目次
1. ショートパーマとは?

ショートカット特有のさわやかさや男らしさに、パーマの柔らかさを加え、絶妙なバランスのよさを生み出したショートカット×パーマは、人気の高いヘアスタイルだ。パーマで動きを出したヘアスタイルは、オシャレで大人の余裕を感じさせる。パーマの加減に気をつければシーンを問わないので、20代、30代、40代をはじめ50代など、実はどの年代の方にも取り入れやすい。ショートカット×パーマは、パーマをかけているのか見分けるのが難しいくらい絶妙なニュアンスが、いまは旬のスタイルだ。
2. メンズパーマのメリット・デメリット

まず、ショートカット×パーマにするときのメリット・デメリットを、押さえておこう。
メリット:スタイリングが楽になる
半乾きの髪にワックスやジェルをもみ込むだけで十分セットが決まる。楽にスタイリングできるにも関わらず、清潔感やきちんとした雰囲気が出せるのも魅力だ。髪や骨格の悩みをカバーできるパーマのかけ方もある。記事の後半で紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
デメリット:キープするのが難しい
ショートカットは、すぐに髪が伸びてしまうため、ベストなヘアスタイルをキープすることが難しい。約3週間に1度のペースでパーマやカットをし直すのがベストだ。しかし、こまめなケアが難しい場合は、スタイリング剤のチョイスが重要となる。髪の長さに合わせ、ニュアンスを作りやすいグリースやワックスなどのスタイリング剤に変更しよう。髪型がキープしやすくなるはずだ。
3. メンズパーマの基本の3種類

メンズのショートカット×パーマにも意外と種類がある。パーマ技術の知識も含めて、基本的な3種類のパーマを知っておこう。
その1.ピンパーマ
指先で形を作るパーマ。柔らかく毛先の細かな動きが作れるので、束感がほしい方におすすめのショートカット×パーマだ。また、根元のボリューム調整もできる。
その2.ツイストパーマ
ショートカットの毛先がランダムに動くことが一番の特徴。ねじる回転数や毛束の量のほか、薬剤の強さ、放置時間によって、ボリュームの出し方やカールのニュアンスが調節可能だ。ゆるいツイストパーマは柔らかい印象が作れる。強めのツイストパーマであれば、ワイルドな雰囲気を出したいときにもおすすめだ。外国人ふうにしたいときや、くせ毛のように見せたいときに試してほしい。
その3.スパイラルパーマ
巻くときに髪をずらしながら巻き込み、パーマをコイル状にかけていくのがスパイラルパーマだ。髪をらせん状(スパイラル)に巻いていくことで、ショートカットに立体感やハネ感が出る。アレンジが豊富で、躍動感を出しやすいことから、人気を集めているショートカット×パーマだ。
4. ショートカット×パーマのヘアスタイル集

ショートカット×パーマのヘアスタイルにはそれぞれ特徴がある。なりたいイメージや悩みに合わせて、参考にしてほしい。
その1.ショートカット×カーリーパーマ
ショートカットの髪全体にパーマをかけるため、スタイリングがしやすく、外国人ふうのオシャレなイメージを与えてくれる。しっかりとしたカールでボリューム感を出すことができ、柔らかいイメージにしてくれるため、髪質が直毛で硬い方やペタンとしてしまう方にもおすすめのスタイルだ。ピンと立ってしまう短い髪も改善できるだろう。黒髪の場合は、少しカラーを入れて髪色を明るくすると、さらに柔らかい印象を与えることができる。
その2.ショートカット×ウェーブパーマ
ショートカットの毛先だけでなく中間にもカールをつけるスタイルだ。どちらかというと全体的にボリューム感のあるパーマとなる。ゆるめのウェーブパーマであれば、初めてパーマをかける方もチャレンジしやすい。
硬い直毛の場合は、大きめのロッドで柔らかく仕上がるウェーブパーマがよいだろう。セットが簡単になるうえに、印象も柔らかく変わる。また、部分的にパーマをかけることで、上がりにくかった前髪が上げやすくなるなど、髪の悩みがある方のスタイルとしてもおすすめだ。
その3.ショートカット×ボリュームパーマ
年齢とともに髪の毛が細くなり、ボリュームが出なくなってきた方にもおすすめだ。カットだけでは出すことのできないボリューム感がパーマを入れることで可能になる。後頭部が平らになっている状態の絶壁など骨格の悩みをカバーでき、横からのシルエットの補正にもなるだろう。
結論
どんなショートカット×パーマが自分に似合うのか、この髪の悩みにはどんなスタイルがおすすめなのか、それぞれ見えてきたのではないだろうか。いつものワンパターンな髪型を、ショートカット×パーマに変えることで、時短でオシャレになる。頑張りすぎない大人かっこいいイメージチェンジをしてみよう。