目次
- ネクタイの大剣を長めにとり、小剣の上にくるように交差させる。
- 重ねた大剣を後ろから1周まわし、前側に持ってくる。
- 輪になった部分に、大剣を上から差し込む。
- 結び目が小さくなるように形を整えたら完成。
- ネクタイの大剣を大きく長めにとり、小剣の上にくるように交差させる。
- 大剣を後ろから前に通し、通した反対から大剣を外側にまわし、内から外へと持ってくる。
- 大剣を小剣の上に交差させ、喉元へ通したら、輪になった部分に通す。
- 結び目が三角形になるように形を整えたら完成。
- ネクタイの大剣を長めにとり、小剣の上にくるように交差させる。
- 大剣を後ろから前に通し、小剣の前を横切って反対側に持ってくる。
- 大剣を喉元へ通し、輪になった部分に通す。
- 結び目が三角形になるように形を整えたら完成。
1. 喪服に合わせるネクタイの選び方

はじめに、基本中の基本である、喪服に合わせるネクタイの選び方から解説する。適切ではないネクタイを選ぶことは、失礼にあたるので、必ず覚えておきたい。
ネクタイの色の選び方
喪服に合わせるネクタイの色は、光沢のないブラックを選ぶことが基本である。光沢のあるものだと、喪服に合わせると印象が派手になりやすく、葬儀の場面にはふさわしくないとされるので、注意しよう。
ネクタイの柄の選び方
喪服に合わせるネクタイは、ストライプやドットなど、柄の入ったものを選ぶのはNG。いくら目立たない柄であっても、葬儀の際は避けるのが基本マナーである。光沢のないブラックでも、必ず無地のネクタイを選ぶようにしたい。
2. 喪服用ネクタイが買える場所

喪服用ネクタイは、買える場所が限定されているわけではない。主に買える場所をいくつか紹介していこう。
紳士服店
もしものときに備えて、葬儀用ネクタイを買っておきたい場合は、紳士服店がおすすめだ。価格帯はブランドによってさまざまだが、3,000~10,000円あたりが相場となっている。
100均やコンビニ
意外かもしれないが、100均やコンビニでも葬儀用ネクタイは買える。ただし100均の場合は、どうしても素材の質が落ちるので、見た目が劣ってしまう点は避けられないだろう。コンビニの場合は、急な葬儀のために、葬儀場の近くやビジネス街にある店舗で販売されることが多く、価格帯は1,500~3,000円あたりが相場だ。どのコンビニでも販売されているわけではないので、注意しよう。
通販サイト
通販サイトを使って、葬儀用ネクタイを買うこともできる。通販サイトでは、紳士服店で販売されているものが、より安く手に入りやすい点がメリットである。しかし届くまでは日数を要するため、急な葬儀の場合は、とくに気をつけておきたい。
3. 喪服着用時のネクタイの結び方
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葬儀において、ネクタイの結び方にはとくに決まりはないが、基本的な結び方のバリエーションは覚えておいて損はないだろう。本項では、喪服着用時でも使えるネクタイの結び方について解説する。
プレーンノット
プレーンノットとは、最も基本的なネクタイの結び方である。もちろん葬儀でも使える結び方なので、手順はしっかり押さえておきたい。
ウィンザーノット
ウィンザーノットとは、結び目が大きく、正三角形に近い形になることが特徴だ。とくにワイドカラーのシャツと好相性であり、喪服と合わせても問題ない。手順は以下の通り。
セミウィンザーノット
セミウィンザーノットとは、ウィンザーノットに比べて、結び目の大きさが少し小さい結び方である。ワイドカラーのシャツをはじめ、さまざまな襟型のシャツにも対応できる。手順は以下の通り。
4. 喪服用ネクタイに関する葬儀マナー

喪服用ネクタイの選び方や結び方に加え、喪服用ネクタイに関する葬儀マナーも覚えておきたい。間違えやすいポイントでもあるので、注意してほしい。
ディンプルは作らない
ディンプルとは、ネクタイの結び目の下に作るくぼみのことを指す。ネクタイの立体感を演出し、見た目を引き締める効果がある。ビジネスシーンをはじめ、結婚式などの華やかな場面でも使われるテクニックのひとつだが、喪服を着用する際は、ディンプルを作らないのがマナー。普段からディンプルを作る習慣がある方は、無意識のうちに作らないように注意しよう。
ネクタイピンは付けない
葬儀の場では、ネクタイピンのように光を反射しやすいものは、マナー違反とされている。中には葬儀用として販売されているネクタイピンもあるが、付けずに参列するのが無難といえるだろう。
5. ネクタイ以外のお葬式マナー

ここまで、喪服に合わせるネクタイに関する解説をしてきたが、最後にネクタイ以外のお葬式マナーも、加えて解説する。喪服やそのほかの服装、また装飾品のマナーについて知っておこう。
冠婚葬祭用のブラックスーツを着用する
葬儀では、冠婚葬祭用のブラックスーツを着用するのが基本である。こちらはビジネス用のブラックスーツとは異なり、黒の度合いが濃く、光沢がないことが特徴だ。光の当たり方などにより、それぞれの違いははっきりとわかりやすいので、併用しないように気をつけたい。
白いシャツ・黒い靴下や靴を着用する
喪服に合わせるシャツは白が基本となり、靴下や靴は黒が基本となる。それぞれ柄物は避け、無地の種類を選ぶようにしたい。またシャツ選びでは、ボタンダウンなどカジュアルな種類はNGとなることも覚えておこう。
アクセサリーは付けない
アクセサリー類など、着こなしを華やかに見せるための装飾品は、葬儀ではマナー違反となる。前述のネクタイピンも含め、葬儀ではアクセサリーは付けないようにしたい。
結論
喪服に合わせるネクタイの選び方をはじめ、結び方や葬儀マナーなどについて、よく理解してもらえただろう。喪服の基本を押さえておけば、急な葬儀のタイミングでも焦ることはない。相手に失礼な印象を与えないためにも、丁寧な喪服の着こなしを心がけよう。