特徴だ。サラッとした仕上がりで、その後に使う靴クリームの浸透をよくする効果もある

コロニル「馬毛ブラシ」

ドイツの老舗レザーケアブランドであるコロニル。馬毛ブラシは弾力性のある馬毛を豊富に使用しており、革靴だけでなく鞄やジャケットなどさまざまな革製品にも使える。ひとつ持っていると重宝するだろう。

結論

革靴の基本的な磨き方を解説した。使う道具や手順が多いと感じるかもしれないが、慣れてしまえば難しい作業ではないのでぜひ挑戦してみてほしい。すべてのアイテムを揃えるのが面倒な方は、必要な道具があらかじめセットになっている「靴磨きセット」を購入するのもおすすめだ。手をかけて磨いた革靴を履いて出かければ、気持ちもピリッと引き締まるに違いない。
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  • 更新日:

    2022年10月22日

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