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法要に『あの服装』で参列するのは絶対NG!?意外と知らない法要の服装マナーと注意点とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年10月 7日

葬儀に参列する際には、喪服を着用することは常識として知られていても、一周忌法要での服装マナーは、あまり詳しくわからないという方は、少なくないだろう。本記事では、一周忌法要での服装マナーにスポットを当て、身内であれば平服を着用してもいいのかという点も含め、詳しく解説する。

  

1. 一周忌法要とは?

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一周忌法要とは、人が亡くなってから1年目に行われる年忌法要のことを指す。一周忌までは喪中とされるので、一周忌法要は年忌法要の中でも、とくに大きな節目となる法要といえるだろう。では、基本的に一周忌法要では、どのような服装を着用するべきなのか、確認していこう。

一周忌法要では喪服を着用する

一周忌法要での服装は、葬儀と同じく、喪服を着用するのがマナーである。遺族や親族をはじめとして、大勢の参列者が集まることが多いので、故人への追悼の思いや、お互いへの気遣いの気持ちも含め、失礼にならないよう、きちんとした服装で参列することを心がけたい。

2. 一周忌法要での服装マナー

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一周忌法要では、喪服を着用することを述べたが、喪服にも種類があることを知っておきたい。本項では、一周忌法要に参列する立場別に、ふさわしい服装マナーについて解説する。

喪主や遺族の場合

喪主や遺族の場合、参列者を招き入れる立場なので、モーニングコートなど、最も格式高い正喪服が着用されてきたが、近年では葬儀の簡略化も進んだことから、準喪服を着用するのが一般的となっている。準喪服とは、いわゆるブラックスーツのことを指し、光沢のない深い黒色が特徴だ。ビジネススーツの黒色とは大きく異なるので、併用はしないように注意したい。

参列者の場合

参列者の場合、一周忌法要では、基本的には準喪服を着用する。ただし、「平服でお越しください」など、案内状に服装の指定があった場合は、この限りではない。平服とはつまり略喪服のことを指し、準喪服よりも格式は下がるものの、フォーマルな場でも着用できる服装である。平服の種類については、詳しくは後述する。

子どもの場合

子どもの場合、一周忌法要で喪服を着用する必要はない。ただし、普段通りの私服ではマナー違反にあたるので、最低限の服装マナーは押さえておこう。学生の場合は、学校指定の制服で参列すれば問題ないが、制服がない場合は、白いシャツにブラックかグレーのパンツでもOK。また乳幼児であれば、落ち着いた色の服装を選んでおくだけでいい。

3. 身内だけの一周忌法要の服装は私服でいい?

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一周忌法要に大勢の人を呼ばず、身内だけで行うこともある。家族のみであれば、私服で参列してもいいものなのか、この場合に適した服装についても、知っておきたい。

家族のみなら平服でもいい

身内だけの一周忌法要だとしても、基本的には服装は喪服が基本である。私服では場にふさわしいとはいえないので、注意したい。ただし、家族のみの一周忌法要の場合は、正喪服や準喪服ほど格式を上げず、平服で行われるケースも多い。

男性が着用すべき平服

続いて、男性が着用すべき平服について解説する。平服とは、つまり普段通りの一般的な服装という意味を持つが、決してジーンズにTシャツといった、カジュアルな私服というわけではないので注意。この場合の平服とは、フォーマルな場にも対応できる略喪服を指すので、ブラックやネイビー、グレーなどをベースとした、無地のダークスーツを着用するようにしたい。ほかの服装は喪服同様、白いワイシャツに無地のブラックタイ、ブラックの靴下を着用するのがマナーである。

4. 一周忌法要の服装に関する注意点

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最後に、一周忌法要の服装に関する注意点について解説する。きっちり喪服が着用できていても、ほかの小物類で失礼な印象を与えてしまわないためにも、よく頭に入れておこう。

カバンは必要ない

一周忌法要では、基本的にカバンは持たないのがマナー。ハンカチやお香典、数珠などの小物類は、喪服のポケットに入れておこう。ただし荷物があるなど、どうしてもカバンが必要な場合は、光沢のない布素材のカバンや、ブラックのセカンドバッグなど、なるべく目立たないものを選ぶようにしたい。バックパックやウエストバッグをはじめ、デザインの入ったカバンはNGなので、十分注意しておこう。

シンプルな革靴を選ぶ

靴は装飾品や金具が付いていない、シンプルな革靴を選ぶのがマナーである。こちらは一般的なビジネスシューズで問題ない。色はブラックを基本として、種類はつま先に1本のラインが入ったストレートチップや、切り替えのラインがないプレーントゥなどがおすすめ。

装飾系の小物は外す

一周忌法要は、故人をしのぶ場なので、装飾系の小物で着飾るのはマナー違反である。ポケットチーフやネクタイピン、カフスボタンなどのアクセサリー類は、すべて外して参列するようにしたい。腕時計に関してはマナー違反にはあたらないものの、やはり派手なデザインのものや、スポーツウォッチ系は場にふさわしくない。こちらも気になる場合は、外しておくのが無難だろう。

結論

一周忌法要の基本や服装マナーについての解説をはじめ、身内だけの一周忌法要であれば、平服で参列してもいいことなどを、理解してもらえただろう。葬儀や法要のようなフォーマルな場では、マナー違反になるようなことは避けたい。大人の常識として、本記事の内容はしっかり覚えておいてほしい。
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  • 更新日:

    2022年10月 7日

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